ブログなんかめんどくせえよ

低山ウルトラライト登山/トレッキング/ハイキング専門です。なので装備や道具[ギアグッズ]のレビューは偏っています。防災を兼ねたアウトドア系サバイバルグッズやデジタル関係、モバイルバッテリー・ミリタリー系も大好物です。最近はBluetooth中華イヤホンや防水スピーカーもです。PS4とXboxOneはFPS系が多いです。(無断転載不許可です。)

登山における中華製バッテリーとケーブルの危険性


まとめ
■中華製バッテリーは相変わらず信用できない
■iPhone用ケーブルは純正が一番



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僕はモバイルバッテリーに関してはこのブログで「パナソニック製」をこれまで一番に勧めてきています。

もちろん中華製の軽量なものなども合わせて特徴的なモバイルバッテリーはブログで紹介してきていますが、ここ1ヶ月ほどで数個の不良バッテリーに当たりましたので、注意喚起を兼ねて書いておくことにします。

中華製バッテリーを登山などに持ち込む場合は、必ず「3回以上の充放電テスト」を実施してもらいたいと思います。

中華製バッテリーの壊れ方のパターンとしていくつかありますが代表的なものは以下の事象になります。

■バッテリー自体に充電できない
■バッテリーが突然死する
■バッテリーの容量が急激に減る

これらの症状はたいていのものが購入後3回以内に現れます。

ですので、日常的な使用なら突然バッテリーがダメになってもすぐに代替えのものを用意したりしてしのぐことが可能ですが、当然のことながら登山や旅行などの見知らぬ土地や山の中では変わりのバッテリーを用意することはできません。

クリティカルな環境では今やモバイルバッテリーは「生命線」なのでバッテリーが突然死することは何が何でも避けなければなりません。

僕はたぶん数十個のバッテリーを手にしてきていますが、たいていの場合、メーカーや売り文句にかかわらず中華製バッテリーは問題を起こす可能性が高いのです。
何度も言いますが、パナソニック製のモバイルバッテリーに適うバッテリーは今のところありません。

グレードAセル採用とか、アマゾンで高評価の有名ブランドバッテリーでも特に変わりなく問題を起こします。
アメリカナンバーワンブランドがどうのこうのとか、一切関係ありません。

用は中身の中華製セル自体に問題があり、要するに外側だけが違うだけで中身はどれもこれも大差ないのです。
要するに中を開ければ売り文句にかかわらず同じものが入っている可能性が高いと云うことです。

その為、上記のようなバッテリーの突然死がごく普通に起こります。

中華製バッテリーを購入して登山などに使用する方は、かならず最低3回は充放電を行ってください。
もしくは5回以上の充放電が好ましいと思われます。
期間的にもできれば購入後すぐに登山などに持ち込むようなことはせずに十分な期間をあけて使用したバッテリーを持ち込むようにしてください。
個人的には少なくとも2週間くらいは使ってみて、問題の無いことを確認した方が良いと思います。

それが中華製バッテリーとの正しいつきあい方です。

そう言ったことが面倒な方はパナソニックのモバイルバッテリーを素直に購入しましょう。
それが結局のところ一番確実なのです。

もうひとつ、iPhoneのケーブルについても書いておきます。

多くの方がバッテリーと同時にケーブルを持ち運んでいると思いますが、アップル製の純正ケーブルでなければこれまた「登山」などの替えの効かないクリティカルな用途には推薦できません。

僕はケーブルも15本近く購入して使用してきましたが、信じられないくらいiPhoneの非純正ケーブルは壊れます。

たいていがMFI認証取得済みだと、だいたい純正の半額である1000円前後で手に入ると思いますが、はっきり申し上げて認証取得済みだろうがそうでなかろうがあまり関係なく壊れます。

■ある日突然、このアクセサリーには対応していません、と云う警告が出る
■バッテリーでは充電可能だが、パソコンからの給電だとエラーが頻発する

などという意味不明なエラーがよく出ます。

なので結局のところ安心できるのは非常に高価な高品質の非純正ケーブルが必要になります。
となると結局のところ純正ケーブルとたいして価格的に違いが無くなってしまうのです。

それならばアップル純正を購入した方が結局のところ「安物買いの銭失い」と云うことにはならないのでお得なのです。

バッテリーと同時に持ち歩くiPhone用のケーブルは基本的には「純正品」を登山などでは使用してください。
もしくは以前こちらのブログでも紹介したノマド社製の超軽量ケーブルなどを使用するべきです。

ここ一番という大事なときにバッテリーやケーブルがトラブルを起こすと致命的な問題を引き起こします。

例を挙げれば遭難などしたときにいざバッテリーでスマホに給電しようとしたら「壊れていた」ではお話になりません。
なので中華製を持ち込む方はとにかく事前のテストを繰り返し行ってください。
ケーブルは純正品を基本としてください。

また、ここからは余談になりますが登山の機器にエネループを持ち込む方は、以下の点に注意してください。

僕はこれまでに100本以上のエネループを使用してきていますが、問題が起こったことはありません。

ただし、「エネループプロ」に関しては経験上20-30本に1本くらいの割合でいわゆる「寝てしまった」電池が見つかっています。
こういった電池を使用すると機器の使用時間が急激に減ります。

なので、エネループプロに関しては同じように「新品」をすぐに登山に持ち込むのではなく、少なくとも5-10回程度は使用したものを持ち込むようにしてください。

内部抵抗が計れるのであればその電池が起きているのか寝ているのかすぐに分かりますが、ラジコンでもやっていないとそのような充電器は所持していないでしょうから、何回か使用して問題が無いことを必ず確かめてください。

よく新品をそのままGPSなどに使用する方がいますが、それは間違いです。
エネループもニッケル水素充電池なので何回か使用しないと内部抵抗値は200-300の値を示します。
数回使用していると調子の良い電池は60-70と云う抵抗値に落ち着いてきますので、本来ならばクリティカルな用途にはこういった「元気のいい電池」を持ち込まないとトラブルの元です。

特にエネループプロを使用する方は気をつけてください。
調子の悪い電池がときどき混じってる確率が高いのです。

スマホ用超軽量充電アダプター NOMAD社製ChargeCard これでケーブルを忘れることがない

登山用モバイルバッテリーの選び方 オススメ機種 ウルトラライト登山









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ThruNite スルーナイト Ti3 ウルトラライトなハンドライト

まとめ
■ITP A3及びFENIX E05 2014に続く第三のハンドライト
■ファイヤーフライモードが特殊
■購入時に白色と昼色の2種類の光色が選択できる
■コストパフォーマンスが優れている




最近出てきたフラッシュライトメーカであるスルーナイト社のTi3です。



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ウルトラライト登山に使える予備用のハンドライトとしてITP A3やFENIX E05 2014バージョンとほぼ同等のスペックを持っていますので、軽量化を目指した登山においてのハンドライトの選択肢がより増えました。

まず基本スペックを書いておきます。

ThruNite スルーナイト Ti3
■重量実測値 11.3グラム(電池無し) クリップあり クリップ無し 10グラム
■長さ69ミリ 直径14ミリ
■ファイヤーフライモード 0.04ルーメン 120h
■ローモード 12ルーメン 6.3h
■ハイモード 120ルーメン 30min
■ストロボモード 120ルーメン 60min

点灯テストはハイモードで行いましたが、エネループプロで40分までほぼ初期照度近くを保ち続けたので、公称値は信用しても良いと思います。
ここのところが信用できないメーカも多いので、スルーナイト社は非常に信頼のできるメーカーだと判断しました。

この機種独特のファイヤーフライモード(蛍モード)ですが、0.04ルーメンという明るさ値からも分かるとおり、豆電球程度の明るさしかありません。
ただし、ランタイムはほぼ5日間点灯させっぱなしに出来るほどの長時間駆動を誇ります。



このファイヤーフライの実際の明るさ具合ですが、ほぼ10センチ程度の距離で1センチ角の文字が判別できる程度の光量です。

周りが暗ければ暗いほど見た目の明るさが増しますので、山などの真っ暗な環境ではそれなりに威力があります。
テント内でのランタン代わりなどでは絶大な威力がありますが、日常使用ではほとんど出番はありません。

このTi3は、点灯モードの順番がファイヤーフライモードから始まるのですが、間違って誤点灯させてしまった場合、LEDをのぞき込まない限り点灯していることがほぼ分からないため注意が必要です。
たぶん順番的にはファイヤーフライから始まるのは設計ミスではないかと思います。

このライトをクリティカルな用途で使用する場合は消し忘れてファイヤーフライモードで点灯しっぱなしになっていないという確認作業は必ず必要です。


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僕が思うに、ウルトラライト登山に限らず、登山で使用するハンドライトの条件として以下のモノを重視しています。

■ランタイム重視のモードと明るさ重視のモードを切り替えて選択できる
■ツイストスイッチ

テールスイッチやボタンタイプは誤作動が多くて話になりません。日常使用なら使いやすいのですが、登山などですとパックの中で点灯するケースが続出するため使い物になりません。なので登山などにおいてはツイストスイッチ一択です。

単モードのものを避けた方が良いのは、使い方が限定されてしまうためです。

例えば登山などですと、もしかするとツェルトの中で一晩過ごさなければならないときに光量は少なくとも長時間の点灯モードがあればそれが使えますし、山道の先をちょっと確認したいときに光量があって遠方を照らせるモードもあればそうとう便利です。

その中間の20-30ルーメンは歩くときに使えますので、もっとも使用頻度の多いモードでもあります。

もちろん僕はウルトラライト登山なので、当然ですが更に「できる限り軽くてコンパクトなもの」という条件を付け加えるわけです。

大きさ的にはITP A3やFENIX E05 2014バージョンと比べて実測値で6ミリほど長いのですが、直径は1ミリほど小さくなってます。
重さなどに関して云えば、この手の超軽量ライトはほぼ3グラムほどの戦いになっているわけで、ここまで来るとほとんど意味のない戦いになってきます。
たとえばTi3はクリップを外せばITP A32次ぐ10グラムと史上2番目の軽さになります。

スルーナイトの製品は価格競争力も非常に高く、上記2社と比較して圧倒的に安いというのもポイントが高いです。
おそらく後発の会社のため、戦略な価格提示を行っている可能性が極めて高いと思われます。

なので製品の質感、性能、価格、重量をかんがえても今回のTi3はウルトラライト登山に使えるハンドライトとしては十分に合格です。
他社が2500-3000円のレンジで販売しているものを2000円以下という価格で売り出しているのですから。
また、明度を2色から選択可能な点もポイントが高いです。

普通に考えれば「より明るく見える」白色タイプを選択するべきですが、単純に選択肢があるというのは素晴らしいと思います。

なので、これまでのITPやFENIXと云う選択肢を踏まえた上で更にスルーナイトという選択が増えたわけです。

現状ではこの3つの中から、想定される状況を個々人が考えて必要な軽量ハンドライトを選んで頂きたいと思います。

特にここまで来ると重さだけではなく「必要なモードと点灯時間」を重視して選ぶのが重要だと考えます。

そういう意味では以前のFENIX E05の記事と合わせて検討するのがもっとも近道になるかも知れません。


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