ブログなんかめんどくせえよ

低山ウルトラライト登山/トレッキング/ハイキング専門です。なので装備や道具[ギアグッズ]のレビューは偏っています。防災を兼ねたアウトドア系サバイバルグッズやデジタル関係、モバイルバッテリー・ミリタリー系も大好物です。最近はBluetooth中華イヤホンや防水スピーカーもです。PS4とXboxOneはFPS系が多いです。
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【緊急止血剤】 Celox/セロックス アメリカ海兵隊テスト済み 米軍/英軍採用

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まとめ
■最強の止血剤
■海兵隊テストで動脈出血での生存率100%



Amazonで緊急止血剤のセロックスの取り扱いが始まっています。

軍用としては有名な止血剤ですが、その高性能は凄まじく、出血を約30秒で止められます。
以前はセロックスの取り扱いはほとんどなく、購入はたまたま見つけたとかでもなければ難しいものでしたが、遂に手に入れやすい状況になったようです。

素材は「カニやエビに含まれるキトサン」を主成分としているので安全安心です。
キトサンは米国及び欧州での止血剤としての使用が承認され、その効果はアメリカ海兵隊でのテストで実証されています。

このテストにおいてはブタの動脈損傷での生存率を100%にしたという結果が示されています。
ちなみに軍用ではキトサンを成分とする止血剤はアメリカ軍と英軍によって現在採用されていて、イラク戦とアフガニスタン戦で実戦投入されてその効果が実証されています。

基本的にこちらのセロックスで使えない部位はありません。
頭部等を含めた体の全部位に使用可能となっています。
しかも低アレルギー性で体にも優しく、ほぼ万能の止血剤といえます。
また損傷部位に使用しても熱を発生させません。

ただし、使い方としては出血が酷い場合は圧迫止血と併用するという事が大切となります。

外傷性出血に対しては現在のところこれ以上の水準に達した止血剤はなく、登山などの緊急時には最高レベルの止血効果を発揮します。

【Amazon取り扱いについて】
幾つか取り扱いがありますが、現在のところ15グラムバージョンで最安値は送料込みで2500円前後です。
これはハッキリ言っておきますが「格安」で、いつ売り切れてもおかしくありません。
だいたい市販で35グラムで8000円前後が標準的な取扱価格で、それでもいつの間にやら「売り切れ」になることが多く、いつまで在庫があるのか読みにくいところがあります。
これまでもセロックスは販売されていてもいつの間にか取り扱い停止というのがよくあったのでこういった製品は「あるうちにとりあえず確保する」というのが正しいマニアの姿勢です。

15グラムバージョンは持ち運びしやすい大きさなので、この価格なら「あるうちに」手に入れておくことを推奨しておきます。

また2グラムの6個入りバージョンも2000円で程度で販売されています。
登山などはこちらの方が使いやすいでしょう。必要数を持ち歩いたり、知り合いに持たせたり出来ます。


僕が購入したのはこちらです。2グラムの6個いりバージョンです。


勢い余ってこちらも手に入れました。


実戦経験が豊富なイスラエル軍の野戦包帯です。



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プリマロフトについて ■アメリカ軍の要請で開発された合成マイクロファイバー素材■



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アウトドア向けの化繊素材としてもっとも著名な素材にプリマロフトがあります。
インサレーションジャケットの内部断熱材に使われる化繊素材で最近使用するウェアが増えてきています。

もともと1983年にアメリカ陸軍の要請によりナティック米陸軍研究所からalbany社にアプローチされて開発された防水性合成マイクロファイバー断熱材です。
それまで米陸軍で使用されていたウールは濡れても保温性があるので重宝されましたが、重く濡れても乾きにくいなどのデメリットがありました。

ダウンは高コストで有り、なおかつ濡れに非常に弱いという特性があり、米軍の寝袋の代替として開発要請された素材としては不適格でした。
世界的な戦場で戦う米軍は「あらゆる天候と地形に適応する汎用的な性能」が求められていたのです。

新素材の開発目標としては、「重量・圧縮性能・保温性」を維持した高性能合成断熱素材を開発することだったのです。

特に「濡れても保温性能を維持する」と云うことは重要な項目でした。

プリマロフト合成断熱素材はそれらの開発目標を高いレベルでクリアし、特に「濡れても98%の保温能力を維持する」素材です。

そういう経緯で開発されたプリマロフトは「ダウンと同等とかダウンの8倍の暖かさ」などのキャッチコピーで瞬く間に広まったのですが、プリマロフトにはそこまでの性能はありません。



【プリマロフトのメリット】
■化繊素材の中ではトップクラスの能力がある
■素材が水分を含まないので速乾性がある
■ウールなどと比較すると軽い

【プリマロフトのデメリット】
■圧縮するとヘタレ易い
■ダウンと比較すると重い



化繊素材なので着用しているうちに素材が潰れクセがついて保温能力は落ちていきます。
化繊素材もダウンと同様に潰さずに妙なクセを付けないように保管する必要がありますが、着用状態でも保温能力は劣化していきますのである程度の能力低下は許容範囲として受け入れるしかありません。

ただし、長期使用における保温能力の低下についてはあきらかにダウンよりも少ないのでラフな用途には向いているといえます。

【プリマロフトのグレードについて】
近年、プリマロフトの名称変更が行われたようです。
これに伴い以下のように呼称が変わっています。

プリマロフトワン→プリマロフトゴールド
プリマロフトスポーツ→プリマロフトシルバー
プリマロフトエコ→プリマロフトエコ

能力的には「濡れたときの保温性能」に違いがあり、ゴールドは98%。シルバーは85%の保温性のを維持するようです。

【プリマロフトの保温能力】

ダウンの8倍などという情報があちこちに書かれていますが、とてもそんな性能はありません。
もしそんな素材が本当にあるとすれば価格の高いダウンなどメーカーが使うメリットがありません。

最近では登山用の高性能ダウンジャケットの一部に封入したダウンを撥水加工して濡れや湿気で能力を一気に失ってしまうダウンの性能低下を防ごうという動きがありますが、ここまでしてダウンを使用するのはその驚異的な保温能力のためです。

もう一度書きますが、現状ではダウンに及ぶ保温能力を持った化繊素材は存在しません。

ダウンはフィルパワーがあるので同列に計測するのが難しいのですが、データによれば850FPダウンの3割程度の能力しかないのが最高レベルの化繊素材であるプリマロフトワンの実際の能力値です。

ほぼ最高峰のプリマロフトワンですらこの程度の能力なので、同程度もしくは類似した市販される化繊素材のすべては同等もしくはこれ以下の能力しか持たないと言いきってしまっても良いと思われます。


【プリマロフトとダウンの決定的な違いについて】

もう既におわかりだと思いますが、暖かさで云えばプリマロフトはダウンの3割程度の暖かさが有りますが、着用や保管におけるヘタレや寿命に関してはダウンよりも明らかに良いです。

それでも化繊素材はクセがつきやすくヘタレ易いので保管には気を遣います。

能力的にダウンと同じような暖かさの衣服を作るためには単純に表面素材が同じなら重さも3倍になります。

更に決定的なのは一度濡れたらそう簡単には乾かないというのがダウンの最大の欠点で有り、この点では化繊素材であるプリマロフトが有利です。
フィールドでダウンを濡らせばまず乾かすことは不可能ですが、プリマロフトなら問題なく乾かすことも可能です。

また、プリマロフトは完全に濡れても保温能力がゼロにはならないため、濡れたらアウトのダウンを大きく凌ぎます。


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【プリマロフトを使用した代表的なウェア】

■ECWCS GEN3 LEVEL7
僕は毎年冬になるとプリマロフトワンを封入したECWCS GEN3 LEVEL7をよく着ていますが、正直に書くと「そんなに驚くほど暖かくない」というのが本音となります。
化繊のポリエステルがタップリ詰まったN3Bフライトジャケットなどと比べてしまうと「寒い」くらいです。
N3Bの本物はあまりにも重いので気軽に羽織れる代物ではありませんが、暖かさで云えば圧倒的にN3Bの方が性能が高いです。

もともとLEVEL7はかなりゆったりとした衣服なのですがシャツの上に普通にはおれるように普段よりもワンサイズ落としたXSサイズを購入しました。
サイズ的にはちょうど良いのですが、着用している感覚からすると「普通の化繊」感覚です。
(ちなみにLEVEL7のXSサイズは偽物といっているサイトもあるようですが、キチンと存在します)

ちなみにジャケットの表面素材がEPICを使用したものでなければ防水性は皆無です。
あくまで合成素材なので水分を含まないと云うだけで濡れないというわけではありません。

■パタゴニア ナノパフジャケット
化繊でもっとも有名なアウトドア保温ジャケットと云えばパタゴニアのナノパフが上げられます。
こちらはプリマロフト・ゴールドを使用していますので濡れても98%の保温性能を維持できます。

ナノパフジャケットは化繊素材にして相変わらずの価格の高さで、諸手を挙げてオススメできる物ではありません。
せめてもう少し価格が安ければと思います。

■ノースフェイス ホワイトランニングジャケット
僕が所有している物ではノースフェイスのホワイトランニングジャケットがプリマロフトエコを使用しています。

ペラペラのシート状の素材なので保温性能はかなり低いのですが、その軽さとコンパクトさは驚異的ですらあります。


【プリマロフトのまとめ】

実際にプリマロフトの衣服を着用しても「劇的に暖かい」などと云うことはありません。

同じ気温で着用感を比較するともう圧倒的にダウンの方が暖かい感覚はしますので、化繊素材の中では優秀なのでしょうが革命的な素材だとは言いがたい部分を感じることも事実です。
確かに数値上の能力は高いのだと思いますが、着用した瞬間にさすがプリマロフトだとは云いにくいのであまり過大な期待を抱くべきではないと感じています。

この点ではあくまで化繊素材の能力向上を図った延長線上にある素材です。

ただ、プリマロフトのバリエーションの1つにプリマロフトをシート上に薄く加工したプリマロフト・エコと云われる素材がありますが、こちらは個人的に大変評価しています。

薄い布状なので軽く、速乾性は高く、なおかつ最初から加工済みなので長期使用や圧縮時の素材のヘタレにも強いと思われます。

とても薄くて軽い素材でデッドエアを含む量も小さいため決して暖かいものではありませんが、こちらを巧く活用した衣服は登山などのアウトドアでは劇的なパワーを発揮するところがあります。


参考記事
ノースフェースの超軽量化繊ホワイトランニングジャケット 低山登山では最強かも?  


アメリカ軍 U.S. ARMY GEN3 Level7 PRIMALOFT/プリマロフト ECWCS パーカー(新品 実物 ミリタリー)

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ECWCS GEN3 LEVEL7です。プリマロフトワンを使用しています。

パタゴニアのナノパフです。


プリマロフト・エコを使用しています。


THE NORTH FACE(ノースフェイス) White Running Jacket [ホワイトランニングジャケット] (メンズ) NY31661

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プリマロフト・エコを使用しています。






ウインドストーム・ホイッスル wind Storm 登山用ミリタリーホイッスル

まとめ
■軽装夜間さまテストモデル
■米海軍/沿岸警備隊承認モデル
■水中での使用可能



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笛は接近時の信号として優れている。
1.6キロ離れたところから聞こえたという記録も少なからず残っている。


米軍サバイバル全書より抜粋





こちらのホイッスルは軽装夜間様のブログでテストしていたので、強烈に欲しくなって直後にポチっていました。

ですが、まだパッケージを開けていません。

理由は簡単で、僕の性格上、封を開けてしまうと即座に口にくわえて笛を吹いてしまうからです。
そうなると同居している彼女が即座にやってきて「激怒」するのが目に見えているので、ここが我慢のしどころなのです。

どうも女性にはこういった男のロマンが分からないようなので、僕の買い物についてもいつも「同じ物を幾つも買っている」と思っているようです。
もっとはっきり言えば「ゴミ」を買っているとでも思っているようです。

なので、笛を買って夜に部屋で吹いていると、彼女が飛んできてとても危ないので今回はパッケージを開けずに商品だけ紹介しておきます。


以前、僕はホイッスルについてはジェットスクリームホイッスルを紹介して、こちらを実際に登山の装備品のひとつとして持ち歩いています。
全力で吹くと耳がおかしくなるというこちらも危険な笛ですが、今回、軽装夜間様の方でテストした結果を見て非常に驚きました。
予想以上に低性能で今後はとてもオススメ出来ないのではないかと思った次第です。

そこで今回軽装夜間様のテストの中で「軽くてなかなかの性能」を発揮しているこちらのStorm Safety Whistle を買ってみたと云うわけです。

今回は僕がグダグダ書くよりもオリジナルのブログである軽装夜間様の方のブログでテスト結果を見ていただいた方が早いと思います。

毎回非常に手間のかかったテストをしていただいているので、僕も勉強させていただいています。

軽装夜間様の責任ではないのですが、なぜかファイヤースターターやホイッスルといった「日常生活では無用の知識」がドンドン増えていくのが悲しいところかも知れません。
このブログ以外で「笛について語り散らす」場面など一度も無いのにやたらと詳しくなっていくのも僕は楽しいのですが・・・

なんだか今後登山用のホイッスルがやたらと増えていきそうな気がしています。


僕の方でも手持ちの物で音量計測を行ってみようと思っていますが、何しろ笛を全力で吹く場所が限られていますので、ちょっと場所を考えなければなりません。
部屋でそんなことをしていたら大変なことになりますし、かといって屋外でもホイッスルを全力で吹く場所をがなかなか思い当たらないので・・・

計測の方はiphoneアプリのVUメーターでピークレベルを計って見るつもりですが、ちょっとこの先はどうなるかは分かりません。

軽装夜間様の方でも更に他のモデルのテストをして下さると云う事なので、その結果次第では僕も新たな笛を購入するつもりです。

参考ブログ 軽装夜間さま
サバイバルホイッスル

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エスビット エマージェンシーストーブ フランス軍採用非常用防災ストーブ

まとめ
■フランス軍採用
■エスビット社純正のエマージェンシーストーブ
■使い捨て
■特に使う理由はないが、性能的にはあり



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エスビット社純正のエマージェンシーストーブです。
普通はミリタリー用燃料に付属しているポケットストーブを使用している方が多いと思います。
僕も使っていますが、屋外ではあまりの性能の低さにあまり推薦していません。
風防を使用しても元々弱火力のエスビットの燃費が更に悪化するので持ち運びには便利なのですが、推薦出来るというほどのものではありませんでした。

そこで今回はフランス軍で採用されているエスビット・エマージェンシーストーブを紹介しておきます。

素材は薄い鉄板です。
単体で重さは実測値20グラムで、使用するときは8カ所を折り紙のように折り曲げて使います。
説明書に書いてありますが、数回の使用で折れる場合があるので「使い捨て」と考えて下さい、と注意書きがあります。

たぶんこの注意書きは正解だと思います。

ただし、逆に言えば一度組み立ててそこから持ち歩くために元の平面に戻さなければ半永久的に使用出来ます。

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8カ所折り曲げるといっても、4カ所は地面からストーブを浮かせる足になり、残りの4カ所は純粋にカップを載せるゴトクの役目を果たします。
垂直に脚を曲げたとして高さは地面から14ミリ。
ゴトクは垂直でカップ底面まで約34ミリです。

ただしこれは垂直に立てて最も高くした場合なので脚の方の高さは地面から浮いてさえいれば冷気を遮断出来るので特にこだわるところではありません。

ゴトクとなる部分はカップの大きさに合わせるのでエスビットとカップの距離が34ミリよりも、もう少し低くなる場合もあります。
このあたりはカップの形状に大きく左右されるのでなんとも言えませんが、チタニウムストーブの方が35ミリ付近なのでおそらくカップとゴトクの距離的には「ベスト」だと思われます。

基本的に熱源とカップの底までには適正距離がありますが、エスビットの場合はたぶん経験的に35ミリ前後がもっとも効率的な数値なのでこのあたりはさすがにエスビット純正だと思います。

ちなみにこの距離は近すぎても遠すぎてもダメです。
ガスなどの強火力機器では全く問題にならないことでもアルコールやエスビットではとても重要です。

エスビットでもアルコールストーブでもホンの小さな細かいことにこだわらないとお湯を沸かすことが出来ません。

例えば、カップの形状も重要です。マグカップタイプよりもシェラカップタイプの方が効率的ですし、風防の高さも大切です。
フタもまた必須となります。

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【総評】
これはほとんどマニア向けの商品なので一般人が買うようなものではありません。
また、購入したとしても効果的な使用場面は「防災」以外にはありません。

一度組み立ててしまえば分解が難しいのでいざという時の為に車のトランクなどに風防と共に入れておく物です。
登山などでも使えなくはありませんが、あえてこのエマージェンシーストーブを使わなければならない場面はありません。
単体でも20グラムと重く、組み立ててしまった場合はパッキングにも気を遣います。

ただし、常用する方でなければいざという時にはポケットストーブを車のトランクに突っ込んでおくよりも実用性としては高いです。

エスビットの弱火力を余すことなく活用出来るのはこちらのストーブになります。

価格的にはほとんど変わらないのでそういう防災用途なら十分に使えますし、おもしろいストーブだと思います。
これからポケットストーブを購入しようかと考えている方で普段は全く使わないと云う方なら、こちらのエマージェンシーストーブにして防災袋の隙間に押し込んでおく、というのは選択肢としては悪くありませんが、それ以外の用途があまりないのであえて購入するようなストーブではありません。

もちろん僕はエスビット大好き人間ですので、非常に満足していますが、一般の方にはとてもとても・・・・



【飯塚カンパニー】 エマージェンシーストーブ

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ミリタリー登山のためにアメリカ軍迷彩を考えてみる

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ウッドランドパターン

ベトナム戦争の頃に一部で使われていたのはERDLというリーフパターンであり、我々が通常、街で目にするいわゆるウッドランド迷彩柄とはパターンが違うモノである。
ERDLパターンは、アメリカ陸軍の技術研究開発試験所/ERDLによって開発されたパターンで、一般的にブラウンリーフとグリーンリーフが存在するが、これはパターンの相違ではなく、色調の相違である。

最近は、街ではほとんどERDLパターンは目にすることがなくなり、そのほとんどがいわゆる「M81ウッドランドパターン」になってしまった。

1981年に採用されたM81ウッドランドパターンは、2001年アメリカ軍においてMCデジタルパターンが採用されると急速に姿を消しつつあるが、2013年でも一部装備、NBC MOPP/ボディアーマー類/ロードベアリング装備でいまだに使われている。
街着としては、絶大な影響力を持っている。サバゲー使用においても、森林などのグリーン系が多い地域ではいまだに有効性が高い。
もともとERDLパターンよりも、より近接戦闘に主眼を置いて設計されているので、ジャングル地帯での近距離戦闘での迷彩効果は高いと考えられる。

タイガーストライプ

タイガーストライプ

南ベトナム軍及び米軍によるジャングル戦の近接戦闘用迷彩として開発されたカモフラージュグループの総称である。
虎の縞模様に近似していることからそのように呼ばれていて、オリーブ・カーキのベース色の上に黒・緑・茶のブラシパターンが印刷されている。
少なくとも19以上のパターンが確認されていて、カラーバリエーションは無数にある。
そもそも、タイガーストライプの履歴は不明で有り、一説によると、ベトナムの宗主国であるフランス軍のリザードパターンを元にベトナム海兵隊がバリエーションを作ったといわれている。
後にベトナム軍レンジャーズやアメリカ特殊部隊で採用された。
ベトナム戦争後期には、ERDLのウッドランドパターン(リーフパターン)に徐々に置き換えられていった。

このタイガーストライプは後に与えた影響が非常に大きく、アメリカ海兵隊のMARPAT迷彩、アメリカ空軍のデジタルタイガーもベトナム・タイガーストライプにインスパイアされたものである。
近年では、アフガニスタン作戦でもシール・グリーンベレーなどの米国特殊作戦部隊でタイガー迷彩が使用されている。
つまり、環境が適合すれば、現在でも非常に優れた迷彩効果を発揮することができる優秀な迷彩だと言える。

ちなみにウッドランドパターンもタイガーストライプも、登山で使える衣服はほとんどない。
コットンが使われているためである。
この頃のゴアテックスも表面生地に問題があるため、基本的に着用してはいけない。

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Ucp[ユニバーサルカモフラージュパターン]

2005年4月からアメリカ陸軍が配備開始した迷彩。

テストトライアルにおいて競合するOCP[マルチカム]に勝利して採用されたが、アフガニスタンの実戦環境において現地兵士から非常に不評であったため、結局、アフガニタンでの再トライアルテストにより、OCPに取って代わられる事になった。

もともとUCPは、ロングレンジにおける静止時よりも移動中の目視からその印象を希薄にするという設計思想の為、黒系を一切使用せず、迷彩パターンを見ても分かるとおり、白・グレー系統の色彩が多く、市街戦のような場所や白系の瓦礫などが散乱したような特定の地形以外の迷彩効果は薄い。また雪上での迷彩効果は期待できない。

ただし、実物はかなり手に入れやすくなっており、OCPに取って代わられたいまこそ登山はもちろん街着としても注目できる。サバゲーで使用する場合は、地形・季節などを考慮して使用する必要がある。地域・季節によってはその迷彩効果が不適格な可能性が高く、「白いお化け」とも云われることがある。

登山などにおいては逆に目立つので好適かもしれない。

現行ECWCSでも、OCPなどと比較しても生地や形はまったく同じだが価格は大幅に安く、軍放出の正規品をリーズナブルに手に入れることが出来る。

実物は、コントラクトナンバー及び敵味方識別用IRパッチが両肩に付いている。

UCPの実物BDUは、難燃性耐火素材及び耐害虫仕様は採用されていない。
その後のOCP迷彩にてこれらの仕様が追加されたものと思われる。

実物ACUを洗濯するときには、どのような漂白剤やドライクリーニングもおすすめできず、基本的に中性洗剤のみを使って洗濯を行ってもらいたい。
洗濯後ののり付けなども絶対に行ってはならない。これは対IR性能に甚大な影響が有り、敵性地域におけるナイトビジョンに悪影響をもたらす。

また、ACUのマジックテープ/ベルクロは兵士たちには非常に不評である。
汚れや泥に弱く、日常のメンテナンスが大幅に増加するためである。
そのため、ジッパーの評価が高い。

2010年にはベルクロは段階的に廃止され、よりメンテナンス性が高く、動作も静かなボタンに移行している。

2018年度夏までに、UCPパターンはOCPパターンに置き換えられる。


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OCP[Operation Enduring Freedom Camouflage Pattern]

2010年よりアフガニスタンでの実戦配備が開始されたアメリカ陸軍の最新型迷彩。

OCPはデザートパターンとウッドランドパターンを置き換えるために米国陸軍ナティック研究所とCRAY社によって開発された7色のマルチカモフラージュパターンである。

UCPがアフガニスタンの実戦部隊でその迷彩効果に疑問符がつけられ、再トライアルテストの後、制式採用された。

都市・森林・砂漠などあらゆる地形に対して高い迷彩効果がある。雪上においても、一定の迷彩効果が得られる。

今のところ、実物正規品を手に入れるのは多少の困難が伴い、コントラクトナンバーを塗りつぶしたイレギュラー/リジェクト品は時々格安の価格で店頭に並ぶことがある。

こういった品は瞬間的に売れてしまうので、見かけたら即購入することをお勧めする。

2014年度現在出回っている実物マルチカムBDUは、登山使用においては、真夏を除く季節に適合すると思われる。要するにある程度寒くないとこの軍放出品実物マルチカムは日本では着ていられない。これは現在で回っている官給品のOCPが、アフガニスタン仕様の為か生地がかなりぶ厚く、日本の暖かい季節ではとても着ていられるような代物ではない為である。

ちなみにアフガニスタンの気候は夏で最高気温35度、最低気温は15度程度で有り、真夏でも夜は凍えるほどの寒さになり、この気温の変動幅に対応するためだと思われる。

同時にマルチカムに施されている「耐害虫仕様」の洗濯回数制限が25回となっているので、登山/サバゲー仕様ではすぐにその効果が失われてしまうので「もったいない」と云うこともある。加えて、耐害虫の適用範囲は「蟻」「蚊」「ハエ」「ダニ」「ユスリカ」「ツツガムシ」となっている。
化学ペルメトリンが使われているが、マラリアなどの昆虫が媒介する病気から兵士の身を防護するためである。

クレイプレシジョン社の生地は、対遠赤外線に関しては、一般の服とほとんど変わらないが、近赤外線反射率に関しては、木の葉などの反射率と合わせているので発見はしづらくなっているようだが、この対IR効果[ナイトビジョン赤外線照射モードのウッド効果]に関しては後処理で加工されるものなので、生産元によって違いがある可能性がある。
なお、クレイ社の生地と米軍納入品では、これまた色彩感が若干であるが違うようである。

また、このOCP米軍採用品のBDUは、対IED攻撃対策用に耐火仕様になっている。イラク戦での経験から車両搭乗時にIED攻撃[簡易爆弾]で狙われると攻撃後に車両が炎上してしまうことが多く、従来は戦闘装甲車両搭乗員及び戦闘機搭乗員などに限られていた耐火素材を使用して被害を軽減する方向に進んでいる。ただし、難燃性アラミド繊維等ではなく、耐火系のナイロン混紡素材である。

アフガニスタンにおいて、第173空挺旅団から実戦配備が開始されたこのOCPの戦闘被服の耐火性能は、第二度火傷の最大30%とともに、第三度火傷を防ぐように設計されている。

UCPと同じく、耐IR性能を維持するため、洗濯は中性洗剤のみで行うことが望ましいと思われる。

登山で使用する場合は、。非常に高い迷彩効果を発揮するので遭難した場合は容易に発見することが出来ない。
その為、完全自己責任でステルス登山を実行している方にオススメする。

基本的に登山で迷彩を着用した時点でもはや一般人ではなく、登山ヤクザであるのでそのことを深く自覚した上で道行く人に「明るく声をかける」と云うことを推奨する。





PHOTON(フォトン) マイクロライト フォトン フリーダム ミリタリー系超小型ライトを登山などに使う

まとめ
■キーリング付きで重さ9.3グラム
■アメリカ軍PX取り扱い
■LED一灯で、とにかく明るい
■日常のライトとしても、登山用の予備ライトとしても素晴らしい


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フォトンのマイクロライト フリーダムです。
フォトンで発売しているマイクロライトの中では最上位の製品になり、この下に「フォトン2」と「Xライト マイクロ」のラインナップが存在します。

価格は数百円くらいしか違わないので、特にこだわりが無ければ最新の「フリーダム」を購入しておけば間違いありませんが、フリーダムのLED部分をプラスチックでカバーした「フリーダムマイクロ カバーノーズ」モデルも存在します。

こちらのカバーノーズモデルは、LEDを本体が覆うため同じ明るさで照射パターンがスポット状になります。
またカバーノーズモデルは、特殊部隊向けなどの「ステルスバージョン」なので、よりミリタリーチックを求めるのならば、フリーダムカバーノーズモデルもおもしろい選択だと思われます。

これらのフォトンシリーズは、基本的にLEDの色が青や黄色、ナイトビジョングリーン、サソリ発見用のブラックライトモデルと複数存在しますので、使用用途に合わせて、かなり自由にライト色を選択可能になっています。

フォトン マイクロライト フリーダム基本仕様
■本体重さ 7グラム
■キーリングつきでの重さ9.3グラム
■5つの照射モード
■最低照射で100時間
■最大照射で12時間
■IPX7防水
■CR2016リチウムボタン電池*2
■照度は無段階で可変可能
■本体材質は「ノリル樹脂」[ガラス充填ポリウレタン]
■日亜LED [割れないLED]
■すべての接点は、24Kメッキ
■サイズは、約2.4×4×1cm
■付属品は、ネックストラップと専用クリップ


要するに超小型のLED一灯で、超軽量、完全防水、スーパータフ、極低温下でも作動する照射ルーメン可変のマイクロライトです。

皆さんが最も知りたいのは、最大照射時のルーメン数だと思われますが、これに関してはどこにも記述が無いのでよく分からないというのが本当のところです。
ですが、自宅にて、他のハンドライトと比べてみたところ、おそらく30-35ルーメンが最大照射時の明るさだと思います。
FENIXのE05の旧バージョンが27ルーメンなのですが、間違いなくこれよりも明るいので、そのあたりだとみて間違いないかと思われます。

なので単純に30ルーメン最大と考えても、非常に明るいです。
E05の27ルーメンでさえ、実際のところ、あまりに近くで使うと明るすぎて見にくいくらいなので、夜間にフリーダム単独で足下を照らしながら歩くことさえ出来る程の強力なライトです。

ライトは、本体のボタン部分でオンオフしますが、これはグローブをしていても作動させやすいようにかなり大きなボタンとなっています。

ところがここもよく考えられていて、一段引っ込んでいるので、誤動作の可能性を減らしています。
ただし、ロック機構はないので、バックパックの中などで誤って点灯してしまう危険はかなりあります。
なので登山などに非常用としては持ち歩く場合は、バックパックの中に入れるよりも、より押されづらい場所に装着するかなどの工夫をした方が問題が少ないと思われます。

照射モードは5つです。
■常時点灯[明暗無段階可変モード]
■SOS点滅[モールス信号モード]
■低速点滅
■中速点滅
■高速点滅
■シグナルモード

ということになりますが、点滅モードは自転車などでいざというときに役に立つかも知れません。
普段はまず使うことはありません。

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クリップは、例えばここに本体を装着して帽子などにクリップして使用する物ですが、水平360度、垂直180度とかなり自由に回転させて固定できます。

クリップの重量は5.5グラム。

ですが、本体はパチンと嵌まっているだけなので、強い衝撃を受けると簡単に外れてしまいます。
なので、登山などで実用的かどうかと言われると疑問符がつきます。
転んだ拍子や、木の枝などがあたると知らない間に外れて紛失してしまう危険が大きく、あまりオススメできません。

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こちらは付属のネックストラップを本体に装着した状態です。
ストラップの重さは1.7グラムと超軽量です。

念のために書いておきますが、made in USAなので、このライトはエナジャイザー製のCR2016電池で公称バッテリー持続時間を保証しているので、100%問題ないかとは思いますが、他のメーカー製電池を使うときは多少の持続時間の上下に注意が必要かも知れません。

また、バッテリー交換は小型マイナスドライバーが必要ですが、ビクトリノックスのクラシックなどのマイナスドライバーでは外れませんでしたので、もっと先端が細いドライバーが必要なので注意してください。
ちなみにレザーマン・マイクラの小型マイナスドライバーでは簡単に外すことが出来ました。

ちなみに、リチウムボタン電池なので、保管期間は10年、耐低温は-40度付近まで使用可能だと思われます。

総論として、これは「毎日の持ち歩き」はもちろんのこと、「登山などでの予備の予備」として、装備していても十分に通用する非常に優れたライトです。
テント泊などをなさる方は、こちらのライトを天井からつるしてランタン代わりに使用してもおもしろいと思います。
明暗を無段階で可変させることが出来るので、使い道も大きく広がり、バッテリー公称時間も12-100時間と驚くべき長寿命です。

価格としては1700-2000円前後で購入可能なので、ミリタリー登山にもウルトラライト登山の装備としても、このスーパータフなLEDライトは、最後の砦として機能します。

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フォトン フリーダム


フォトン フリーダム カバーノーズ[ステルス]バージョン

明るさ:4.5ルーメン:2014年入荷モデルLED:WhitePhoton Freedom-micro フォトン フリーダム マイクロ LED:白

価格:2,280円
(2015/5/24 01:07時点)
感想(8件)





revision ミリタリー登山で使うサングラス Sawfly Military Eyewear System

まとめ
■散弾銃の至近距離からの直撃に耐える防弾仕様
■米陸軍アイウェア納入実績ナンバーワン
■登山で使える



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revisionのSawfly Military Eyewear Systemサングラスです。
世界27カ国の軍隊で採用され、非常に強力な防護性能を持っています。

このSawfly Military Eyewear Systemは、APEL認定品で、耐衝撃性能はEN166をクリアしていて、グラス本体にもその刻印があります。
レンズ面はアンチフォグ加工済み、有害紫外線を100%カット、幅広い薬品に対する科学的耐久性を保持し、耐傷性を有しながらも、踏んでも割れない柔軟性を併せ持っています。

僕が購入したのはスモークとクリアのレンズがセットになったケース付きのSawfly Military Eyewear Systemです。


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元々米軍は、眼の保護にはかなりの力を入れていて、個人携帯用のファーストエイドキットにも昔から「目薬」は必ず入っています。
最初にファーストエイドキットを手に入れて、封を開けたときに包帯などに混じって「目薬」が入っていたので、屋外だと眼にホコリが入るのかと思っていたのですが、これは銃創や破片などでの外傷性の負傷と同時に、「眼をやられる」とそのまま行動不能に陥る為、極力、それを防止する為です。

ですので最新の個人携帯用ファーストエイドキットのIFAK2にも、最新の眼帯などが装備されています。
こちらは眼を覆ってもそのことにより眼球が圧迫されないように配慮されたものです。

戦闘行動中の眼の負傷は極めて重大な事態を引き起こしてしまう為,米軍ではかならず眼を保護する眼帯や薬剤がファーストエイドキットにいれられています。

このように、アウトドアでのシビアな行動で「眼を保護する」というのは、優先順位が非常に高いものなのです。

正直に言えば、登山程度ではこのような「防弾サングラス」が必要かどうかと言えば,まったく必要ではないですが、というよりもスポーツ用のサングラスの方がいろいろと軽くて選べるのですが、やはりミリタリー登山と言えば「防弾サングラス」です。

登山などでも、ときどき、払った木の枝が顔に当たってヒヤリとする場面がありますが、こういったもので眼を保護するというのは大事なことです。
しかも、防弾仕様の為、そこらへんのサングラスとは格が違う防護性能を持っています。


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このSawfly Military Eyewear Systemは、セットによりレンズが1枚のものから選べますが、購入するのならレンズ二枚セット以上の物がオススメです。
というのも、付属のケースは二枚以上からしかついてこないからです。

サイズはレギュラーとラージがありますが、付属のゴムベルトを通すとかなりのフィット感なので、激しい行動中にもまずズレることはありませんし、風に飛ばされると云う事もありません。

僕は、クリアーレンズを常用していますが、視界はクリアに確保される為に、オススメ度が高いです。

他にもソーラーやオレンジなどのグラスも売られているようですが、なかなかレンズのみだと手に入れづらいので、欲しい方はセット品を一気に購入してしまった方が、あとあと悩まずにすむと思います。

といっても、レンズフルセット品がうっているのをみたことはありませんが・・・
1番入手しやすいのがスモークとクリアレンズのセットでしょう。

登山に使う為ですが、これは実に素晴らしい製品なので、ミリタリー登山の方も普通の方にもオススメできます。


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登山用超軽量コンパス ミリタリー仕様のスント/クリッパー

まとめ
★特殊部隊使用
★超小型クリップコンパス



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このスント/SUUNTOクリッパーは、クリップタイプの小型コンパスです。

地図と組み合わせて、真北を表示する機器ですが、登山ではとりあえず必須といわれているものです。
ですが、僕は一度しか使用したことがなく、ここ最近までいわゆるコンパスは、時計内蔵のものしか持っていませんでした。

電子コンパス入りのGPSを使用していると、通常のコンパスを使う機会などほとんどないのが現状で、スマホにもコンパスがついていますし、時計にもコンパスがついています。

要するに、電子式コンパスなら既に3つも持ちながら登山しているわけです。

僕のような低山デイトレッキング主体ですと地図すらほとんど持っていないわけで、その代わりスマホなどの電子地図はきっちりオフラインでも見られるように確認してダウンロードしておくわけですが、先日、「山岳読図」という地図の読み方の本を購入したら、急にコンパスが欲しくなったわけです。

ただし、例えば軍仕様のレンザティック等は重いし、高いしというわけで、ウルトラライト登山にふさわしく小型のものでコンパスを探していたのでした。
第一の候補は、シルバのマイクロレーサーが気に入ったのですが、これがなんと2014年に日本向けに再生産されていたのですが、既に市場では売り切れてしまっていて、ヤフオクなども当たったのですがほとんど出品されていないようで諦めたのでした。

そこで更に探していると、特殊部隊が使用しているスントのクリッパーというクリップタイプの小型コンパスを見つけて購入しました。

スント/クリッパー
縦3センチ
横2.5センチ
重さ5グラム
北半球仕様

同じくスントのM9リストコンパスと共に特殊部隊での実装が確認されているものです。
M9の方は腕時計のようにベルトを回して腕に装着できるのですが、このクリッパーの方は時計のベルトにクリップしたり、地図や衣服の袖に挟んで使うモノです。

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クリップ部分はかなりタイトで、あまり太いものには取りつけることが出来ませんし、脱落防止で爪がついているため、簡単にワンタッチで取りつけられるようなものでもありませんが、一度取りつけてしまえばがっちりと食い込むため、そう簡単にはとれません。
少なくともちょっと激しく動いた程度ではとれるようなことはありません。

オイル式で、針は2秒程度で安定し、文字盤は非常にシンプルです。
Nの表記と、WEの表記のみで、周りには可動式のロータリングベゼルが装備されていて、方位角が表記されていますが、これが非常に固く、回しづらいので、実用的とはとても言えません。

北を指し示すNの部分のみが蓄光仕様になっいてほのかに発光します。

要するに、とてもシンプルなコンパスです。

一応,僕が使っているG-SHOCKレンジマンのベルトに装着してみましたが、金属のバックルに当たってしまうため磁気の関係で方位が狂ってしまって装着できませんでした。

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なので、とりあえずショルダーパッドに装着しておくことにしました。
ここならいつでも取り外して使用することが出来ます。

このスント/クリッパーは、ミリタリー登山で使える小型コンパスを探している方にオススメできます。
もちろんカタギの方にもぜひとオススメしておきます。




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こちらはM9リストコンパス




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なかなか、読み応えがあります。
テストが多くて、一読すれば必ず役に立つときが来るでしょう。


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ファーストエイドキットに。万能副木、ミリタリー仕様ソフトシェルサムスプリント

まとめ
★持ち運ぶのに実用的なサイズ
★軍仕様
★骨折や捻挫などの患部固定
★表面生地はタオル地に変更されている



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7–8年ほど前に、左手の親指根元に軽くヒビが入りました。

不注意なのですが、立体駐車場で足下に穴があいていたのを気がつかず、左足が落ちてしまいバランスを取ろうと反射的に左手で体を支えようとして、ちょうど左手を強打しました。

そのときは、打ち身程度だろうと思っていましたが、そのまま仕事をして夜中に帰る頃にはとんでもない激痛に変わっていました。 左手の患部付近は腫れ上がり、痛みも尋常ではなく、左手は普通に動かすことが出来るので骨折ではないだろうと思っていましたが、ヒビくらいは入ってしまったかも知れないと思っていました。
当然、痛みのため一睡もすることが出来ず、痛み止めにバファリンなどの飲んでみましたがまったく効かず、翌朝、近所の病院が開くと同時に駆け込みました。

レントゲンを撮ってもヒビは確認できなかったのですが、先生が言うには、腫れ具合から見てレントゲンに写らないほどの細かいヒビが入っている可能性があるといわれました。

そのとき、病院から布製の簡易ギプスのようなものと痛み止めを頂きましたが、その簡易ギプスの威力といったら凄いの一言で、手に嵌めて患部を固定した瞬間から痛みが引いていくぐらいの凄まじい効き具合で、そのとき実体験として骨折やヒビなどの場合はとにかく患部を固定することがどれほど大事なことかを身をもって体験したのでした。

そういった体験を持っていたのですが、今回手に入れたサムスプリントの様な簡易固定部材の存在は知っていましたが、あまり欲しいとは思いませんでした。

それが今回やはり手に入れておいた方がいいなと考え直したのは、たまたまこのブログにリンクを張ってくださっている「目目連さん」の「それいいな!」の山道具というブログを読んでいたところ,サムスプリントのミリタリー仕様の記事を見つけて、ミリタリー仕様!!!、これは欲しいと云う事になりました。

ミリタリー仕様と言っても、もともとの表面のオレンジ色がグレー系に変わっただけなのですが、ミリタリー系の場合、いつまでも売っていると考えるのが大間違いの元で、たいてい売り切れたらそのまま2度と見かけることもないというのが珍しくないため、欲しいと思ったらとりあえず購入しておくのが正解です。

例えばアウトドアリサーチやサーマレストなども米軍仕様のマットやグローブを販売していますが、入手は非常に困難です。 MSNナンバーやコントラクトナンバーが入っただけで、同じ商品の色違い品がレアものに変わってしまうからです。
そこでとりあえずサムスプリントの目目連さんのものと同じミリタリー仕様のものを検索してみましたが、いまのところそれほど入手困難ではないので、キーワードをいろいろと変えて検索していたところ、更に理想的な製品がヒットしましたので、即購入致しました。

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重さ93グラム。 長さは、37.8センチで幅は、10.8センチ。厚みは,約1センチ。

元々のサムスプリントノーマルから比べると超コンパクトです。

サムスプリントも小さく切って持ち歩けばいいだけなのですが、大きい分価格も高くだいたい4500円くらいはするわけです。それに対してこのミリタリー仕様のサムスプリントは1200円ほど。
サムスプリントのラインナップはいくつかありますが、指の骨折に対応するフィンガー以外は皆、それなりの価格とそれなりの大きさで嵩張ります。

大きさ的には、サムスプリントジュニアよりも更にコンパクトになっています。

サムスプリントソフトシェルは、構造そのものはサムスプリントと何ら変わることはなく、アルミニウムコアをタオル地で包んだということでより快適性を向上させた物のようです。
その分、オリジナルのサムスプリントから比較すると、少し単位あたりで重くなっています。

本来はオレンジ色やその他目立つ色なのですが、軍仕様と云う事でオリーブグリーンと黒という渋い配色になっています。

タオル地と云う事で、もちろん洗濯して何度も再使用が可能です。

ソフトシェルのサイズは全部で6サイズが展開されていますが、このソフトシェルはちょうど下から数えて3番目で、下には長さ約23センチと33センチの物が存在しますが、日本での入手は今のところ困難だと思います。

持ち運ぶことを考えたら、ソフトシェルに限らずサムスプリント自体がとても嵩張る物なので、正直にいえば登山などにそのまま持っていくような代物ではなく、自分で切ったり、最初から小さい物を購入してバックパックの隙間に詰めていく方が現実的です。

また、サムスプリント自体がこれ単独で使用たできるものではなく、ゴムバンドや包帯などで縛って固定しますので、ファーストエイドキットの中に包帯などを入れておかないと役に立たない可能性も出てきます。

注意点として、完全な骨折の場合、これ単独では柔らかすぎるような気もしますが、どうなんでしょうか。
サムスプリントをストックや木の枝やカトラリーなどその場で使えるモノを何でも使いながら補強していく必要もある感じがしました。


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これは珍しい物ですので、購入はお早めに。価格も驚くほど安いので、オススメしておきます。


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登山に使える米軍ファーストエイドキット 野戦圧縮包帯

登山に使える米軍ファーストエイドキット 野戦圧縮包帯です。

まとめ
★米軍のファーストエイドキットの中には必ず入っている
★実用性抜群
★入手は少し困難



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アメリカ軍のバンテージ、要するに包帯です。
これは米軍のメディカルキットの中身をバラしたものです。

基本的にこれらはカチカチに圧縮された状態で丈夫なビニール袋の中に包まれています。
メディカル用品なので徹底した防水対策が取られています。

3つの圧縮包帯を所有していますが、これは登山のサバイバルキットの中に必ず1つ入れていきます。
登山の怪我で最も多いのが外傷なので、そういった万が一の時に素早く手当が可能なことが理由の1つです。

この中で最もスタンダードなものは、緑色の袋に収納された圧縮バンデージだと思います。
MSNナンバーは、6510-00-159-4883

何個があったので、1つ開けてみましたが、オリーブグリーンの長めの包帯に滅菌ガーゼがくっついていて、傷口にそのまま使うことが出来るので、緊急を要する外傷にすばやく手当が可能というものでした。

この手の製品は封を開けては保存できないので、もったいないのですがそのまま処分してしまいましたが、よく分からない方でも、だいたい1度みれはどういう風にし要するんは想像がつく程度のものでした。

だいたいですが、重さは1つ30グラム程度なので、100円ショップの包帯から比べると倍近く重いです。

ただし、包帯の長さが違うので一概には比べられず、先にも書きましたが、滅菌ガーゼもついているので単純な重さで比較することが出来ないものです。

包装表面には,カムフラージュと刻印されていますが、これは、包帯の色ではなく、白色の滅菌ガーゼ部分をオリーブグリーンの包帯で巻いて隠すという意味で使われているようです。

米軍の個人携帯用のファーストエイドキットも所有していますが、こちらはもったいなくて封を開けていません。

ただ、メディカルキットを開けてみた限りでは、主に包帯や目薬、外科用の小型メスなど、戦場での外傷の応急手当を目的としたもので構成されています。

すべてのバンデージに共通していることは、どうやったのかは分かりませんが,圧縮されてカチカチに小さく薄くなっていることです。
それでも、おそらく胴体部分にも使えるようにだと思いますが、どれもそれなりの長さがあるので厚みは1センチ程度はありますが・・・

どこにでも売っているものではありませんが、入手はそれほど困難ではなく、日本でならオークションでキットを購入してバラして使うか、もしくはメルカリなどの個人フリマアプリを使うと、ときどき格安で一個単位で販売されていたりします。

数十年も前に製造されたものだと使用するのが不安ですが、そもそも包帯だけと考えるのなら腐るようなものではないので、極端に古くなければ問題なく使用できると考えています。

なので、登山に使える応急処置用のファーストエイドキットの中身に1つ入れておくと、なにかと役に立つかも知れません。