ブログなんかめんどくせえよ

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ECWCS 極寒冷地用被服システムGen3 Level5 ACU ミリタリー登山用パンツ

ECWCS 極寒冷地用被服システムGen3 Level5 ACU ミリタリー登山用パンツ

まとめ
★春から秋まで使用可能
★贅沢な作りと素材




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米軍ECWCS極寒冷地被服システムのLEVEL5のズボンを購入して、登山に投入しています。
ECWCSというのは米軍最新のレイヤードシステムで、各LEVELの被服を組み合わせてあらゆる地域と天候に柔軟に対応するためのシステマティックな衣服の重層システムです。

購入したLEVEL5は、簡単に言うと登山で云う所の「ソフトジャケット」にあたるのですが、少なくとも低山登山では使い道がまったくありません。
ですが、なんとかズボンなら無理矢理投入することができます。
100%化学繊維なので、危険が少ないですし、基本はオーバーパンツですがそのまま履くことも可能です。

購入した製品のラベルのコントラクトナンバーは W911ネティック試作予算。07年製。メーカーはBARRIER WEAR。黒いG3オフィシャルタグも当然付いています。イレギュラーでもないので、コントラクトナンバーも消されていません。

伝統的なカモ柄も好きですが、なんと言っても今はACUです。理由はマルチカムに取って代わられたため、価格が安く、物も豊富に供給されているからです。
といってもいつものお約束で「溢れているときに買わないと、永久に手に入らない可能性もある」のがミリタリーですが。

ADSのカタログによれば、このL5は、明示されていませんが素材はおそらくEPICではなく、milkenでしょう。

ただし、このL5はとんでもなく高性能な複合マテリアルで作られています。耐火レーヨン・耐火ケブラー・耐火ナイロンの混紡素材。これだけ豪華な複合素材は他に見たことがないです。

milkenなので撥水性はせいぜい5分というところでしょうか。
たぶんテストトライアル品やごく一部の初期型だけがEPICを使用しています。もし、これがEPICなら、とんでもなく高性能品な事は間違いなく、登山用なら5-6万ではとても買えないのではないかと思います。

できればEPICが欲しかったのですが、どう探しても出てこなかったため、やむなくADS取り扱いの量産品を購入しました。

このL5は、一見してまず薄い生地で驚きます。初めてL5に触れる人は、その薄さに不安さえ抱くと思います。
僕も驚きました。こんな薄手のジャケットやズボンで何を守ろうとしているのだろう?と。

これでcoldweather?

登山で言うなら今流行りのソフトシェルという分類になります。

ただ、日本ではこの手の撥水性のあるシェルの出番は少ないです。高温多雨の日本の環境では用途が限られてくるからです。雨が多く、湿雪が降る環境ではそもそも防水性のないシェルという設定に無理があり、ソフトシェルを持ち歩くならレインウェアをもつし、透湿性が必要で風を防ぐのなら、ウィンドブレーカのほうが遥かに軽くて役に立ちます。

ecwcsとしても、そもそもlevel4のウィンドブレーカにフードが付いただけで別分類になったようなものですし、これだけ高性能素材で作られたL5があるのに、L4はそもそもどんな時に着用するのかさっぱりわからない。

このL5は、着用想定期間として、むしろ春先から秋口までの使用に適するように思えます。基本はオーバーパンツなんでしょうけど、素材がEPICでなければあまり意味がないような・・・・・。

僕はオーバーパンツではなく、普通のズボンのように履いています。ポケットが貫通式ではないので当然ズボンのようにはけるのです。ポケットの内側は通気性を確保するためのメッシュ構造。

裾はスナップボタンで留めるタイプ。ボタンの調整は2段階。更に裾にゴムが入っています。
膝下までの縦型ファスナーで靴を履いたままでも履けるようになっていて、ウエスト部分もファスナーとベルクロで大きく開閉します。

僕の使い方は、街用と登山用。素材にスパンデックスも混紡されていて、横方向に伸縮性があるので大変に履きやすく、生地もペラペラの薄さなので熱がよく逃げてくれて予想以上に涼しい。裾のファスナーを開け気味にしておくと更に風が通ります。

脚部のカーゴポケットは、ドローコード付きで、開閉はベルクロ。このベルクロが小さめなので、開閉は非常に楽。
ただし、現役の兵士たちにはこのベルクロがかなり不評で、将来的にはベルクロは廃止されるでしょう。
理由は開閉時の音の問題と、メンテナンス性の悪さです。

ウエストベルトループはかなり大きめ。ピストルベルトが通るか試してみたが、ギリギリ苦しい。何とか無理矢理やれば入るレベル。普通のベルトなら、まずたいてい入ると思ってもらっていいです。

これから購入しようとしている方にアドバイス。

かなりどころか相当に複雑な作りなので裾上げ等は不可能。裾の長さははよくよく検討すること。ウエストはベルクロでかなり柔軟に調整できます。

手に入れてみればわかりますが、相当に高性能な見たことのない生地が使われているので、ミリタリーマニアなら、このL5はとにかく手に入れておいて欲しいと思います。


【US/米軍放出品】ECWCS GEN3 Level 5 Softshell Pants OCP MultiCam

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こちらはマルチカム。米軍実物です。ACUは楽天でも見つからないので最新のOCP迷彩の方を紹介しておきます。
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こんにちは。

ECWCSのGen3 L5がmilliken製とのことですが、実際に使用しても撥水性の持続性は無いのでしょうか。
公式では、NextecはL5で使われていると言っている一方、millikenはL5で使われているという表記が特にありません。
(単純にHP記載時期と交代時期が違うから変更してないだけかも、という可能性はありそうですが)
一方でL7では、どちらも使われているよ!と表記していることが気になりますね・・・。
[ 2016/03/03 20:56 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし

>ECWCSのGen3 L5がmilliken製とのことですが、実際に使用しても撥水性の持続性は無いのでしょうか。

ありませんね。
ある程度の雨の中でテストしたところ5分で浸水します。

これが登山用の撥水生地なら15分はもちこたえますし、浸水もまず縫い目から始まります。
生地自体の水をはじく力は相当なものです。

市販の撥水生地から考えると、L5の撥水性能はとてもレベルが低いと云う事は間違いありません。

>公式では、NextecはL5で使われていると言っている一方、millikenはL5で使われているという表記が特にありません。

ADSカタログにはDISMOUNTED FREE SOFTSHELL の方にはmillikenと表記されています。通常のECWCS G3 L5の方には確かに表記がありません。
ですが、性能的には間違いなくmillikenだと思われます。
僕はADSタグのUCPとOCPのL5トラウザーズ及びOCPのL5ジャケットを所有していますが、テストする限りこのレベルの低い撥水性はmilliken以外に考えられないのですよ。

ですが、もしかするとmilliken以外の未知の撥水素材というのもあり得なくは無いですが可能性は低いと思われます。

ちなみに ADSタグのL7も一着所有していますが、そちらもmillikenです。
L7はEPICの場合はタグがついていますので、タグ無しなら自動的にmillikenですね。

L7の方もADSカタログではmilliken表記なのですが、確かにEPICバージョンも存在している事を考えると表記的には結構いい加減なのかも知れません。


EPICは明示的に狙って買わないとまず買えませんね。
L7のEPICはタマはあると思うのですが、価格が上がるのと日本人サイズで出物を探すのがちょっと面倒ですね。
[ 2016/03/04 01:55 ] [ 編集 ]
なるほど、やはり撥水の持続性は期待できないのですね・・・。

思ったのは、一部の(というか生産時期?)L5は難燃性になっている印象があります。
Epicが果たしてどうであったのかはわかりませんが、単純にコストの都合がつかなくなったのか、
あるいは、Epicのような生粋の撥水性の生地と難燃性の生地の折り合いが上手くいかなかったせいかも?
(とはいえ根拠をもってそうである、と言えないのでそこまでですが・・・)

L5も色々あるようですし、NextecのHPでは恐らく使用メーカーと思われるロゴの掲載もありますし、
もしかしたら製造メーカー(生産を担う時期がメーカーによって差があるのかな?)次第では一つの手がかりなんですかね・・・。
どんな仕様とはいえ、L5はいつしか手にしてみたい一品ではあります。
[ 2016/03/04 21:36 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
こんにちわ。

あのーL5は基本的にFR(耐火)だという認識です。
例えばADSカタログにはこう書いてあります。

■FR softshell coldweather

■general Features
Constructed of a Nomex/FR rayon/kevlar blend material.

ですが、タグには一切FRとは明記されていません。
また、素材なんですが、

propper社07年はナイロン99%/スパンデックス1%
barrierWaer社は07年ナイロン98%/スパンデックス2%

となっています。
微妙に違うのですが、おそらくこのナイロンと表記された98-99%の部分が耐火繊維なのだと思います。
ただし、どこを見てもBDUのようにFRが明記されていません。

しかし、L5は基本的にナイロン系の耐火素材だというのが僕の認識です。
上記に書かれているように「基本機能」として「耐火」が既に達成されているのだと思います。
なので明記されていなくても、「耐火」素材なのでは無いかと思います。
[ 2016/03/04 23:48 ] [ 編集 ]
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