ブログなんかめんどくせえよ ホーム »2016年12月
2016年12月の記事一覧

低山登山での遭難を考えてみる 丹沢・大山に学ぶ遭難事例  


まとめ
■低山登山の最大の問題は「体力不足」
■ヘッドランプは必ず装備する
■GPSや地図のチェックを忘れずに


20140309_040444432_iOS-2.jpg
大山・見晴台にて・・
使用しているデータは大山管轄の警察署発表の直近4年間のデータとなります。すべて僕自身がまとめてグラフ化してあります。
間違いなどがあるかも知れませんが、一人でも低山登山での遭難を少なくするために書いた物です。気になった方は拡散して頂けるとありがたいです。


今回は、低山登山の危険性などをデータから読み解いてみたいと思います。

神奈川の丹沢に「大山」という超メジャーな山があります。
標高は1252メートルの低山で、ある程度の年齢がいかれた方で神奈川県で生まれ育ったのなら大山に登ったことがないという方の方が少ないという神奈川県民の心のふるさとのような山でもあります。

都心からも約1時間半から2時間もあれば来られるので、ほとんど観光地化しているのが大山で、一昔前なら小学校の遠足のメッカでもあったので、神奈川で生まれ育ったのならたいていの方が一度は登ったことがある山です。

金時山か大山かと云うほどの人気を二分する山ですが、最近の小学生は「登山は危険」と云うことでいつの間にか大山登山が遠足からなくなってしまったので若い方ですと登ったことのある人はほとんどいないでしょう。

この大山は、山の中腹までロープウェイが曳かれ、登山道はきっちりと整備されています。
普通に歩いていたらまず迷うようなことはなく、一度でも大山に登ったことがある方ならむしろこの山で「遭難」する方が難しいと云うのが大方の人の見方ではないかと思います。

ハイシーズンでは人が溢れ、いちいち挨拶していると山頂に着くまでに声がかれるのではないかと思うほど登山者が多く、たいていのガイドブックでも「ファミリー向けとか初心者向け」と記載されていますので、登山者はかなり多い山です。

そんな人気の丹沢・大山でどれくらいの遭難救助が発生してるのでしょう。

■平成28年度 20件 24人
■平成27年度 13件 15人
■平成26年度 13件 17人
■平成25年度 13件 21人


1年平均で約15件の遭難が発生しています。
救助された人は年平均で約19人が助けられています。

この4年間で4人が死亡もしくは行方不明になっているので、約1年にひとりの方がなくなっている計算になります。

僕は大山にはたぶん30回ほど登っていますので、このデータに大変興味がわいたわけです。
そもそもいったいどうやったらこんな観光地のような低山で救助要請することになるのかと考えてみると、面白いものが見えてきたのでここに掲載しておきます。

【遭難理由別グラフ】

キャプチャkyukyu

■道迷い 24%
■転倒・滑落 40%
■夜間装備不携帯 9%
■疲労 27%

全体の実に4割が「転倒・滑落」での救助となっています。
このうちのほとんどが転倒であり、滑落はほとんどありませんが、滑落すると重傷もしくは死亡に至るケースが多いことに注意が必要です。
単なる転倒の場合は「骨折」か足をくじいたなどの軽傷がほとんどで、怪我はたいした事はないが行動不能に陥っての救助に至るケースが多いようです。

次に多いのが「疲労」です。
疲れ果てて行動不能になるケースが全体の約27%を占めています。
じつはこれ、神奈川のもうひとつの人気の山である金時山ではもっと割合が少ないのではないかと思っているのですが、大山というのはちょっとキツイ山なのです。
普段山に慣れていない方が休日に登ってみようとやってきて疲労困憊というのは想像できます。

実際に僕は初心者を何人も連れて行っていますが皆さん翌日は筋肉痛で動けないか、高熱を出して寝込んだりする方を何人も見ています。
その方達は一様に「大山をなめていた」と云いますが、事前に何度言い聞かせても「ネットなどに書いてあるファミリー向けや初心者向け」という情報を鵜呑みにして何のトレーニングもせずにやってきて、打ちのめされて帰路につきます。

次に多いのが「道迷い」となります全体の24%近くを占めていますが、これが理解できないのです。
大山というのは登山道がきっちりと整備されていますので迷うことの方が難しいと思うのですが、現実には4人に一人が道に迷っています。

この道迷いに関してはおそらく事前の準備不足や装備不足が招く部分がととても大きいのではないかと推察しています。
なのであらかじめのルートチェックやスマホのGPS確認などは必須で行っておくべきでしょう。

【年齢別遭難グラフ】

年齢別

もう圧倒的に70-80代の方が多いわけです。
この年代になるとおそらく登山歴数十年のベテランの方だと思いますが、さすがに70代を超えてくると体力面や認知の面で相当に厳しくなることが分かります。

グラフを見ても年齢が上がるにつれて救助要請が増加してくるので、やはり体力面などの衰えが遭難と無関係だとは言い切れません。

ところが10代の遭難は40代と同程度と驚くべき数値になっています。
体力に優れる20代も意外に遭難しています。

【年代別遭難理由】

【10-20代が遭難する理由

20.jpg


このグラフを見ると一目瞭然ですが、若者が遭難する理由は「道迷い」と「装備不足」です。
ようするに「手ぶらに近いスタイル」で何の知識もなく軽装備で登山して、夜になってヘッドランプ無しで降りられなくなるか、事前のルートチェックなども何も無しで適当に歩いて道迷いしてしまうと云う事になります。
なので、最低限の装備と地図などを持って道標などをキチンとチェックしていればほぼ遭難することはあり得ないのではないかと思われます。

大山で道迷うなどちょっと考えられないのですが、やはりどこかに入り込んでしまうのか、注意力が不足しているのか、いずれにしろスマホなどのGPSなどをキチンと稼働させれば迷うことはないはずなので「装備とルートチェック」などがしっかり準備してあれば10-20代の遭難はほとんどなくなるとは言えます。

一件だけ10歳の子どもが谷側に転落したという事例は除いていますが、これは保護者がしっかりとすべき事例だと思います。
この事故では子どもは助かりましたが、助けようとした父親が転落してなくなっています。

ちなみに僕はよく大山で「かなりの軽装の若者」とよくすれ違いますが、真冬にジャージで手ぶらの高校生カップルや大学生が斜めがけバックひとつで夕方に登り始める人など普通に居ますので、ちょっと考えられません。

【30-50代】

キャプチャ30

30代以降になると「転倒・滑落」が大きなウェイトをしめ出します。
この登山の中心とも言える世代が救助される理由は以下になります。
■道迷い 23%
■転倒・滑落 53%
■疲労 23%

ようするに道迷いが減る分、転倒滑落・疲労による行動不能でほぼ80%近くを占めてしまいます。
10-20代にはなかった理由なので基本的には「体力不足」がほとんどと言ってしまって良いと思います>

【60代】

キャプチャ60

この年代はちょうど危険な年代である70年代手前なのでひとつの項目として分けてみました。
■転倒・滑落 38%
■疲労 38%
■夜間装備不足 25%

転倒・滑落・疲労などの体力的な要因が依然として大きいのですが、なぜか「夜間装備不足」による遭難が増加しています。
この原因ですが、おそらく定年退職して新しく「山登り」を始めたが、装備が不足し経験も足りないため下山がおくれてヘッドランプ不足で立ち往生して救援を求めると云う事だと思います。

【70-80代】

キャプチャ70-80

■道迷い 22%
■転倒・滑落 36%
■疲労 41%

急に疲労による救助要請が増加しています。
実に41%が疲労という理由です。

道迷いは22%なので30-50代と変わらず一定の割合がありますが、これを除けば転倒・滑落・疲労のどれかで救助要請していることになります。
ただし、道迷い=行方不明・死亡という重大な結果に結びつく例があり、若者と違い道迷いが「認知的なもの」の結果として表れる場合が出てきます。

大山では大ベテラン風の年配登山者によく出会いますが、昔の経験と自信のまま登り、遭難するということが多いように見受けられます。加齢による衰えは本人が思うよりも強い影響があると云わざるを得ません。

【低山登山の危険性まとめ】
とにかく「装備」と「体力」が重要です。
とくに「体力不足」が低山登山では致命的になってくることがデータから読み取れます。

低山登山では気軽に登れる分、危険な状況を作り出す理由のほとんどは「まさに体力不足」だと云う事です。

転倒なども疲労による注意力低下から、ちょっとした油断をうみ、足をくじいたり骨折したりということで、適切な体力があればカバーできる場合がほとんどではないとか思われるのです。
たとえば10-20代の方では一件も疲労や転倒などが報告されていないので、高い基礎体力があれば防げる可能性が高まるという事です。

なのでデータから見る限りは、一にも二にも低山登山は「体力」が大事で、その次はヘッドランプなどの基本装備だと云う事です。

体力に不安を感じた場合は、そのまま突き進まずに「下山すれば」多くの場合、かなりの数で救助要請を減らせる可能性があります。

勇気を持った決断が必要だといえるでしょう。

参考記事
【最強】 iphoneで使える登山用アプリのオススメを紹介する  

登山用GPSで遭難は防げるか? 道迷いを防ぐために。 

登山遭難関係の本を紹介します   



特典!純正ケース&電池 付きお得なセット商品日本詳細地図(山)セットeTrex 30x J 日本語版【送料・代引手数料無料】(eTrex30xJ日本語版)GARMIN(ガーミン)

価格:74,326円
(2016/12/12 03:26時点)
感想(1件)









関連記事

category: サバイバルグッズ 登山&装備

tb: 0   cm: 4

【コラム】 イヤホンとヘッドホンにおける「音場」とは何か?  


まとめ
■イヤホンで音場などと云うのは意味不明
■ヘッドホンではまだマシだが、それでも厳しい


006_stage_0617_PT1_R.jpg


最近はイヤホンで「音場が広い」と云う意味不明なことをよく聞くようになったので僕の見解を書いておきます。
さまざまなイヤホンを聴いてきましたが「イヤホンでの音場が広い」などというのは全くのデタラメです。

デタラメというと語弊がありますが、「音場の定義がサウンドステージの広さ」と解するのなら、そもそもイヤホンでサウンドステージなど再現できるはずがありません。

両耳に直に嵌めて音を聞いているのに「音場が広い」などと言われると愕然とするわけです。

そもそもイヤホンやヘッドホンはスピーカーのようにきっちりと音場が展開したり、ステージで歌っている人物の距離感まで分かるということは原理的には不可能です。
あえて音場というものを定位が前後左右に広がるサラウンド感と言い換えるのなら、まだ話しは理解できますが、それでもイヤホンではなんとなくしか再現できません。

僕は数々のイヤホンをAVのサラウンド音源でテストしてみましたが、イヤホンが可能なのはなんとなく回り込んでいるのかな?という程度の部分までしか表現できないからです。
ようするに「調整されたサラウンド音源」ですら、かなり苦しいがなんとなく回り込んでいるような気がするというレベルで再現するのが精一杯です。
それでも音のつながりが極端に悪く、とてもではないですがこれを「音場」などと云ってしまうのはどうかしているというレベルです。

本来ヘッドホンで聴けば360度回転するはずの音源ですらイヤホンではなんとなくサラウンド表現で基本は前方展開しか無理なのです。
それくらいの実力しか無い機器に「音場が広い」などいうのはどういうことなのかと僕は思うわけです。

もし音場という概念が楽器の距離や場所が分かる定位が良いということを拡張してその再現力が左右に広がると云うことでいうのなら、イヤホンで音場が広い等と云っている人たちは何と比較して広いのかと問いたいわけです。

ですが、そういった距離や場所が分かり、それが広がると云う事であるのならまだイヤホンよりもヘッドホンの方が有利である事も確かですが、それでも音に距離感は生まれても耳元近くで鳴るという本質的な事実に違いはありません。

少なくともイヤホンヘッドホンで音場の再現や広大な音場など原理的に再現不可能であり、キチンと表現を追求するのならスピーカーを持ち出すしかないと云うことはいっておきます。

そういう意味で最近よくきくイヤホン評で「このイヤホンは音場が広い」などと語っている人たちにもう少しよく考えてもらいたいと思うのです。

しかも今までの話しは「調整されたサラウンド音源での話し」であり普通の2CHステレオ音源ではそもそも更に難しいわけです。

少なくとも耳の両脇で擬似的にチョコチョコと小さく展開するものを音場などと云って欲しくはありません。
しかもその擬似的な音場ですら脳による補完が大きなウェイトを占めているので個人差がとても大きいのです。

そんな個人差の大きな「音場」に関して更に狭い広いと云われても基準も分からなければ、その意味も分からないと云う事です。

lunaluna302.blog.fc2.com



lunaluna302.blog.fc2.com




関連記事

category: 中華イヤホン・中華DAP

tb: 0   cm: 0

【レビュー】国産デジタル音楽プレイヤー ONKYO DP-X1/X1A パイオニアXDP-100R/300R ハイレゾ再生&DAP  


まとめ
■華やかでクリアな音質
■重く大きいので持ち歩くには向かない
■イヤホンでのMP3クラウドミュージック再生機としてはイチオシ


DSC09232-2.jpg


久々に「国産のハイレゾプレイヤー」を購入しました。
購入するに足るだけの品質と性能が確保されていると判断しましたが、1ヶ月以上にわたり音を聞き、テストし、十分にオススメできると判断しました。

ようするにこちらの音楽プレイヤーは「通話機能を省いたアンドロイドスマホ」だという理解で間違いありません。

現在、巷間のほとんどのプレイヤーが音楽再生に特化したもので、プラスアルファがあるとすると「FMラジオ」を実装するくらいですが、X1は3/4G接続できないことを除けばテザリングやWi-Fi環境ではsmarTarkや050plusなどのアプリを使用すれば普通に電話もできますので、ほぼプレイヤーと云うよりもアンドロイドスマホを手に入れる感覚となります。

この点が他の音楽再生プレイヤーを大きく引き離している部分です。

高音質ハイレゾプレイヤーというよりも「ほとんどアンドロイドスマホ」なのですが、アプリのさくさく感や操作性は極めて良好で、アンドロイド系スマホやタブレットを使用したことのある方なら何の問題もなく使用可能となり、タッチパネルの操作感はとてもよく出来ています。
また、「できること」がかなり幅広いので、Kindleアプリで読書しながらイヤホンなどで高音質を楽しみつつ音楽を聴くなどもお手のものとなります。
ただしアンドロイドスマホなのでバッテリー持ちに関しては恐ろしく悪いのでその点は覚悟しておく必要があります。

こちらの機能的な内容についてはもう既にあちこちで語られていますので、「音質」面に重点を置いて語っていきたいと思います。



DSC09234-4.jpg


【音質】
極めてフラットバランスのニュートラル傾向です。
大きく評価したいのは主に3つです。

■電源部の作りの良さと余裕から来る低音の表現能力の高さ
■良質な設計からの背景のクリア感
■素性の良さから来る音の華やかさ


どちらもキチンと真面目に回路や電源部を作り込んでいないとこう言った背景の静かな音は実現出来ませんし、ましてやしっかりとした低音はまずもって出てきません。
音を聞く限りですが「一定以上の水準」が確保されていると考えていただいて差し支えありませんので、とても優秀な機器であると思います。

更に驚くべき事は、品質の悪いインターネットラジオの音もこちらのDAPを通すとそれなりに品質の高い聞ける音に変わることです。
ただし、この変化に関しては何らかのデジタル処理が働いているのではないかと少し疑問に思うこともありましたが、ONKYOに問い合わせたところDAC標準の機能以外は実装していないと云う事なのでその点は信用しても良いと思います。

というのもiPhone7ですら「酷い音」がするビットレートの低いインターネットラジオがここまで音がよくなるというのはちょっと考えづらいのですが・・・・これは最近のカーオーディオなどにも言えることなのですが、10年くらい前の車のカーオーディオもMP3の低いレートではハッキリと分かるほど音が劣化していましたが、どういうわけなのか最近の車のオーディオは音が良くなっているのと共通しています。

それだけDAPの設計が向上しているのではないかと思われますが、もしかすると最近の音源に合わせたチューニングというものもあるのかも知れません。

【X1のMP3音質について】
こちらのDAPのMP3音質はかなり高音質です。

iPhone7など比較しても全体的に好ましい音質に変化するようで、一聴した段階でその音の違いを享受することが出来ます。

例えばテストで96kbps程度の劣化した音源を聴いても「それなりに聴ける音源にさらっと変わる」と云うことが有り、かなり驚いたことも事実です。
この事に関しては第三者にもiPhoneと同じ音源で聞き比べてもらいましたが、「凄い高音質」と評価したように誰がどう聞いても音がかなり良くなります。

通常、X1のDSPはアップサンプリングとデジタルフィルター及びロックレンジアジャストが実装されていますが、OFFにできるのはアップサンプリングのみとなります。それ以外のデジタル処理系はすべて常時オンになります。

念のため確認したところ、アップサンプリング系などは間違いなくオフになるようですが、「ロックレンジアジャスト」といわれるジッター処理系のデジタル処理は回避できず、これに加えて「デジタルフィルター」もOFFにはできません。この2つはX1を使用する上で「強制的に常時オン」になると云う事が確かに確認できました。

なので、こちらのX1でGoogleミュージックやアップルミュージックなどをアプリ上から再生するとロックレンジアジャストとデジタルフィルターはそのまま効果を発揮します。
これはいかなる場合でも「オフ」にする事は出来ません。

加えて、ONKYOのオリジナル再生アプリを起動した場合はDSP回路のアップサンプリングをオンにする事が可能となります。
具体的にMP3の44.1/320kbpsの音源がPCM192kHzにアップサンプリングされるのを確認しました。
こちらは波形などをテストすることができないのですが、音を聞いてもこのアップサンプリングの動作がじつはよく分からなかったりします。

SONYのDSEEなどは「MP3で失われた高域を推測して補完する」というものなのですが、X1のアップサンプリング機能はそういったものではないようで、純粋に96/192kHzにアップするようです。

この効果なのですが、オンとオフでほとんど違いはないというのが正直な感想です。
もともとこの手のアップサンプリングは「倍音」に対する効果が見込めると云うのが僕の理解なので、こう言ったものが効果を発揮するとしたらイヤホンやヘッドホンよりもスピーカーなどの方が効果を体感しやすく、またピアノなどの倍音成分の大きめの曲などの方が分かりやすいのではないかと思われるのですが・・・。

イヤホンなどの視聴する機器の問題でもあるのだと思いますが、イマイチ効果を体感できなかったりします。

なのでオンでもオフでも構わないというのが結論です。
要するにアップサンプリングをオンにしても音への大きな悪影響は感じられませんので、オンでも問題ないと思われます。

【DACに付随する機能について】

ESSのDACを搭載していますが、OFFにできない機能のふたつ「デジタルフィルター」と「ロックレンジアジャスト」についてはDACそのものに組み込まれている機能だと思われます。この為に調整は可能でもオフにはできません。

通常ロックレンジアジャストに関してはメーカーが固定で出荷するのですが、X1ではユーザーが選択可能なようになっています。

キャプチャ

【ロックレンジアジャスト機能】
こう言ってしまうとなんですが、この調整効果の程度ですが、ほとんどないというのが感想です。

身も蓋もありませんが、例えばロックレンジアジャストは「デジタル・アナログ変換時の時間的なノイズ」を排除する機能ですが、ジッターを公式のテストで検知した等という人間が世界のどこにも存在しない以上、理論上は確かに存在はしますが人間が検知可能かと云われれば極めてアヤシいというのが結論です。

ただし、だからといって使えない機能ではないので基本的に「音像がシャープになる」といわれるナロー側にロックが外れて音飛びしない限界まで調整すれば良いでしょう。うまく言えませんがなんどか試すと確かに「何かが変わる」ような気がするのでブラインドテストで分かるどうかは微妙ですが、ナロー方向調整固定で良いと思います。

それに、イヤホンやヘッドホンで「音像」と云われてもそんなものがスピーカーとは違い表現可能なのかという問題もあるのですが・・・あまり神経質に追い込む機能ではないと思います。

ロックレンジアジャストの音飛びについてですが、これは「X1プレイヤー」の問題ではなく、ソースの品質の問題なので音源の方を確認すべき事です。




キャプチャ1
デジタルフィルターに関するONKYOの見解

【デジタルフィルター】
デジタルフィルターは3つのモードで調整可能ですが、こちらはようするに「サウンドキャラクターの微調整」機能です。
こちらもイヤホンやヘッドホンでは体感が難しいのですが、おそらくある程度の高級なスピーカーでなら十分に体感可能でしょう。

■シャープフィルター/アポダイジングフィルター
ショートとスローフィルターのちょうど中間の特性があり、原理的に発生するプリエコーを最小限に抑制し豊穣な音場感を持った高い鮮度感のあるサウンドを特徴としています。もっとも一般的なフィルターです。

スローフィルター/FIR(Finite Impulse Response)フィルター デジタル的アプローチ
デジタル的な音質を実現しています。極限までプリエコーを抑えて、クリアな音色と明確な定位感とクールな高音域などデジタルらしいサウンドキャラクターを持っていますが、その代わり、周波数特性については一部の帯域の位相にバラツキが生まれる場合があります。定位感が少し緩くなるものの、音のエッジからはいかにもデジタルっぽい輪郭が取れて、ユニークできめ細い柔らかさが表現できます。デジタル的な音質アプローチです

■ショートフィルター/Minimum Phase IIR(Infinite impulse response)フィルター アナログ的アプローチ
信号の優れたインパルス応答を実現出来ます。プリリンギングやプリエコーなどを発生させない点が大きな特徴であり、音楽信号をデジタルにサンプリングする際、もともと自然界には存在するはずのないプリエコーが除去でき、アナログ回路で設計されたフィルターに特性を近づけられます。アナログ的な音だと云われています。

これらのフィルターで「正解」というのはありません。

こう言ったフィルターはイヤホンやヘッドホンのキャラクターと組み合わせて選択するのが正解なので、普段よく使う機器に併せて調整することが正しいと思います。

【DSP機能についての総論】
ただし、何度も言いますが、イヤホンやヘッドホンでは「再現できる音のグレード」が低いので、こう言ったフィルターの違いを明瞭に理解できるかとどうかと言われると首をかしげざるを得ません。
こういった機能を極限まで楽しむつもりなら、そもそもある程度の以上のグレードのスピーカーを持ち込む必要があることは昔も今も変わりがありません。

ですが、こちらはあくまでDAPなのでイヤホンやヘッドホンで使用することを前提に開発されたわけなので「スピーカー」で使用することはほとんどない、といえるでしょう。

なので、ずばり言ってしまうとこう言ったDSP関係をオンにしたときの音質判断は比較的アバウトでも全く問題ありません。
そもそもこんな微妙な差をイヤホンやヘッドホンで「分かる」という方がどうかしています。

スピーカーとは違い、イヤホンやヘッドホンでは解像度以外はすべて大幅に劣るものなので、微妙なサウンドキャラクターなどの音質判断はそもそも困難です。

音は耳で聞いているわけではなく、脳で聞いている部分なのでプラセボ効果が多大に入り込んでしまうので、ネット評価の「音が変わった」という大半は単なる「思い込み」が混じっているのでその判断には注意を要します。

また特定のメーカーに偏ったネガティヴマーケティングというのもあるかも知れませんので更に判断が難しくなると云う事もいっておきます。

【iPhone7との音質差について】
アップサンプリングをOFFにした状態で、デジタルフィルターとロックレンジアジャストをオンと云う最低限の状態で音を聞き比べると、まず通話系の機能がない分高周波ノイズがまったく感じられません。

また、中高音域は本質的にはたいした違いはないのですが、低音域の階調表現の良さはワンランク上となります。
低音域のエッジの描き方などの音の良さから釣られて中高音域が良くなったと錯覚することも大きいです。

中高音域はソースによっては違いがよく分からないレベルですが、もともとのクリアな音とともに全体的にX1の方が華やかになりますので、それぞれの音の粒立ちが優れているのでしょう。

注目すべきは「回路の良さから来ると思われる背景の静けさ」です。
これはかなり素晴らしく、テストで96kbpsの劣化音源をのラジオを流してももう決定的に違いよりクリアな音を聞くことが出来ます。

と云うわけでiPhoneなどの高音質プレイヤーをお持ちの方でも音楽専用の再生機としては十分に通用するので別途で購入しても高い満足感が得られると思います。
また、音量をとりやすくなり、細かく調整できますのでこのあたりはiPhoneや他の高音質スマホが全く適わない領域となります。

全体の総評として、iPhoneと比較しても購入するに足るだけの確実な音質差が存在するとはハッキリと言えます。

【Bluetooth接続】
CSR社のAPT/X対応です。
こちらは接続機器によっては途切れなどが発生する場合があり、APT/X対応なので、iPhoneでBluetooth接続するよりも音は明らかに良いのですが、接続機器との相性問題で機器を選ぶ場合があります。

これはおそらくCSRチップの問題ではないかと思われるところもあるので、一概にDAPのせいだとは言えません。

音質自体はAPT/Xの音で、Bluetooth機器が持つ本質的な音質の悪さはそのままですが、V5登場が待たれている現状ではBluetoothとしては極めて高音質であることは確かです。



DSC09233-3.jpg

【アップデートについて】
数ヶ月毎の定期的なアップデートが施されていますので、インターフェースなどを含めて改善が進んでいます。
日本製品はソフトウェアに弱いところがあるのですが、順次改修しようという強い姿勢が感じられますので、特に問題ないと思います。

【総評】
現行モデルでおそらく最強なのはパイオニアの100/300Rの方だと思います。
この価格でこれだけの「音質」をもった機種を出されてしまうと他メーカーが追随してくるのはすぐには少し厳しいかも知れません。

僕はONKYOのX1の方を購入しましたが、いまならパイオニアの300Rが1番コストパフォーマンスが高いと思われます。

安い価格帯ですとあっという間に中華が追いつき追い越していきますが、このクラスの音質のDAPがもし投入されているとしても「クラウドミュージック」と併用してそれをそのまま高音質で聞ける、という機器は無いはずなので購入動機としてはかなり大きいと思います。

この機種はパイオニアとONKYOどちらを手に入れても「素の底力」が極めて高く、アンバランスの音質で云えば「両機種に明確な差は無い」とも云えます。
それはもちろんカタログ上や提灯持ちのネットメディアでは盛んに「音質差」が語られていますが、これらの機種をブラインドで聞き比べてどれだけの人が明確に有意差があるという判定が可能なのか疑問です。

僕の場合はそのうちにバランス接続で聴く可能性が高いと判断したのでONKYOのX1の方にいきましたが、アンバランスのみならパイオニアの100Rで十分でしょうし、新型のバランス対応の300Rのコストパフォーマンスと音質は現状のDAPを見渡しても抜きんでていると判断しています。

ちなみに昔からオーディオ製品で日本製の評価は国内では高くはありませんが、しっかりと物量投入してキチンと設計されたものを作る能力はずば抜けているのが日本製の良いところで安心して購入できると云う事は言えると思います

少なくとも「高音質なスマホ」を一撃で葬り去る実力が両機種には感じられますし、スマホの中ではトップクラスに高音質なiPhoneよりも確実に全体の音質は上になります。

デジカメなどもそうですが今どきDAPを購入するのなら、圧倒的な性能差かもしくは「持ち運びしやすい」などと云う付加価値がなければ購入の意味がありませんが、100/300RとX1ともに「音質ではそのクリア感など圧倒差」があります。

デメリットとしてあまりにも重く大きいので、屋外に持ち出して気軽に聞くという用途には残念ながら向きません。
そういう用途でなら他のもっと小型の機種を選択した方が良いでしょう。

こちらの機種は、自宅にてのアンプなどへの送り出しのミュージックプレイヤーとしてやMP3を少しでも高音質で聴きたいという方に向いています。
また他のDAPと違いこのままでWi-Fiに接続してアプリ上からアップルミュージックやラジオなどを聞きたいという方にとっては「最強の選択肢」になると思われます。

これはWi-Fi接続してアプリ上から音楽を聴くことが出来ない他のミュージックプレイヤーを凌ぎ、音楽を聴くという行為を大きく広げることになります。

久々に国産のミュージックプレイヤーを購入しましたが、今回のX1はかなり満足感が高く、MP3やラジオアプリなどを聞くという方には特にオススメできます。
ちょっと驚くほど音が華やかで明るくクリアに聞こえるので、それだけでも一聴の価値はあると思います。

【その後の追記】

X1の音なんですが、この記事を書いた後も「なんかちょっと違う音」という懸念があり、聞き込みながら探っていました。

もちろん僕が普段は「真空管アンプ」を使用することもあるのですが、それにしても音が「鮮烈でエッジが立つ」ので、どこかでこのタイプの音を耳にしたような既視感があり、ずっと考えていました。

その結果、やっと分かりました。

この音はプリアンプを通さないDACとパワーアンプ直結の音の質感です。
もっとかんたんに云うと「フルデジタルアンプの音」そのものです。

この為、もともとX1は背景がクリアな音を出すのですが、それ以上に音の鮮度と輪郭が強調されているのはきっちりとフルデジタルアンプとして作り込まれているからでしょう。

なのでちょっと気になったことを書いておきます。

■音の解像度と鮮度感は上がり、エッジがかなり立つ
■その代わり音が平面的になる。

ということです。
イヤホンやヘッドホンでは「立体感や定位」など関係のない話なので、いいとこ取りと云う事だと思いますが、機器によってはエッジの強調が目立つので多少使用機器を選ぶところがあるので注意して下さい。

ようするにこのX1はヘッドホンには向きません。
イヤホン専用だと思って下さい。
イヤホンと比較するとヘッドホンの方が音の表現力が上がるので、その分、フルデジタルのデメリットが出てしまいます。
ただし、この件はX1の問題と云うよりも「フルデジタルアンプ」が抱える問題点そのものなので、作り込まれたデジタルアンプ全体が抱えている問題です。

参考記事
雑談】ハイレゾ詐欺に引っかかるな!! 魑魅魍魎のオーディオの世界  


旧機種のX1です。バランス接続も可能で素晴らしいです。お買い得感がとても高いです。


電源部などを更に強化した最新のX1Aです。


パイオニアの旧機種です。バランス接続が必要ないのなら今1番のお買い得機。


いま最強のイチオシ機です。X1と同じくバランス接続対応でこの価格はお買い得感が高いです。

巷で云われているx1系と100/300R系の音質差は、プラセボの可能性が極めて高いので、そう言ったことを宣伝しているサイトは信用しない方が良いです。
もし違いがあるとしても電源部の差による低音の差がいいところですが、ここまで作り込んであるとそういった差もあるとはいいがたいとは云えます。

【あす楽対象】【送料無料】 パイオニア 【ハイレゾ音源対応】デジタルオーディオプレーヤー(ブラック/32GB) XDP-300R(B)

価格:64,100円
(2016/12/10 00:44時点)
感想(0件)




DP-X1A【税込】 オンキヨー ハイレゾ・デジタルオーディオプレーヤー64GBメモリ内蔵 外部メモリ対応 HIGH FIDERITY Digital Audio Player DP-X1A [DPX1A]【返品種別A】【送料無料】【RCP】

価格:79,430円
(2016/12/10 00:44時点)
感想(0件)



参考サイト

catwalk1101earphone.hatenadiary.jp




関連記事

category: 中華イヤホン・中華DAP

tb: 0   cm: 0

【レビュー】電子タバコBiso低価格スターターキット/Aspire/egoは超オススメ【禁煙】  


まとめ
■禁煙や減煙には最適
■確実にタバコ代は削減可能
■最新のものはなかなかよく出来ている


DSC09227-2-2.jpg
セミハードケース付きのフルセットです。


最近はだんだんと愛煙家の肩身が狭くなってきて、ヘビースモーカーである僕も遂に禁煙や減煙を真剣に考慮する時代がやってきたと言えます。
だいたい僕は1日30-40本吸いますが、こうなってくるとタバコ代もバカにならず、しかも屋外で喫煙できる場所は減少の一途となっています。

もうどこに行ってもタバコを吸う場所を探すのが一苦労となりましたが、生まれて初めて電子タバコなるものを購入してみました。
正直に言うと「禁煙」の自信がなかったため、せめて半分にでもなり、時間をかけて禁煙を目指せば良いかなと考えての購入でしたが、思いの外効果が高かったのでここで紹介しておくことにします。

【電子タバコで禁煙や減煙は可能か】
禁煙は条件によるとしか言い様がありませんが、減煙は確実にできます。
例えば僕の場合で云えば約半分以下になったのは間違いありませんので、ヘビースモーカーな方でも従来の半分くらいにタバコを減らすことはそれほど難しいことではないと思います。

たぶんこちらを使って楽に禁煙可能な方というのは、おそらく次の条件を満たす方だと思います。
■もともと1日10本程度しか吸わない方
■メンソールを主体で吸われている方

僕はメンソールをほぼ吸わないのですが、電子タバコのリキッドというのはどう考えても「メンソール味」が主体になります。
どうもニコチン無しのリキッドに関しては「タバコの味」というのを再現するのが難しいのか、いろいろとリキッドを試してみましたが基本的には全部メンソールです。
ようするに基本はメンソールでラムコークやらジントニック風味などいろいろあってもただ後味に甘い味がつくだけというのが基本となります。

と云うわけで禁煙できるかどうかと云うのは最終的に個人の意志の力が大きいと思うのですが、その前段階としての「減煙」はかなりのヘビーユーザーでも可能だというのが結論です。

ライトユーザーならたぶんかなり満足してしまう可能性が高いと思いますので、そういった意味での効果は確実に感じられると思います。

【Bisoスタータキットつにいて】

実際に購入してみると、このBiso社のスターターキットは実によく出来ています。
ワンパッケージですべて完結するリキッド入りで、とりあえずひとつ購入してみるという意味でも手軽で性能も高いです。

じつは僕は「お試しでワンセット」のつもりでしたが、職場にも常備するためにすぐに追加でワンセット購入しました。
ほぼ最安値に近いセットでこれだけ高性能であるのならもう文句がありません。

【予備部品の購入について】
電子タバコをさんざん使用して、予備として常時必要なものがはっきりと分かりましたので書いておきます。


すぐに予備が必要なもの
■コイル
コイルはすぐに必要です。
電子タバコを常用するつもりならコイル部分の予備は絶対に必要となります。
特に慣れないうちはコイルを壊しやすいので、できれば予備は同時に購入するくらいの気持ちで良いと思います。

■リキッド
アマゾンプライムなど加入している方は即日配達も可能なのでなくなりそうになったら補充するという考えでも問題ありません。
ですが、そうでない方はいくつかは予備として購入しておく方が良いでしょう。
使用するリキッドの消費量は使うコイルの抵抗値と吸う頻度に大きく左右されるのですが、どう考えても数日でなくなるようなものではありませんので、1本一週間くらいがめどだと思われます。


のちのち予備が必要なもの
■大容量バッテリー
付属のバッテリーは650mahと少ないので、1100mah以上の大容量バッテリーは揃えておいた方が良いです。
ただし大容量バッテリーは長さが長くなります。
650mahに対して1100mahで約3センチの延長となりますので、ポケットに入れての持ち運びなら650mahの方が小回りがききます。
バッテリーは使用しているとすぐに劣化が始まるので最初に1日持ったとしてもすぐに持たなくなります。

使った感覚としてはあまり頻繁に使用しな方なら650でも十分だと言えますが、ヘビーな方は650では明らかに力不足です。


予備があるとはかどるもの
■充電用のUSBチャージャー
一日中使うつもりならチャージャーの予備はあった方が便利です。
自宅と職場にひとつなどいろいろと便利なことも確かなので用意しておくと良いと思います。特に650mahバッテリーの方はひとつでは足りないかも知れません。
大容量バッテリーの方は自宅にひとつでも用は足ります。その分予備バッテリーを持ち歩くことでもいいと思います。

DSC09228-2-3.jpg
こちらは650mahと1100mahの比較写真です。1100mahバッテリーの方は長さが3センチ長くなります。
この為1100の場合はフルセットで全長17センチと結構長いので注意が必要です。


【使い込んでの注意点】
まずコイルが一番良く壊れます。
これには理由があり、まず吸い方です。
本体を上に傾けて吸うような使い方ですとリキッドがコイル側にうまく回らずにコイルが焼けます。
なので寝転がって使うような吸い方は注意した方が良いと思います。

【コイルの壊れ方】
これには2種類あり、たいていの場合どちらかの壊れ方をします。

■リキッド切れでコイルが焼けてしまう
この壊れ方の場合は急に味が変わってシブい味になります。
喉にも突き刺さるような煙たい感じになりますのですぐに分かります。
この場合はコイルやけによる寿命です。
この症状が出た場合はコイルは長くは持ちません。

■単なる寿命
大事に使うとひとつのコイルでだいたい2週間持ちます。
この寿命の判断ですが、バッテリーの容量が確実にあると分かっている場合で、味がスカスカになったり薄くなったらこれは単純にコイルの寿命となります。
この場合は最後まで水蒸気がでるので最初のうちはコイルが壊れているとなかなか判断できませんが、これも完全な故障です。
コイルは単なる消耗品なのでケチケチせずにドンドン交換した方が良いと思いますので、毎日ヘビーに使われる方は一週間にひとつ消耗すると思っていた方が確実です。

【コイルの抵抗値について】
Bisoに使われているアトマイザーでのコイル抵抗値はノーマルで1.8Ωです。
これでもかなりの爆煙仕様で特に問題ありませんが、ヘビーな方が使うとちょっと薄めだと思います。
コイルは別売りの1.6Ω仕様を同時に購入して交換してしまった方が満足感があるのではないかと感じています。

ちなみに僕は最初の1.8Ωコイルの使い方がよく分かっていなかったので3日で焼き付かせてしまいすぐに1.6Ωに交換しています。
とりあえず1.6仕様でとても満足感が高いです。

爆煙でなおかつ喉に刺激が来るので1.6Ω仕様はbisoのスターターキットではベストな組み合わせではないかと思います。

DSC09230-2-5.jpg
コイルはノーマルは1.8Ωですが、1.6Ωの方がドロー感が重く、刺激感があります。BDCとBVCとありますが、間違えてBDCの方を買ってしまいましたが特に問題なく使えるようなので、コイルのBDC/BVCはどっちでも良いみたいです。

【別売りのAspire K1アトマイザーについて】
aspireのk1アトマイザーがbisoのバッテリーに普通に適合しますので、k1アトマイザーも使用可能です。
ただし、味がだいぶ変わってしまうので注意が必要です。
個人的には「味が濃い」方が好きなのでK1アトマイザーは今は使用していません。
k1と1.6Ωコイルの組み合わせでもbisoスターターキットのアトマイザーの方が明らかに味が濃いです。

ですが、ノーマルアトマイザーの吸い口がプラスチックで痛むので、K1アトマイザーのステンレス製の吸い口欲しさに購入するのはありです。
K1のステンレス製吸い口はノーマルアトマイザーの吸い口と完全に互換性があります。

【リキッドついて】
ハイパーメンソール系の味が基本です。
色々甘い後味のリキッドも使ってみましたが、甘さが出てくれば来るほど喉への刺激が少なくなる感じなので、このあたりは個人の好みが大きいと感じます。
ただし、タバコのフレーバーと書いてあってもタバコの味はまず100%再現不可能です。

【ちょっとしたテクニック】
吸い味を濃くしたい場合は、側面に空いている穴を指でひとつふさぐと味が濃いめになります。


DSC09229-2-4.jpg
右がオリジナルアトマイザーで左がK1アトマイザー。互換性があります。吸い感が重い方が好みの場合、オリジナルの方が良いです。K1は1.6コイルと組み合わせてもちょっと軽めに入ります。ただし、ステンレス製の吸い口はグッドです。

【まとめ】
禁煙減煙を目指されている方にとっては確実に効果があります。

最初の初期投資で単に試すだけなら3000円台後半で揃いますのでお手軽感が半端なく、部品をグレードアップしたり、ニコチン入りのリキッドを使用して徐々に禁煙したり等、使用に際してある程度の幅があって使いやすいことも確かです。

爆煙仕様なので水蒸気の量もかなり多く、1.6Ωコイルとの組み合わせなら喉への刺激感もそこそこ感じられます。
完全なタバコの代わりとは確かになりませんが、代用品としては十分に満足のいくもので効果も高いのではないかと思います。

ひと昔前は1万円程度したと人に聴いていますので、今回は3000円台のスターターキットを買ってみると話したところ、1万円くらい出さないと・・・とは云われたのですが、何の問題もありませんでした。

問題ないどころか各種部品の流用が効き、なおかつ部品の供給体制も優れていますので、1ヶ月以上試した結果、これは間違いなく効果かあり優秀な製品だと判定したしましたのでブログに書いておきます。



こちらはスターターキット。売り切れが多いので、あるときに購入しておくことをお勧めしておきます。
とりあえずこのワンセットで電子タバコは始められます。


抵抗1.6Ωのコイルユニットです。
これは消耗品なので予備が絶対に必要です。今後よく使うつもりなら一緒に購入をお勧めしておきます。
こちらも売り切れが多い商品です。
ノーマルは1.8Ωなのでご注意を。


1100mahバッテリーはこちらが適合します。


ノーマルと同じ容量の650mahの予備はこちら。

【VAPE/電子タバコ】正規品 Aspire K4 Quick Start Kitスターター キット カーボン柄 2200mAh【サブオーム】アスパイア ケーフォー クイック スターターキット 電子タバコ iQOS 【03-008】

価格:6,380円
(2016/12/4 20:37時点)
感想(0件)



こちらはaspireのK4です。K4なので間違いはない製品だと思います。





関連記事

category: 生活用品 ライト/センサーなど

tb: 0   cm: 0

【怖い話】本気で洒落にならない幽霊の話し【実話】 新宿ラブホテルにて・・・  


まとめ
■目に見えるものだけがすべてでは、ない


307-3.jpg
画像はイメージです。

今日はちょっと毛色の違う話をしましょう。
この話は真夏になるといつもブログに書こうかな、と思いながらいつも思いとどまっている話しです。

全て実話なのですが・・・さすがにオーディオの話題などで「オカルトチックなケーブルで音が変わる」などという非科学的な事を全否定しているものとしてはちょっと書くことに気が引けると云う事もありました。

ですが、あり得ないことがこの身に起こったことで「目に見えるものが全てではない」ということを思い知ったと云うこともありますので、冗談半分にでも聴いていただければと思います。
そういう意味ではトラウマになるほどで、アレを体験して以来僕は「危なそうな場所」には近づかないようにしている事も本当です。

僕が「それ」と出会ったのは忘れもしない24歳の冬でした。
当時の僕は新宿のアルタ裏でナンパ三昧を繰り返していて、それこそ1日10-20件は電話番号を手に入れているというしょうもない若者でした。
自分に自信があるとかそんなことは全くなくて、ただひたすら仲間のひとりとナンパを繰り返して楽しんでいたのです。

そんな腐った生活をしていたときにちょうどナンパした女の子と後日会うことになり、その日、新宿の世界堂という主に画材を扱う有名なお店の前のカクテルバーで落ち合ったのでした。
いまは既に別な店になってしまいましたが、当時は昼間はオシャレな喫茶店として営業し夜になるとそのままカクテルバーとして営業するのがそのお店のスタイルでした。
僕は一週間ぶりでナンパ以来初めて会うその女の子をエスコートしてそのお店でお酒を飲み始めたのは夜の9時を回っていたと思います。
確かカルアミルクだの当時よく飲んでいたチンザノロッソ・ストレートなどを数杯飲んでほろ酔い加減になり、このままどこかで休んでいこうと云うことになりました。

ここまではよくある話しでした。

僕たちはそのまま歌舞伎町の方へ向かって歩いていきました。
ちょうど伊勢丹の裏の方に当たるのですが、このあたりは一体がラブホテル街でもあり、だいたいこのあたりを歩けばホテルには困りません。

今の人たちは「誰にも会わずにホテルで部屋を選ぶ事ができる」と思いますが、当時はそんなことはなく、まず裏から電球で照らされたアクリル板の部屋の写真パネルから部屋番号を指定すると、小窓のような所から腕だけが見えるフロントのおばさんに部屋番号を告げて部屋のカギを受け取るというシステムでした。
空いている部屋は点灯し、既に埋まっている部屋の写真は消灯しています。

その時僕は4階建のそのホテルの一番上の階の「402」を指定しました。

するとフロントのおばさんは顔が見えないながらも声だけで親切にも「402はテレビが壊れているので同じ価格で同じ広さの401にしたほうがいいですよ」とアドバイスをくれたので「ああそうですか。では401でお願いします」と気軽に部屋の変更に応じました。

後に至るまでこの部屋を変更すると云う決断がなければ、あんな思いをする事もなかったではないかと大変後悔することになるのでした。

僕たちがチェックインした401号室は、何の変哲もないどちらかというと少し寂れた感じのするよくあるワンルームのラブホテルの一室でした。
玄関を開けるとちよっとした廊下のようなものがあり、数メートル歩いた突き当たりはそのまま洗面台です。

その右手はガラス張りの風呂場となっていて、ふたりでゆったりと入れるくらいの大きさはありましたが、何しろ扉そのものが完全にスケスケなので浴槽に浸かっている姿からカラダを洗うところまですべてが露わになってしまいます。
よくありがちな作りなのですが、このガラス張りの風呂場には隠れるような所はなく、全てが一望の下に見渡せてしまうようなものです。

その反対側には、ようするに玄関から入った左手には背の低い木製のテーブルと3人掛けのソファがあり、その奥には大きなダブルベッドが据えられていると云う変哲のないラブホテル特有のワンルームの作りです。

僕は少し酔っていたとはいえ前後不覚に陥るようなほどではなく、理性はしっかりと保たれていました。
元々僕はお酒があまり好きではなく、酔いつぶれるほど飲むと云うことがなかったためです。

このチェックインした時間ですがたぶん夜の11時を少し回ったくらいではなかったかと記憶しています。
特に何かが起こるようなこともなく、いつものよくある時間が流れていきましたが、このとき唯一不審とまでは思いませんが、少し気になったのがベッドサイドのBGMを流すスイッチを彼女がオンにしてかなりの大音量で流したことくらいです。

BGMというと軽くバックで流れているくらいだと思いますが、その時の彼女がいじったボリュームは相当に大きく、僕が音量を下げてもしばらくすると彼女がボリュームを大きくしてしまうと云う事がありました。
なんどか僕と彼女の間でボリュームを巡る静かな争いがありましたが結局彼女は諦めてBGMは普通の音量に落ち着きました。

その時彼女が「ねえねえ、あのさ、さっきから変な叫び声がしない」と聞いてきましたが、僕は「別に聞こえないけどね。たぶん隣の部屋でなんかしてるんじゃないの?」と答えてから、BGMのボリュームを切り、しばらく5分ほど耳をすませてみましたが特に何の声も聞こえませんでした。

その後は2人でベッドに横になりながら若者にありがちなたわいもない話を延々としていたのを覚えています。
今となっては何を話したのかすら忘れてしまっているのでたぶん内容は何もなかったのでしょう。

そんなことをしながらちょうど朝の5時半を少し過ぎたくらいのことでした。

突然彼女が立ち上がり、「私今日友達とディズニーに行く予定だから帰るね」と唐突に告げるとあっという間に服 を着て部屋から出て行ってしまいました。
まるで突風でも吹いたかのような勢いで、止める暇もなく、その間わずかに5分ほどで彼女は部屋を後にしてしまったのでした。

あまりの彼女の素早い行動に圧倒されたというのは本当です。

僕はと云えばひとり部屋に取り残され、宛てもなかったのでそのままベッドの端に腰掛けて今日の予定はどうするかと思案していました。
その時僕の頭には確かチェックアウトが昼の11時だったためこのまま少し寝て帰るか、それとも今すぐ着替えて自宅に帰ろうか、どちらにしようかと10分ほどですがタバコに火を付けて考えていました。

ですが結局の所、自宅には帰らなければならなかったのでそのまま着替えて電車に乗って家に帰ることにしたのでした。

006_YukiHaikei111205_PT2.jpg


予期せぬ異変は突如としてやってきました。

僕がスーツのズボンを履いていたときのことです。
どこか遠くで女性の叫び声が聞こえてきました。

今の部屋がビルの4階なのですが、ちょうど外の路上で何かあったような遠いかすかな叫び声でした。
あまり聴いたことのないような不穏な叫び声で一瞬僕は「ちょっとヤバいな」とは思いました。

まるで刃傷沙汰でも起こったかのような日常で聴くことのないレベルの叫び声です。

ですが、さすがに真冬の朝6時前とは言え、場所が新宿歌舞伎町のまっただ中なので、今の叫び声は響き渡っているでしょうから近隣から誰かが駆けつけると呑気に考えていました。

そのまま特に気にすることもなくワイシャツのボタンを留めていたときのことです。

今度は先ほどの女性の叫び声がもっと近くから聞こえてくるのです。
ううん?と思いました。
どう考えても今の叫び声はこのホテルの四階の他の部屋から聞こえてくる声の近さに聞こえます。

さっきは外の路上かと思ったがどうもあの叫び声は「このホテルの4階のどこかだぞ」と内心考えていましたが、その時もまぁどこかの部屋でSMプレイでもしているんだろう、というのが僕の出した結論でした。
それにしても尋常ではない絶叫ですが、あまり関わらない方がいいなとは思い、そのまま無視を決め込もうとし、僕はスーツの上着を羽織ろうと洗面台の鏡の前に立ったその時でした。

ガラス張りのスケスケの誰も居ない風呂場から突如として「女性の凄まじい絶叫」が部屋に響き渡ったのです。

ぎゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!

「えぇぇぇっ!!!>?&%$#)''&&'(&(#$%"&%&%$!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


その瞬間、僕は「相手が生身の人間ではない」と瞬時に悟りました。
なぜなら、僕は驚いて風呂場を振り返りましたが、そこには誰も居なかったからです。

わずか1メートルほど先にあるガラスの扉から透けて見える向こう側は、確かに「無人」で、絶叫の後にはシンとした空間が広がっていました。

部屋の中には僕ひとりしか存在せず、風呂場も使用しているので誰も隠れていないことは確認済みです。
また、ガラスの風呂場に隠れる場所などあろう筈がありません。

その誰も居ない風呂場でいないはずの姿の見えぬ女性が叫んでいるのです。

僕は正面の鏡に向き直り、心の中で「落ち着け落ち着け」と繰り返していましたが、なぜかこの瞬間の出来事のなかで「相手は人間ではない」と云う事だけは明確に理解していたのはおそらく直感というものだろうと思います。
なぜそう思ったのか、と云うのを明確には言えませんが、とにかく一瞬の判断で今度の相手は人間ではない何か、というのは理解していました。

あまりの恐ろしさに鏡に向き直ったままほんの一瞬固まってしまいましたが、次の瞬間、僕の右耳のすぐわきで、たぶん30㎝程度の位置で、再び凄まじい女性の絶叫が響き渡ったのです。

ぎゃあああああああああああああああああっ!!

正直、鼓膜が破れるかと云うくらいの右の耳元での凄まじい叫び声です。

その瞬間、ぼくは右に振り向くことができず、そのまま僕はできるだけ顔を上げず床を見るようにしてカラダを左にひねり、その先にあるテーブルの上のルームキーに向かって走り出しました。
ひったくるようにルームキーを掴んだ僕はやはりできるだけ顔を上げないように、余計な物を見ないようにしながら玄関に向かってダッシュしました・・・・

それが何だったのかは、いまだに分かりません。
疲れていたとか酔っていたとか、いろいろと云う人は居るかも知れませんし、単なる聞き違いだと思う人も居るでしょうが、それを体験した当の本人としては「目に見えるものだけが全てでは、ない」という事しか申し上げることができません。

あの部屋の中は僕ひとりしか残ってはいませんでしたが、なぜか「声しか聞こえない姿の見えぬ見知らぬ女性」がいたということは事実ですし、それ以上でもそれ以下でもありません。

結局僕はあまりの恐ろしさにエレベーターを待つことができず、一階のフロントまで脇の階段をかけ降りていったのは苦い思い出です。

駅に向かうために路上に出ると朝6時近くの真冬の新宿はさすがに人通りが絶えることはなく、たくさんの人の流れと一緒に新宿駅に向かっていきましたが、背中はぞくぞくと冬の寒さのためだけではない寒気で震えていました。


953.jpg


エピローグ
結局家に帰っても眠ることができず、アレはいったい何だったんだ?と考えてみましたが、やはり「人間ではない何か」としか結論が出せず、悶々としていました。

ちょうどその日の夕方になりますが、確か18時半くらいに、あのホテルで一晩一緒に過ごした彼女のPHSに電話をかけてみました。
もうそろそろ帰宅しているのではないかと思ったのですが、すぐに彼女は電話に出たので、あれから起こった出来事をすべて彼女に告白してみました。

「聞き間違いじゃないの?」という答えを期待していましたが、全てを黙って聞いていた彼女は僕に一言こう言いました。

「あー、やっぱりでちゃったんだ」


「?。どういうこと?」

聞き返す僕に彼女はゆっくりと話し始めたのです。

「じつはね。知り合ったばかりで言い出せなかったけど、私ちょっとだけ霊感が強いのよ。それでね、あの部屋なんだけど、入った瞬間から女の人の絶叫が響き渡っていたんだけどあなた聞こえなかったでしょ?。あなたようするに霊感ゼロの普通の人なのよ。私もハッキリと見えたりするほどではないんだけど、感じたり頭が痛くなったりするのよね。で、もの凄く怖いわけ。私みたいに中途半端に霊感があるととにかく怖いの。
それでね、あまりにも怖いのでBGMを大きくしたりして誤魔化そうとしたんだけど、あなたはBGMが大きいと小さくしちゃうし、おそらく何も聞こえないんだなって思った。

だけど私怖くて怖くてそれで朝一番で飛び出してきちゃったのよ」

「うん、話は分かった。確かに何かが出たよ。たぶんお化けとか幽霊だと思うんだけど。あのさ、ひとつ云いたいんだけど、僕を一人残して帰ることは辞めて欲しかったよね、おかげでヤバい体験しちゃったんだけど。これ、一生忘れられないよ」

「ごめんごめん、あなた霊感ゼロみたいだったからさすがにでないと思ったのよ。あそこ、本当にヤバい場所だわ」

これがその日僕に起こった事の顛末のすべてです。

僕は明白にそれが何だったのかは理解しているつもりですが、たぶん信じられない方も大勢居ることだと思います。
ですが、信じようが信じまいが、「目に見えるものだけがこの世界の全てではない」ということはおそらく真実なのだろうとあの日以来僕は思っています。


追記
今日はいつもとは違う「不思議な話」をしてみましたが、これは全て実話です。
色々と伝わりにくいかも知れませんが、「その声」はうつろなものでも、空虚なものでもなく、完全に生身の人間が発するものとまったく同じ声だったことを改めて書いておきます。

あの日以来、アンリアルな怖い体験というものは幸いなことに経験していませんが、もう二度とごめんだと思うのです。

またこの事に対する僕の立場を書いておくと、この体験をするまえはそう言ったことに対して否定も肯定もしていません。
特に感想というものはないのですが、自分が訳の分からない場面にいざ出くわしてみると、ちょっと立ち止まって考えざるを得ない、というのが本当のところです。
ただし、だからといってインチキ霊能者やインチキ占い師を肯定するようなことはなく、猜疑心を持って見極めていく必要もあると思っていますが、あの日あのとき以来、確かに人知を超えた何かが存在することを否定しなくなったことも確かです。



関連記事

category: 雑談

tb: 0   cm: 4

最新記事一覧(サムネイル画像付き)

SPONSORED LINK

検索フォーム

amazon link

Category Bar Graph

SPONSORED LINK

プロフィール

amazon link

全記事表示リンク

月別アーカイブ

リンク

最新コメント

タグ一覧

▲ Pagetop