ブログなんかめんどくせえよ

低山ウルトラライト登山/トレッキング/ハイキング専門です。なので装備や道具[ギアグッズ]のレビューは偏っています。防災を兼ねたアウトドア系サバイバルグッズやデジタル関係、モバイルバッテリー・ミリタリー系も大好物です。最近はBluetooth中華イヤホンや防水スピーカーもです。PS4とXboxOneはFPS系が多いです。(無断転載不許可です。)

オススメ・ノンフィクション 珍夜特急&シャドウダイバー

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【シャドウダイバー】 早川NF

レックダイビングと言われる深度60-70メートル以下の深海探索を行うダイバー達の物語です。
僕はこの世で最も危険なスポーツはクライミングかと思っていましたが、この本を読む限り深度限界近くに挑むレックダイバーの危険度も相当なものです。

アメリカ全土で1000万人はいると言われるダイバー達の中ですらレックダイバーといわれるのは200-300人ほどしか存在しない過酷な挑戦者達の実話です。

幻覚幻聴など当たり前。
パニックに陥って急浮上してしまい減圧症で体中の血が泡立ち苦しみ抜きながら絶命していく。
そんな凄惨極まる深海ダイバー達がある日ニュージャージー沖に沈む一隻のUボートを発見する。
そのUボートはアメリカにもドイツにも記録が見つからず、なぜそんな場所にUボートが沈んでいるのか誰も分からず、その謎を解き明かすために若きレックダイバー達の挑戦が始まります。

アメリカ沖の海底に鎮座するUボートという上質なミステリーと限界に挑むダイバー達の意志が絡み合い、ひとつひとつパズルを組み合わせるように命をかけて深海の謎に挑む男達の凄惨な物語。

僕が読んで印象的だったのは「高価なものや思い出の品をなるべく持たない」というレックダイバー達の哲学です。
この理由は「道具に執着する」と死を呼び寄せることになるからと言えます。

例えば「友人にもらった思い出のナイフ」を持って深海に挑むとします。
そのナイフを、あっという間にパニックに陥る海底で落としたとします。
そうするとナイフに執着して探そうとしてしまう。

一瞬の判断ミスが死を招く海底ではそれが生死を分けてしまうのです。
この為レックダイバーは落としたりしても探す価値もない安物の大量生産品を好んで使うなど、死と隣り合わせの環境に身を置くからこその知識などとてもおもしろいノンフィクションとなっています。



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【珍夜特急】 AmazonKindle

沢木耕太郎の不朽の名著である深夜特急のバイク版です。
沢木の深夜特急は旅好きなバックパッカー必読の書ですが、その後に雨後の竹の子のように出てきた類似の書籍は沢木の筆力の後ではどれを読んでも物足りなさが残り、さすがに日本で名をはせるノンフィクション作家の実力を思い知るわけですが、久々に出てきた才能ある若手が世界をバイクで旅するノンフィクションです。

この本の面白さは保証しておきます。
バイク好きはもちろん旅好きもぜひ一読しておくと良いでしょう。

こちらのシリーズはファーストシーズンとセカンドシーズンで構成され、ファーストはインドからポルトガルのロカ岬をめざし、セカンドではカナダから始まり旅の終点はアルゼンチンまで至ります。

ファーストが全六巻、セカンドが全九巻で構成されているので全部合わせると15巻の大著ですが、軽いので一気に読み進められるでしょう。
この本を著した時点で著者は物書きではありませんが、細かいことを抜きにしてもストーリーテラーとしての才能を感じます。

こちらの本はAmazonKindleの定額課金で全巻読めますので、もしまだAmazonアンリミテッドに加入していないのなら一ヶ月間は無料でよめますのでその間に全巻読破してしまいましょう。
最後に書いておきますが、アンリミテッドの自動更新は「無効」にしておけばより安心です。







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2017年5月の近況とまとめ

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2017年5月の動向とまとめ

今後も毎月続けるかどうかは分かりませんが、できればひと月の近況などを簡単に書いておきたいと思いました。

【ブログについて】

相変わらずくだらないものを中心に紹介していますが、C2モバイルバッテリーは登山用ならぜひ購入を検討してみてください。
今のところバッテリーでは「決定版」といえるくらいにはよくできています。

アップデート記事でも書きましたが日常用のメディシンボトルやオイルボトルとしてはgerabestのアルミボトルも予想以上の出来栄えでしたので幾つか手に入れておくことを強く推奨しておきます。

USBライトの方も激安価格なので興味のある方はぜひ。
こちらも先日現物が届きましたがなかなか良い製品でした。ライト記事のアップデートは今のところ考えてはいません。
そのまま見たとおりの品なので、緊急用として財布に入れておくのは有りです。
登山用の財布にも1つは忍ばせておきましょう。

別サイトで「イヤホンまとめサイト」を運営もしていますが、5月の更新はほとんどなく、メインサイト中心となりました。
格安イヤホンとはいえあまりにも「ハズレ率が高い」ということで購入意欲が失せています。

僕のような聞き方だと「ハズレのイヤホン」は二度と聞きませんので、そうなると大半が事実上のゴミ箱行きです。
うーん、こうなると誰かから借りて一気にレビューして返却したい気持ちにはなります。

イヤホン系ではもうすこし高級な機種のDAPの方も聞いてみたい気もしますが、100%手の平サイズのアンプでは能力の限界は見えているので音は期待できないでしょう。
やはり薄型のデジタルアンプの限界は数十万位程度の機種でも変わらない、というのは感じています。
そもそもピュア用のフルサイズでもデジタルアンプの音はちょっと厳しいところがあるのです。

【ここ最近の欲しいものなどについて】

やはり登山用GPSをより軽い液晶付きの格安タイプに切り替えたいなと考えています。

本当なら幾つか、といってもAmazonで手に入る2つほどを購入してとりあえずドライブのお供に連れて行って一気に比較検討したいところですが、予算がないのでうーんと言う感じです。
実はgearbestでも日本円で3800円ほどで液晶付きの格安GPSを見つけているのですが、こちらはランタイムが短すぎるので却下しました。

いまのGPSを見ているとやはり精度はもう十分だと言うのが本音で、登山よりもむしろ東京のビルが林立するど真ん中の地形で使う方が余程衛星測位システムの条件は厳しいかもしれません。

後は登山用のデジカメも欲しいことは欲しいのです。
以前、だいぶ前になりますがパナソニックの超軽量機種を紹介したことがありますが既にディスコンで、僕も使用は止めてしまっています(使い込んだ結果、暗所性能が悪すぎて樹林帯で使い物にならない)
スマホで十分と言えば十分なのですが、冬に登山すると導電性のグローブを使っても反応がイマイチ悪く、イラッと来ることが多いので専用のデジカメで起動が早いものはやはり便利だなと思い返しています。

時代の流れから言えばもう登山に使えるような小型軽量で起動の速い機種はもう発売しないでしょうから、今後ともスマホを無理矢理使うしかないのが悲しいところです。

ちなみに防水デジカメは重さとともに、その画質のあまりの悪さで論外です。ピーカンの晴天ですら怪しい絵を吐き出します。

スマホ万能の時代ですが、起動1秒以内、100グラム以下、暗所でのピントが速く画質がスマホレベルの超小型の登山用デジカメをどこかのメーカーが出さないかと夢想していますが、永遠に出ないでしょうね。
ニコンですら高級デジカメは開発中止なので・・・

安い価格で出していただければカラビナにでも付けて気軽に使い倒せるのですが、数万投資してもスマホ以下の画質では話しになりません。せめてスマホと同画質を・・・。

後は最近ではアクションカメラをデジカメとして使用することも考えたりしますが、カメラとしての性能を考えると画質が悪く、ビデオ機として使う方が本来の性能を発揮できるようです。

格安の登山用のナイフにもまた興味が出てきました。
レンジ男様の影響で、中華製のどうしようもない格安ナイフ500-1000円程度のミニナイフを検討したりしているのですが、気に入ったものはなぜか日本への配送をやっていなかったりしてそのまま宙に浮いています。

ただ、今どきの登山ではナイフは必要がないので・・・単に重くなるナイフは結局持っていかないという事もあり、マルチツールのナイフに頼ってしまっています。

【趣味について】

僕の趣味は秋の空のようにコロコロと節度なく変わるので、1ヶ月後は何をしているかは分かりません。

春先からはガーデニングをこなしていますが、夏を前にそろそろ終了です。
バラの季節も終わりに近づき、クリスマスローズも休眠に近づいています。
今年はひまわりも植えませんでした。

カトレアと蘭は相変わらず地獄のように手間がかかって花は咲きません・・・
カトレアを始めるとバラなどいかに楽かと思います・・・

実は「岬巡り」を1年ほど前から本格的に始めたので、そちらも新シリーズとしてブログの記事にしようかどうしようかと・・伊豆半島はだいぶ回りましたが、ただでさえ面倒なブログで、読者も数人いるのかいないのかと云う事を考えるとこんな記事すら意味があるようには思えず・・・

ここから先の登山はお休みとなります。
3月から丹沢はヒルが大量に出現するのでメジャーな山以外は危険この上ないです。
装備も興味のあるものは一通り揃えてしまったので、その更新も今は考えていません。

PC関係の更新の方が先になりますね。
cpuから丸ごと交換が視野に入ってきています。

それでは。

catwalk1101earphone.hatenadiary.jp



関連記事

【レビュー】非常用アルミニウムボトル オイルタンク/メディシンボトル/IDカードなどに AT7605 アップデート

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まとめ
■珍しいアルミニウムボトル
■アイデア次第で万能
■オイルタンクにも使える

【記事の最後にアップデートを掲載しています】

欲しい方は思わず飛びつく珍しいアルミニウムボトルを超格安で見つけましたので、記事にしておきます。
なんと0.68ドルと云う価格で、アルミニウム削り出しでパッキン付きです。

これだけ書けば「分かる人は分かる」と思いますが、ジッポーのオイルタンクにも使える可能性がある、というよりも「たぶん問題なく使える」というボトルとなります。

以前記事にしましたが、ジッポーのキーチェーンタイプの純正オイルボトルは問題が多く、製品精度の問題でオイルがいつの間にか揮発してなくなってしまうレビューが多数上がっていました。

かといって市販のボトルで代用できるモノがなく、僕も20年以上前に購入したオイルボトルを未だに使っていますが、新たに買い直そうと探してもモノがない、という事になっていました。

この手のボトルで難しいのは、あまりにも小さいとオイルタンクとして使えず、気密性も要求されるので製品精度も要求されたり、購入する人が限られているので「そもそも売られていることが少ない」ということが上げられます。

僕も2年ほど前に軽装夜間様とこの手のボトルの話しをしたときに予備で購入したかったのですが、探してもまったく適当なものが見つからずに諦めていました。

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【アルミニウムボトル・スペック】

長さは5センチ。
幅は1.7センチなので、絶妙な大きさです。
重さは約10グラムです。



【アルミニウムボトルの用途】

キーチェーンに付けて日常からさまざまな用途に使うことが出来るので、男のアイテムとしてはかなりの有用な製品です。
ジッポーなどのオイルライターを使われている方は、オイルタンクとして使い、他にも薬を入れるメディシンボトル、IDカードを入れて使うなどアイデア次第で万能に使える代物です。

以前ウルトラライト用の火器で紹介したオイルライターであるファイヤースタッシュの予備燃料ボトルとしてはおそらく最高の1本となるでしょう。

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【アルミニウムボトルのまとめ】

とにかく価格が一個送料込みで0.68ドルと云う考えられない安値で、パッキン付きのアルミニウム削り出しと云うことであれば、今使う予定がない方もまとめ買いを推奨しておきます。

何度も書きますが、この手のボトルはいつでも売っているわけではなく、一度市場から消えると10年単位で手に入りません。

単なるIDカード用のボトルなら登山用でよく売られているのですが、他の用途への転用が難しい商品が多いので、こういった万能に使えるボトルはいくつかあると便利です。

しかもアルミニウムだと最軽量のボトルを作れるので、素材から言ってもこれはオススメできます。

www.gearbest.com



参考記事

lottetoppo.militaryblog.jp


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アップデート記事


先日紹介したアルミボトルが到着しましたので、改めて感想を書いておきます。

予想以上に出来が良く、元々はメディシンボトルと云うことでしたが、IDカードを入れたりと自在に使うことが出来ました。

■重さ実測値8.5グラム(キーリングなし)
■重さ実測値9.6グラム(キーリング付き)


版厚が薄めのアルミ削り出しなので中身がかなり入ります。
何回かに分けて5つほど購入して、その第一陣が到着した段階ですが、更に幾つか追加発注を考えています。

【オイルボトル】

実質的に内部のねじ切り部分までしかオイルが入らず、それ以上入れるとフタをしめた段階で溢れてきます。
オイル容量は約2.2グラム分が入りますので、予備燃料としては十分な量だといえます。

現在、密閉テスト中ですが、簡易テストでは特に問題なく密閉が保たれているようです。
これから数ヶ月単位の長期テストに入りますので結果はまたこちら手に書き込む予定です。

【その他の使用方法について】

メディシンボトルでもIDカードボトルでも「水に濡らしたくないモノ」を持ち運ぶのなら何でも使えます。
頭痛薬のバファリンを入れてみると、アルミパッケージをギリギリまでハサミで切り取ればそのままボトルに入れる事ができました。
バファリンサイズなら最大で5個ほど収納することが出来ます。
パッケージ無しのむき出しの状態ならかなりの個数が収納可能だと思います。

【このボトルは自立する】

意外なことにこちらのボトルはフタを外せば「自立」します。
オイルを入れたときには結構便利で、気の利いた設計だと思っています。

関連記事

【殴り込み】少林寺拳法 対 極真空手【抗争】 その2

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【殴り込み】少林寺拳法VS極真空手【実話】 その2

前回の記事はこちら。
まだ読んでいない方はその1からご覧ください。

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前回、少林寺拳法の有段者が仲間を引き連れて総勢4人ほどで極真空手の道場に「試合を申し込みに来た」というところまで書きました。
単なる殴り込みや道場破りの類いなのですが、この頃は少林寺拳法といっても名前は有名だが「あまり見たことのない武道」の実力は全くの未知数でした。



僕の当時の印象ではジャッキー・チェン位しか思い浮かばず、今でもそうですが、なんとなく武芸と言うよりも華麗な寸止めによる、ワザと言うよりも型を楽しむ精神的な修養という要素の方が強いイメージがありました。

事実、少林寺拳法は「護身を基本とする」武芸で有り、決して攻撃的な武道ではないと云う理解を持っています。
なので本来なら少林寺拳法の有段者が、ケンカとはいえないまでも極真空手の道場に突然現れて試合を申し込むなどとはつゆほども思いませんでした。

もちろん当時から最強の名をほしいままにしていた極真空手が負ける、等とはまったく思いませんでしたが、それでもさすがに少林寺側も自信がなければ殴り込みになど来ることは考えられないので、突然現れた彼らに一抹の不安はあったことは事実です。

と云うのも、僕が見ている限りでは、少林寺の方は「どう見ても自信満々」なのがありありと見て取れました。
まるで負けることなど考えたこともないような様子で、相当な自信家というか、長い間修練を積み続けた風格のようなものがありました。

極真の道場に訪れたの少林寺は総勢4名でしたが、どうも見ていると指示を出しているのは代表者らしきの黒帯の有段者の方1人で、後の3名は「部下」というか単に連れてこられただけのようで、関係を見ている限り同じ道場の師範とその薫陶を受けている者という感じを受けました。

なので積極的なのは向こうの有段者ひとりと言えばひとりなのですが、全員がある程度の自信に満ちあふれているようにも見えたことも確かです。当然ですが少林寺で白帯を締めている者などひとりもいませんでした。

対する極真側は実際に戦えるのは緑帯の師範代ひとりしかいません。
後は全員が白帯の初心者です。

この日は茶帯の方も来ていませんでしたし、月に一度の黒帯の方の指導を受けられる日でもありません。

ほとんどの日がそうなのですが、白帯と緑帯しかこの道場には居ないわけです。
時々、黄色帯の人が来たり、水色帯の方が稽古に来てはいましたが、とにかく毎回来ることはないのでベテランの緑帯の師範代に僕ら初心者である白帯が主に指導を受けているわけです。

そんなことは見れば一目瞭然なので、少林寺側が「舐めていた」というのもあるのかもしれません。
何しろ黒帯すらひとりも居ないわけですから。

実際のところ、帯の階級差で言えばこちらと少林寺側の差は歴然でした。

緑帯と言えばその上に茶帯と初段の黒帯が有り、少林寺の二段というと初段の上な訳ですから段数だけで言えば少林寺の方が相当上にいるわけです。

少林寺側の帯の色はこちらとは少し違いますが、それでも茶帯の下の階級というのは変わりませんので、もしかすると全員が初心者とそれに毛が生えた程度の者たちと理解したのかもしれません。

師範代以外の僕ら白帯は確かにそうです。
長いものでも1年程度の経験しかないのでとても他流試合など出来る状況ではありません。

ですが、僕らの師範代は緑帯ですが「強い」のは確かでした。
とても練習熱心で、師範代が道場を休んだのを見たことがありません。

しかもこの師範代、極真の県大会で3位入賞まで食い込んだほどの実力者で、毎回練習組み手で相対している僕からすれば蹴りも突きも相当に危ないのは体で分かっていました。

何もかも全部のワザが危ないのですが、特に危険なのは「上段回し蹴り」でした。
初心者相手に本気になることはありませんでしたが、相当手加減しても一撃で床に沈みます。

喰らった方は分かると思いますが、極真のこのクラスの回し蹴りは「鉄パイプ」とか「棍棒」で殴られるのとさしたる違いはなく、手加減してくれるので気絶するようなことはありませんでしたが、ガツンと喰らって床に倒れて初めて「回し蹴りを喰らった」というのが分かる程度です。

当然ですが蹴りは見えませんし、ガードする暇もありません。


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【試合が始まる】

向こうとこちらの代表者同士の話し合いで、ルールは極真のルールに則って行われる事となりました。
少林寺側が殴り込んできたので当然と言えば当然なのですが、それでも少林寺側には不利だったところがあるかもしれません。

要するに「顔面への攻撃なし」のフルコンタクトの試合となります。
なので蹴りと突きは相手の体に本気でたたき込むことになります。

少林寺拳法といえば普段は「寸止め」の筈なので、相手の体に研鑽を積んだワザを叩き込んだはずはないはずなのですが、相手を見ている限りではまったく自信が揺らぐことはないようで、もともと向こうも極真のルールという土俵の上で戦うことは想定内であったというのが僕の印象です。

その他の細かなルールがあったのかどうかは僕には分かりません。
上位の者同士の話し合いで決まったことで有り、なにしろこの師範代と世間話などとても出来るような間柄ではないので細かなことは分からないのです。
しかも、この師範代は普段から無口な方でした。

試合開始の前に、僕ら極真側は壁側に、少林寺側は窓側に一列に相対するように正座しました。

お互いの代表者である極真の師範代と少林寺の黒帯が前に進みでて、試合開始の合図を冷静に待っていました。
極真側からひとり審判役がでましたが、この人も素人と云えば素人なのであまり意味があったとは思えません。

忘れられないのが、このとき少林寺の黒帯の方が連れてきた仲間の方に振り返ると、突然、こういいました。
「おい、おまえら、もしオレが負けるようなことがあっても絶対に手出しするな」と。

当然のことながら僕らはそんなことをするつもりはまったくありません。
イレギュラーな他流試合とはいえ、そんなマネをするはずがないのです。
この発言には正直驚きました。

ちなみに場に仁王立ちしたうちの師範代は20代後半の若者でした。
少林寺側はもう少し上の30代前半に見えました。

体格はうちの師範代は170センチ前半でガッチリとした体格ですが、それと比較しても少し背が低いくらいで、体格は似たような物でした。

さて、一礼を済ませた後、審判役の「始め!」の合図と共に試合が始まりました。

すぐに構えを取りながら極真が少しずつ間合いを詰め頃合いを見て強烈な下段蹴りを少林寺の相手の腿に放つと、間髪入れずに詰め寄り、そのまま下段突きを相手のボディに何発か叩き込みました。

この瞬間で、実際の試合は終わってしまいました。

この後はもうほぼ無抵抗になった少林寺側はなすすべもなくただ痛めつけられているだけでした。

後で試合を見ていた「同僚」の言葉を借りれば「人間サンドバッグ」だったことは確かです。

試合はあまりにもあっけなく一方的に終わってしまいました。


【少林寺拳法VS極真空手まとめ】

一言で言うのなら、この他流試合の結果はもう勝負というほどのことではなく、ただ単に極真側の一方的な攻撃で試合は終わりました。
この原因なのですが、最初の一撃で「少林寺側が戦意を喪失した」というのが正しいと思います。

圧倒的な力の違いを最初の一撃で見て取って諦めたのだと思います。

やはり普段は寸止めの拳法でフルコンタクトに挑むことに無理があると僕は思います。
そこには「越えられない壁」がやはりあると思うのです。

少林寺拳法の有段者による反撃というか、攻撃の手数は僕が見ている限りでは一発も打ち返せませんでした。
この点ではいつもうちの師範代に練習組み手でボコボコにされ、最後は回し蹴りを側頭部に喰らって床にへたり込む僕らと何ら変わりがありません。

僕らの場合は、練習のために何発か打ち返させてもらえますが、この試合の場合はそうさせてもらえなかったと言うだけのことで、あの試合を見た限りでは、実戦的とはとても言えないのではないかと思います。

強烈な一撃を喰らうとどうなるか、と云うことはやはり殴られないと分からないと思うのです。

例えば腿の急所に下段蹴りをまともに食らうともう足は動きません。
極真である程度研鑽を積んだ者の上段回し蹴りをノーガードで喰らうとそのまま病院送りになります。

特に初心者がこのクラスを相手にするとちょっとガードを下げると瞬間的に打ち込まれます。
この為、腕を下げるなと何度も教わるのですが、みぞおちにガツンとやられると痛みのため本能的に腕を下げてしまいます。
こういったことはすべてやられてみないと分からないと思うのです。

最後に言っておきますが、極真の師範代は後半は明らかに手加減していました。
これは間違いありません。
たぶん実力差を感じて本気で打ち込むと危険、だと判断したのだと思います。
ただし、ボディへの攻撃は手加減したかどうかは分かりません。

それが証拠に少林寺の方はちゃんと歩いて帰りました。
少なくともうちの師範代が本気になって回し蹴りを頭部に打ち込んでいたのならその時点で立ち上がることはありません。
ガードはがら空きだったのでクリーンヒットを決めるのなど造作もないことでした。

彼が試合の間、おそらく2分ほどだったと思いますが、ボコボコにされながらもとりあえず「立っていた」のは手加減があったからです。

この人生の中でこんなこともあるのか?と云うほどの珍しい試合を見させていただきましたが、いったいなぜ、彼らが突然殴り込んできたのかはよくわかりません。
ですが、相手が悪すぎたことだけは確かです。


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【レビュー】アウトドア用 IPX7防水モバイルバッテリーをテストする

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まとめ
■コンパスは役に立たない
■IPX7防水
■ラフな扱いに耐える



アウトドア用のIPX67防水モバイルバッテリーをテストしたので記事にしておきます。

数年前に完全防水のモバイルバッテリーを発見したので記事にしたことがありましたが、モバイルバッテリーでIPX7以上の防水バッテリーは当時はほとんど存在していませんでした。

防水やアウトドア用と銘打たれたバッテリーでも実際はIPX4の防滴仕様がいいところで、実際にテストしても所定の性能はほぼないというのが実情でした。

なので中華製防水バッテリーに関してはかなり注意しないとIPX4程度の性能かもしくはそれ以下の詐欺に近い商品が多いわけです。

防水系のモバイルバッテリーは最初からキチンと設計しないと防水にはなりません。

そこで今回はIPX67の防水モバイルバッテリーを手に入れたので「水に沈めてテストする」事を思い立った訳です。

【防水モバイルバッテリーのスペック】

  • ■小型LEDつき
  • ■容量は6000/10000の二種類
  • ■IPX67の防塵と防水性能
  • ■変換効率80%
  • ■入力: Micro USB DC 5V 2.0A
  • ■出力:DC 5V 2.1A

公称値通りなら変換効率が80%と高いのでとても優秀です。
ただし、この変換効率が額面通りに受け取れるかどうかは不明です。

通常であれば70%程度、更に使ううちに低下するので実使用では60%程度です。
この為、このバッテリーの80%という数値が正しいのならば、約10%容量が向上しているという事になります。

入力が2A対応でQC2.0などの急速充電規格に対応していないので、10000mahを充電するのにはある程度の時間が掛かります。

本体には小型LEDが実装されていますが、この明るさは見た目で20ルーメン程度はあるかと思いますので、
いざという時には十分な明るさでしょう。

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水に沈めている様子です。

【防水モバイルバッテリーのテスト】

正直に言うと「すぐに壊れる」だろうと言うのが見解でした。
USB充電口のパッキン等を見る限り不安が拭えず、実際にテストしてみるまでなんとも言えないのが見た限りでの印象です。

こちらのバッテリーはIPX7なので「水に沈めて30分間持ちこたえる」というのがカタログ上でのスペックとなりますので、実際に洗面台に水を張り、きっちり30分間沈めてみました。

こちらのバッテリーは既に新品ではなく、これまで半年ほど使用してますので既に傷だらけの製品です。
なのでもうテストで浸水して壊れても「諦めがつく」状態でした。

結果は、・・・・・・見事に防水テストは「合格」しました。

僕自身も驚きましたが30分の防水テストを完全にクリアしました。

と云う訳なのでこちらのモバイルバッテリーはIPX7の防水性能が確保されています。

ただし、充電口の中にうっすらと水が浸入していましたので、それ以上の性能はおそらくありません。
といってもこの状態で30分持つのならアウトドアフィールドにおいて丸1日の雨くらいなら余裕でしのげると思います。

【注意点】

付属のコンパスが壊れやすくまったく役に立ちません。
こちらはいざという時には役に立たないどころか、全く違う方位を指し示して危険なので取り外してしまうことを推奨しておきます。

またこちらのコンパスは防水ではありませんので水に沈むとそのまま破損します。

余談ですが、こういったオマケのような中華製コンパスは極めて粗雑なので絶対に信用しないようにしてください。

アウトドアに持ち込む場合は付属の中華製カラビナも破損しやすくバッテリーを落とす可能性があるので「まともなカラビナ」に交換することを推奨しておきます。

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水から引き上げた直後にフタを開けた状態です。多少浸水していますが、きっちり持ちこたえたので優秀な製品でしょう。
この状態でも問題なく充放電可能でしたので、テストは合格です。

【防水モバイルバッテリーのまとめ】

少なくとも今回テストしたバッテリーはIPX7相当の防水性能を確認しました。
これにより、アウトドアでの使用を推奨しておきます。

バックパックにカラビナを使用してむき出しでぶら下げていてもフタをしっかりと閉めてさえいれば不意の雨や水没にもまったく問題なく耐えることが可能です。

こちらの防水バッテリーの「重さ」は平均的となっています。
10000mahで約225グラムなのでほぼカタログ値と同等なのですが、10000mahのバッテリーとしては標準的な重さでしょう。
6000mahの方は175グラムなのでこちらもバッテリーとしては平均的な重さという事になりますが、前回紹介したC2などを使えばもっと軽くなりますので、そこをどう判断するかという事だと思います。

どちらかというと僕は「日常用」でラフに扱っていますので10000mahを選択しましたが、アウトドアなら175グラムの6000mahバージョンをオススメしておきます。
平均的な重さで有りながら防水防塵で耐落下性能も完備していて1000円程度の価格なら十分におもしろいバッテリーです。

これで防水テストに合格しなければそこらによくある単なるモバイルバッテリーなのですが、きっちりとIPX7テストをクリアしましたのでこちらのブランドは信頼しても良いと感じています。

外装がABS樹脂で傷がつきにくく、日常でラフに使う方にもメリットは大きいです。
アウトドア用に防水系のモバイルバッリテーを探していた方には「決定版」といえるのではないでしょうか。

注記
何社からか防水バッテリーが販売されていますがIPX6だったり、IPX不表記だったりするので良く確認してください。電子ライターなどが付いているタイプは、この電熱コイルがかなり壊れやすいので長期の使用には向きません。



今回テストしたのはこちらのバッテリーです。



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【レビュー】超軽量 Thorfire 30ルーメンヘッドライト/キャップライト 24時間点灯【ウルトラライト登山】

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【レビュー】超軽量 Thorfire 30ルーメンヘッドライト/キャップライト 24時間点灯【ウルトラライト登山】

まとめ
■キャンプや釣り向き
■ベルトや帽子など装着範囲が広い
■登山向きではない



ウルトラライト登山用のヘッドライトのひとつとして実戦投入の検討を行ったのが、今回紹介する30ルーメンのヘッドライトとなります。

こちらは、正確に言えばヘッドライトと言うよりもキャップライトというものであり、帽子のツバなどに装着して簡易的なヘッドライトとして使用する軽量ライトです。

重量はわずか28グラム(実測値)であり、点灯時間はスペック値で30ルーメン24時間を達成しています。

もちろん帽子などだけでなく、ウエストベルトやバックパックのショルダーパッドなどにも問題なく使用できます。

ただし、ヘッド部は約45度の角度で可変しますが、ウエスト部に装着した場合はヘッドが多少上向きになりますので、足下すぐと言いうよりウエスト装着時は数メートル先を照らす感覚となります。

本体は背面のクリップでの固定になり、こちらのクリップの出来もなかなかよいモノで、キチンと滑り止めが加工されてあり、クリップもかなりキツイ装着感なので使用中に不意に外れて無くすという危険性はかなり低いと言ってしまって良いと思います。

基本的にはヘッドライト代わりかショルダーパッドへの装着を前提に考えておくべきLEDライトかと思います。

それ以外の部分への装着もアイデア次第でどこにでも使えるので、活用範囲は広いといえるでしょう。

こちらのキャップライトはかなり出来が良いライトなので「気になる方」は価格と性能のバランスで検討を図っても良いと思いますが、登山などへの使用はさまざまな制約条件などを検討した上で考えた方が間違いないでしょう。

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【Thorfire 30ルーメンヘッドライト/キャップライト・スペック】
  • ■重さ28グラム(実測値)
  • ■明るさ30ルーメン
  • ■モードは1モードのみ
  • ■CR2032をふたつ
  • ■LED5灯
  • ■ABS樹脂クリップ付き

ボタンはむき出しでロックスイッチはありませんが、元々このタイプのライトはどこかに装着して持ち歩くモノなのでロックなしでも特に問題ないと判断しました。

そもそもの使用形態からいってバッグパックの中にいれるようなものではありません。

本体ヘッド部の角度調整はおよそ45度の範囲で5段階です。調整範囲は広いので装着位置で見やすい位置にライトの中心スポットを向けることができます。

IPX防水に関する記述が見当たりませんが、見る限りではIPX4程度の防滴性能だ判断します。
ヘッドライトは一部の機種を除いてIPX4が多いので、価格が安めの製品としての防水性能は標準か少し劣る程度だと思います。

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【明るさについて】

公称値は30ルーメンで非常時には使いやすい照度が確保されています。
点灯時間は新品ボタン電池のフルタイムで24時間ですが、カタログ上では約12時間で照度は半分の15ルーメンまで落ちます。

照射写真を見ていただければ分かると思いますが、ちょっと照射のスポットがいびつです。
これが個体差の工作精度の問題なのかはよく分かりませんが、実用上での使いづらさは感じませんので良しと致します。

スポットがあまり強くないので遠方照射に振ったライトではなく、手元から数メートル先までをふんわりと照らすタイプでのライトで、1モードのみの何も考えずに使用することが出来る単純を極めたLEDライトとなっています。

【キャップライトまとめ】

日帰りでのウルトラライト登山の予備ライトとしては有用だとはとてもいえません。

こちらの製品の主な競合製品としてはペツルのイーライトやモンベルのミニヘッドランプあたりが被ってきます。
ただ、性能的にみればウルトラライト登山使用ではペツルのイーライトやモンベルのミニヘッドライトをやはりオススメしたいと思います。

実測の重さでイーライトの方がわずかに軽いという事はもちろん、多種多様な点灯モードや赤色LED搭載を考えると、ウルトラライト登山のヘッドライトとしてはイーライトの方が優れているというのが結論です。

また同じCR2032電池を使うモンベルのミニヘッドライトと比較してもウルトラライト登山用途としては劣っていると判断せざるを得ません。

ただし、釣りやキャンプで気軽につかいたいという場合を想定すれば、こちらの5LEDキャップライトは価格的にも配光の使いやすさからしても非常におもしろいライトだと思います。

というよりもそういう軽い使い方ならこちらのライトの方がよりすぐれていると僕は考えます。

CR2032電池仕様なので、フォトンと組み合わせて電源の共通化を考えてみるというのもおもしろいかもしれません。

僕の場合はイーライトをバックパックに収納してしまっているのですが、日帰り登山なら遭難や特殊な状況以外ほぼヘッドライトを使うことはありませんので、むしろ帽子やショルダーパッドにセットして気軽に使うと云う点では今後活用していく機会を増やしていけるライトだと思ったりもしましたが、登山の方が無理に検討するライトではないと最終的に判断しました。

というわけなので釣りやキャンプを中心に、より日常的に、よりお手軽にヘッドライトを活用したい方向けというのがキャップライトに対してのぼくの結論となります。

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【殴り込み】少林寺拳法VS極真空手【実話】 その1

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まとめ
■ある日突然の「道場破り」
■少林寺拳法2段の殴り込み



これはもうだいぶ昔の話しになりますので、もう既に時効でしょうからコラムとして書いておきます。
一言で言うと「極真空手の道場にある日突然少林寺拳法の有段者」がよく云えば他流試合に、悪く言えば「殴り込み」に来たときの話しです。

これは昭和末期の話しとなりますが、いくら何でもあの時代、既に「道場破り」のまねごとをするような人が居る時代ではありませんでしたので、かなり驚いたことも確かです。
何しに来たのかという理由はいまだによく分からないところがあるのですが、たぶん「腕試し」したかったのだろうと思います。

【極真空手を始めたこと】

僕が極真空手を習い始めたのは父親の影響です。
父親が仕事帰りに極真空手を習い始めたのですが、毎週毎週体中に青あざを作って帰ってきていましたので、母親が湿布を張る姿を眺めては「何でそんなことをしているんだろうと思っていました。
格闘技になどたいした興味はなかったのですが、やはりどこかで影響を受けていたのか、数年後に僕も町の極真空手の支部に入門する事になるのでした。

これはもちろん自分で決めたことです。

最終的に在籍したのは1年程度、正味で言えば半年がいいところで、極真空手を学んだなどとは口が裂けても言えないほどの単なる「囓った程度」の人間です。

【極真空手の支部について】

当時、極真空手の道場は町にひとつしか無く、それも専用の場所で行うのではなく、単に幼稚園を一時的に間借りして稽古場として使用していました。
幼稚園なので園庭は広く、教室もまたそこそこの広さでした。
もともと極真空手の支部に通ってくるのは多い日でも10人程度しか居ませんでしたのでそれでも十分なのでした。

練習は週に一度、水曜日の夜に行われました。

人数は先ほど述べたように多くても10人程度、少ない日は5-6人での稽古でした。
そもそも新人が入っても1ヶ月も経たずに来なくなってしまうので、常に人数は少ないのです。

師範代は実質的に「緑帯」の方が行っていました。
なぜならうちの支部には黒帯の方が在籍していなかったからです。

実は緑帯の上位の方で茶帯の方も在籍していて、本来ならその茶帯の方が指導する立場なのですが、仕事が忙しいらしく、道場に顔を出すのは月に一回程度となっていました。
なので、ほとんどの稽古で実際は緑帯の方が指導の中心となっていた訳です。

それにプラスして隣の市から月に1回だけ「黒帯」の方が指導に来る日が設けられていました。

僕は毎回体にあざを作り、足はびっこを引くというていたらくで稽古に励んでいましたが、これはそんなある日に起こった事件です。

【道場破りか?少林寺拳法の殴りこみ】

その日、僕らいつも通りに「稽古」を始めていました。
基礎練習から行うのですが、柔軟体操から始まり、正拳突きや蹴りの練習など、毎回決まったメニューをこなしていきます。
師範代を正面に迎え、正対するように僕らが一列に並びます。

すると突然、窓がガラガラと開き、来訪者が来たようでした。

僕らはいったん稽古を中断し、緑帯の師範代が対応する為に窓の方に向かいました。

こういうことはよくあることで、ほぼ全員が「入門希望者」という事になります。

いきなりの入部はさせていませんでしたので、この後、稽古を1日見学し、後日再び来て誓約書などを書き、正式に入部する事になります。

ところが、今回の来訪者は様子が違っていました。

どうみても白い胴着を着用し、黒帯を締めています。
人数も後ろに3人ほど控えていますので総勢で4人ほどとなります。

全員が白い胴着を着た武芸者のように見えたので、なんだろうと思った事も確かです。

しばらく何事かを向こうの代表者らしき人物と話していましたが、しばらくするとぼくらを隅に集めて、師範代はこう言いました。
「少林寺拳法のやつらが試合を申し込んできたので受けて立つ」と。

試合というと聞こえはいいのですが、要するに単なる殴り込みです。
昔の映画やマンガなら時代劇によくあるように、負ければ「看板を持って帰られる」とかそういう類いの話しです。

世紀末も迫ったあの時代にそんな時代錯誤のような事をやりに来る少林寺拳法の奴らにも驚きました。


長くなったので「その2に続く・・・・・・・・・
気が向いたら書きますので、期待せずに待っててください。


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【コラム】登山用に格安GPSロガーを考える holux canmore

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【コラム】登山用に格安GPSロガーを考える

まとめ
■液晶付きのGPSロガーは便利
■マップポインターと組み合わせることで安全度が向上する



僕は専用GPSを持ち歩いて登山していますが、前々から申し上げているとおり、日帰り程度なら既に地図付き専用GPSの必要性は限りなく薄くなってきています。

世の中がわずか数年でこれほど変わっていくのかと感慨深いものがありますが、かくいう僕も「日帰り登山専門」なので既に専用GPSは「趣味の道具」と化しつつある事も事実です。

スマホとモバイルバッテリーを持ち歩けば、当然のことながら専用GPSを持ち歩くのと比較して大幅に軽量化できますし、地図表示などはスマホの方が数倍高速です。
わざわざ重いGPS機を持ち歩く事に疑問が大きくなってきているので、これからGPSを揃えようかと考えている方に格安GPSロガーをオススメしたいという意味で要点をまとめておきます。

僕ももしかするとスマホ+格安GPSロガーに切り替える可能性も出てきていますので、何かの参考になれば幸いです。

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【格安GPSロガーとは何か】

登山でGPSを使用する場合、これはサイクリングやマラソンなどでGPSを使用するのとは訳が違い、「命が掛かっている」という点ではとてもクリティカルな機器だと思います。

道迷いを防ぎ、確実に人里へと帰還するためにいまやGPSは必須だといえます。

ただし、最近のGPS機は登山では既に機能的にオーバースペックです。

それが証拠にここ何年も最新GPS機に加えられた機能追加で「登山」を意識した機能は1つもありません。
どんなGPSでも登山用として考えられるGPSの必要な基本スペックは既に実装されているわけで、今後も増えることはないと考えられます。

そういう意味では、ハンディタイプのGPSは既に完成されていますし、今後はスマホとの連携を強化する位しか進化の方向性が見えません。
腕時計タイプは「スマートウォッチ」化していくだけのことであって、要するにApple Watchのスポーツ版みたいなモノです。
既にガーミンのFENIX等はそんな感じですし、後は地図を搭載してくるとか、科学的なトレーニング指標みたいなものを導入して、より効率的に登山する、みたいな感じになるのではないかと思います。

格安GPSロガーとは一万円以下で購入できるGPS機のことをさします。

割り切った価格の分、出来ることは限られてきますが、ログをとる、と云う一点では高級な専用GPSと比較してもたぶん精度はそんなに大きく変わらないのではないかと思います。

既にGPSの精度競争は終わっていて、ガーミン同士で比較しても「厳しい状況での電波の掴み」は確かに違いますが、それもほとんど誤差の範囲の話しであって、目くじら立てるような精度差はもうほとんどありません。

ちなみにガーミンを例にとれば内蔵のパッチアンテナ機でも高級機と普及機で比較しても厳しい状況での誤差はせいぜいが数十メートルです。
ハード差よりもむしろチップファームウェアの安定性というかソフトの出来の方が精度への影響が大きいと感じる部分もあります。

とても厳しい用途や冬山に行かれるのならヘリカルアンテナ機をオススメしておきますが、普通の山に行かれる方がわざわざ「精度のために高級機」を購入するような状況ではありません。

と云うわけで普通の登山なら格安GPSでも既に十分にGPSロガーとしての役目を果たすと僕は考えています。

そこで今真剣に検討し始めているのが「格安GPSロガー」です。

登山で使用することが前提なら、次の機能が絶対に必要となります。

■液晶画面

それ以外の機能は別になくてもなんとかなります。
格安機に「方位」だの「気圧計」だのとあまり要求してもそもそも精度が出せるのかという問題があり、期待は禁物でしょう。
もともとGPS高度は誤差が数百メートル単位で発生しますし、信頼できるメーカーでないと電子コンパスは使い物にならないケースがよくあります。

それでは液晶画面が何のために必要なのかというと「経度と緯度」を単独で確認するためです。

経度と緯度が分かればスマホと組み合わせて簡単に「現在位置」がプロット出来ますので、これがないと話しになりません。
GPSロガーを所持しているのに「道迷い」が発生するという事になりかねないからです。

逆に言えば単純な格安GPSロガーでもスマホと組み合わせれば現在地を見失うことはないという事で、スマホのバッテリーを消耗することなくログを記録する事が出来るわけです。

【格安GPSロガーを持っただけでは安全度は向上しない】

スマホとGPSロガーの二台持ちを実現しても、これだけでは登山においての安全度は向上しません。
もしスマホにトラブルが発生するとGPSロガーに緯度経度が表示されても現在位置が不明となるからです。

これ防止してGPSロガー単独で現在位置を特定するためには「マップポインター」という専用の定規を使用します。
このマップポインターの入手が少し面倒なのですが、格安GPSロガーを使用する方はぜひ手に入れて地図と共に持ち歩くことで安全度を飛躍的に向上させる事が可能となります。

マップポインターの入手と使用方法については以下のサイトを参考にしてください。

マップポインター ■(有)山口商店■


僕も近々格安GPSロガーへの移行も考えているのでその時はマップポインターと同時の入手を検討しています。

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【格安GPSロガーまとめ】

登山に使用するのなら、緯度経度が単独で表示できるロガーが必要です。
また、安全度を高め、現在位置確認をGPSを使用してスマホと二重化するために別途で地図とマップポインターを持ち歩く必要があります。

それでも地図表示可能なハンディタイプのGPSよりも大幅に重量は軽減できますし、専用のロガーを使うことによりスマホのバッテリーも節約できます。

何よりも、生命線であるGPSをダブルで持ち歩くことにより安全度を大きく高めることが出来るので、いまスマホのGPSのみで登山している方はスマホのバッテリーのことも考えると「液晶付きの格安GPSロガーを持ち歩く」という事を真剣に考慮しても良いのではないかと思います。







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液晶付きのGPSロガーというと選択肢はあまり多くはありません。
以上のような機器が選択肢に入ってきます。
必ずマップポインターと組み合わせてください。


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【小型気象計】ワイアレスWxBeacon2が発売します。


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まとめ
■スマホとBluetooth接続できる気象計
■販売も有り



まず最初に皆さんに謝らせて頂きたいのです。
実は以前に以下のような記事を書きました。


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日付を確認すると2015年7月の記事なのでもう既に2年ほどが経過してしまいましたが、「世界最小最軽量」を謳う「小型気象計」です。

当時は2015年11月出荷予定という事でしたが、こちらの開発が遅延に遅延を重ね、未だに手元にはありません。

もしこちらの記事で「出資」してしまった方がいるとすれば大変申し訳ない思いがしていたわけですが、当然のことながら僕も出資していますので、首を長くして待っている状態でした。

出資なされている方はおわかりになると思いますが、先日のメールで遂に開発終了したようで、6月から発送を開始するようです。

おそらく夏頃には間違いなく手元に到着することになるだろうと思います。

改めて書いておきますが、こちらの気象計は気圧・温度・湿度。UV指数、照度などをスマホのオーディオジャックに接続して計測できる世界最小最軽量の気象計となります。
もし今から購入するのであれば、6月を過ぎたあたりで出荷開始を確認してから購入するべきでしょう。

こういったキーチェーンアイテムは日常はもちろん登山などにも使えるので大変おもしろいアイテムだと思います。

【Bluetooth接続可能な小型気象計WxBeacon2が発売】

さて、話題は変わりますがweather newsから最新のWxBeacon2小型気象計も国内販売開始されますのでこちらのことも書いておきます。

実は僕は温度や湿度がいつでも知りたいのでweathernewsの歴代の気象計はすべて所有しています。

初代の気象計は確かsoraショップにて販売もされていたのですが、いま配布されているBluetooth気象計であるWxBeaconについては単品での販売は行われてはいません。
なので、こちらはリポーターとなってコツコツと2000ポイントを溜めるしか手に入れる方法がありません。

ポイントを貯めるには毎日リポートを投稿するわけですが、これがとにかく面倒で、欲しいから頑張りますが最低半年以上はかかるわけです。

そうやって努力の果てに小型気象計を手に入れるわけですが、それしか入手方法がないのでそうするしかないわけです。

ところが、今回のWxBeacon2ワイアレス小型気象計はなんと一般販売もされるようですので急遽記事にしておきます。

こちらは僕のようなポイント達成者は5月中旬から販売開始され、一般の方には6月からの販売が予定されています。

今回もポイントを貯めて「もらえる」のですが、なんとWxBeacon2小型気象計と前期種のWxBeaconのどちらが配布されるのかが選べないので、なんとも魅力が薄くなりました。

そこで頑張ってポイントを貯めても「最新の気象計がもらえるかわからない」ということもあり、また「販売」もされるということもあるので、急ぎで確実に最新モデルが欲しい方は「購入」を考えてみると良いでしょう。

時間のある方は博打にはなりますがポイントを貯めていくというのも当然有りです。

【小型気象計WxBeacon2のスペック】

実はまだはっきりとした詳細が発表されていません。
特に本体のサイズや重さ等です。

製品画像は見られるので、そちらを検討する限りでは「かなり小型」なのでパックパックに取りつけてウルトラライト登山などへの活用も十分に視野に入ると思います。

出来ることは以下になります。
  • ■スマホにBluetooth接続できる
  • ■温度
  • ■湿度
  • ■気圧
  • ■照度
  • ■騒音
  • ■UV指数
Bluetooth接続できてログが取れるワイアレス気象計はそもそも貴重です。
以前紹介したRC-4やRC-5でも温度だけなら何の問題もなくログ記録できますが、更に詳細なデータが欲しい場合などでは検討に値すると考えています。

詳細に関してはweathernews社のページを参照してみてください。

ウェザーニュース社wxbeacon2
weathernews.jp/smart/wxbeacon2/


参考記事

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【ThruNite C2 18650 】 大容量バッテリーを劇的に軽くする方法


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まとめ
■18650パナソニック電池が使用可能
■大容量バッテリーをいかに軽くするかは大問題
■登山などでの積極的な活用も視野に。



大容量バッテリーを10000mah以上のバッテリーと規定するのなら、これを軽量化する方法は今までありませんでした。

多少なら軽くする方法はあるのですが、その方法というのが外装がプラスチックで作られた製品を選ぶ事や薄型の製品を選択するという程度のもので、実質的に数十グラム軽く出来るかどうかという程度の話しでもありました。

容量と重さが比例するバッテリーの世界での劇的な軽量化は「困難」というのが一般的な見解です。

実例を挙げましょう。

よくある18650セルを使用した3500mahのスティックタイプの小型バッテリーの平均的な重量は約75グラム付近となっています。

ここで登山などのクリティカルな用途に推薦しているパナソニックの2800mahの手持ちのバッテリーQE-PL102の重量を計測すると85グラムです。

実用的な最低容量を2800-3500として考えれば、モバイルバッテリーはだいたい75-85グラムが平均的な重量となります。

薄型のカードサイズバッテリーなどを選択すればもう少し軽くすることも可能ですが、ここから先の軽量化はスマホの使い方や用途や信頼性をよく考えて選択していく領域となります。

特にカードサイズバッテリーは信頼性などで不安な要素が大きく、もっとも売れていると思われるMocreoの2500mahで実容量が約1500mahに程度となります。
iPhone7のバッテリー容量が1960mahなので、理論上の熱損失を40%と仮定すると0%の状態から約76%まで充電可能ですが、実際の使用では更に少なくなる可能性が高いので、0%からの充電ですと約50-60%まで充電できると仮定しておくと実際の使用感に近くなります。

ですが、これだと日帰りから一泊までの緊急用途が精一杯となります。

もっと長期で登山する方やスマホをもう少しいろいろな用途に活用する場合、容量がもう少し欲しいのも事実です。

今手元にAukey社の最新の10000mahモバイルバッテリーがありますが、この実質重量が224グラムとなっています。
薄型のリチウムポリマー系バッテリーで外装はプラスチックなので10000mahバッテリーとしては「かなり軽い部類」に入ります。

10000mahなら、うまく充電すればスマホに満充電を約3回分となりますので、アウトドア使用において安心感が大幅に増します。
更に最近増えつつあるUSB充電の機器を増やしていけば各種電子機器の電源の共通化も可能となってきます。

ですが、大容量モバイルバッテリーでこれ以上の劇的な軽量化はもう無理です。

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【10000mahの容量で劇的に軽くする】

そこで最近考え出したのが、18650リチウムイオン電池を活用した軽量化です。

使う機器は、ThruNite C2という充電器をつかいます。

これは、交換可能な18650セルのモバイルバッテリー出力が可能な充電器です。
つまり、18650電池を複数持ち込めばいくらでも「容量を調整」できます。

具体的に例を挙げましょう。

18650の日本製セルの最高容量である3500mahを3本持ち込むと、最大容量は10500mahとなりますので、ほぼ10000mahのバッテリーを持ち歩くのと同等です。
(市販の18650で3500mah以上の容量を持つ電池はすべて容量詐欺なので絶対に購入しないように)

この時の軽量モバイルバッテリーの重さは225グラム程度です。
ちょっとでも重いバッテリーなら簡単に250グラムを超えてしまうでしょう。

ですが、同じ条件でC2を使うと182グラムとなります。

10000mahの容量でなんと200グラムを切ってきます。

18650セルの本数を調整すれば容量は3500刻みで検討することが出来ます。
もちろん2200mahや2800mahというセル容量も選択できますが、容量を減らしても軽量化できるのはわずか数グラムなので、日本製の保護回路付き3500mahの18650電池を、中心に考えるべきものでしょう。

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【ThruNite C2のスペック】
  • ■入力 5V/2.4A
  • ■出力 5V/3A
  • ■素材 T6061 アルミニウム
  • ■サイズ 98.2㎜/25㎜
  • ■重さ 38グラム(実測値)

入出力の値が高いことに注目です。
ただし、こちらで確認する限りはどのように使用しても入力は0.5Aまでしか確認できませんでした。
出力は1.25Aまでは確認ましたので特に問題ないでしょう。

残量インジケーターはボルトインジケータとなっていますので、3Vで赤点滅です。

【ThruNite C2のメリット】

* ■信頼の18650パナソニック電池を選択できる
* ■持ち歩く本数を調整することで大容量バッテリー化が可能
* ■最低容量の3500mah1本でも約85グラムなので平均的な重さとなる。
* ■バッテリーの寿命は約2年ですが、中身を交換できるので実質的にお得

【ThruNite C2の注意点】

Amazonのレビューなどによるとスマホなどの充電時に90%以上で停止してしまうときがあると書いてありますが、こちらでiPhone7でチェックする限りはまったく問題ありません。

キチンと100%まで充電できました。
もしかするとスマホとの相性やC2の不具合や個体差などがあるのかもしれません。
そういった場合は一度返品して確認すると良いかも知れません。

また、18650電池はかならず「保護回路入り」を選ぶ必要があります。

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【アウトドアでのバッテリーの総合的な軽量化について】

18650電池を更に他の機器にも活用できれば、登山においての総合的な軽量化につながっていくのですが、ヘッドライトやフラッシュライトで18650を使用するモノはかなり重いものが多く推奨できません。

そこで、18650を直接流用するのではなく、マイクロUSBの充電端子を備えた機器を今後積極的に導入することにより、更なる全体的な軽量化の可能性が残されています。
今は過渡期ですのでまだま登山では「電池タイプ」の機器が多いのですが、USBタイプは今後間違いなく増えていくだろう思われます。

既にフラッシュライトなどは本体にマイクロUSB端子などを備えていてモバイルバッテリーから充電可能なモノがチラホラと現れていますが、電子機器系はマイクロUSBと相性が極めて良いので、選択肢として俎上に載せていくことは必要だろうと思います。





【ThruNite C2のまとめ 】

基本的に容量が10000mah以上から先は劇的な軽量化となります。
それ以下の場合でも平均的なモバイルバッテリーと同等クラスなのでデメリットがありません。

なによりも日本製セルやパナソニックの18650電池を選択できることにより、モバイルバッテリーの信頼性を大幅に引き上げることが可能です。

市販のモバイルバッテリーは中身のセルが公開されていることはほとんどなく、たいていの場合、中華の無名電池が入っています。
これが信頼性を下げる大きな要因のひとつなので、ここを日本製に交換可能というのは極めて利点が大きいです。

C2があれば車などから緊急的にマイクロUSBケーブルで18650電池に充電も可能となるのもポイントが高く、活用範囲が広がるでしょう。

ちなみにThruNite社は「パナソニックセルの使用を推奨」しています。

価格的な面でもAmazonで約2500円ですが、3400mahパナソニックセルの18650が1本付きなので本体の価格は実質1000円ちょっとなので決して高くはありません。

登山などで大容量モバイルバッテリーを検討している方は真剣に考慮するべきですし、今後のバッテリー計画の中核となる可能性を秘めていると思います。






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