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超軽量登山バックパックTERRA NOVA(テラノバ) レーサー20   

元々ブログを始めたのは、ウルトラライトハイキングのギアを僕なりに紹介しようと思っていたからです。
それなのに、ギアの紹介は面倒くさくて、さぼっていました。

今日は、ウルトラライトなリュックサックを少し紹介しようと思います。


実用度 ★☆☆☆☆
コストパフォーマンス ★☆☆☆☆
改造後実用度 ★★★★★[米軍タクティカルロードベアリングベストのショルダーパットを使用]
耐久性 ★☆☆☆☆
ウルトラライト度 ★★★★☆




イギリス・テラノバ社の超軽量トレイルレース向けバックパック、レーサー20です。
カタログ値で重さ328グラム。容量は20リットルですが、僕は山岳レース等は一切やりませんので、日帰り前提のデイハイキングでは夏冬共に、容量的に問題はありません。
ただし、冬のハイキングでは衣服をそれなりに吟味する必要があります。厚めのフリースやらと嵩張る物を持つならリュックの中に入りきらない可能性は出てきます。特に、真冬とは言え急登中に汗をかいて上着として着ているレインウェアを脱いで、バックパックの中に収納するときが最も問題でしょう。中身の嵩があれば、ジッパーが閉まらなくなります。
ですので、ハイキング前の収納チェックは行っておいた方が良いと思います。

このバックパックを選択する前提として、冬使用の場合は、あらかじめ防寒の為の衣服などをウルトラライトなものに更新しておく必要があります。夏の場合は、持ち歩く衣服が少ないので、特に大きく問題になることはないかと思います。


このバックパックの最大の
問題点は、「改造必須」という前提があることです。
買ったままの状態では、ほとんど何の役にも立ちません。




なので、このレーサー20で登山使用を考えている方は、基本的に、ショルダーパッドの付け替え、もしくは低反発マット等での肩パッドの改造を行わなければなりません。
これをしないと肩が痛くて長時間背負っていられません。

僕の経験上、例えば山頂へのアタックザックとして使う場合などで、荷物の総量が3キログラム以内に納められるなら、無改造でも問題は少ないと思いますが、3キロ以上の場合、ショルダーパッドは別に用意した方が確実です。
でないと、加重が肩にぐいぐいと掛かり、ジワジワと肩に負担がかかってきて、長時間の使用は困難です。
といっても、4-5キロの荷物をこのレーサーに入れて背負えばすぐにずっしりとした重みを感じるので、即座に分かることだと思います。


トランスジャパンアルプスレースなどでも、このレーサーは大人気でしたが、映像を確認する限り、ショルダーパッドの改造無しで使用していた選手は居ないと思います。勝者の望月選手は、ショルダーパッドそのものを他の物に交換していました。

このため、実用に関する実際の重量は、軽い改造を施したとしてもパック重量は450-500グラムはすぐに行きます。これには、背面パッドの重さも入っています。背面パッドも入れないと背中に物が当たって痛くて背負っていられません。ただし、背面パッドは、何でも良いので、低反発系のマットやサーマレストのZシートなどを入れれば快適そのものです。

僕の場合は、ミリタリーのタクティカルロードベアリングベストから切り取った少し大きめのしっかりしたショルダーパッドをベルトに通して使用していますので、背面パッド込みで重量的には590グラムほどになりました。
少し重すぎるような気もしますが、背負い心地のことを考えると、どうしてもこのくらいの重量にはなってしまうと思います。もう少し薄い物を縫い付ければ500グラムほどで収めることも十分に可能だと思いますが、あまりに薄いと結局、肩がいたくなりますので、このあたりは背負う荷物量と行動時間に左右されるため、ギリギリのところを狙った試行錯誤を繰り返さなければ、個人にあったショルダーパッドにはならないと思います。[僕は、ギリギリの試行錯誤が嫌だったので、最初からかなりしっかりしたパッドを追加しました。その為、テストハイキングでも一切問題はなく、軽快な登山が楽しめました]

と云うわけで、買った状態での使用は条件が限られてしまいますが、改造前提での購入であれば、ウルトラライトバックパックとしてはベストバイのひとつだと思われます。
止水ジッパーを使ったメイン気室は防水仕様ですし、荷物容量もしっかりと確保されます。その他のすべてのポケットもまた止水ジッパーを使用した防水仕様のため、こちらも問題はないと思います。実戦上で防水のレベルを確認したわけではないので大きな事は言えませんが、最近の防水仕様のバックパックでも、当然のことながら中身にはドライバック等を使い、土砂降りなどの不測の事態に備えるのが常識のため、ダブルで防御すればおそらく漏水の問題は完全に解決できると考えます。
生地も極薄のシルナイロンのため、生地自体に水分を含まないので、外側が濡れたとしても、水分によるバックパックの重量増は最小限ですみます。
 
ウエストベルトポーチなどの気の利いた小物入れも多数あり、使用に際して困ることはないでしょう。

唯一の難点は、素材が薄い為、やはり耐久性に不安があるところだと思いますが、過酷な山岳レースで使用されているので、その点も杞憂に過ぎないのかなと思っています。同社のエリートの方はネットに破損報告が多数上がっているので論外としても、このレーサーは少なくとも最低限の耐久性は有していると言えます。

まぁ、この価格で、この仕様ですので、もともと5年10年とか使用する物でもないと思いますので、その点は割り切ったギアとして使い倒すことが正解だと思います。

2014年度の新作でバージョンアップしたようです。特に肩パッドのアップデートもなされたようですが、どの程度のレベルなのかは分かりません。
ただ、画像を確認する限り、多少の背負い心地アップ程度ではないかと思いますので、やはり、改造前提というのは変わらないと思います。




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