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wild things/ワイルドシングス TACTICAL WT1.0 軍用ウィンドブレーカ/登山や自転車に

まとめ
★軍用ウィンドブレーカーとしては最軽量クラス
★頑丈な生地
★プルオーバータイプ
★無理矢理なら登山にも使える


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wild things TACTICAL WT1.0軍用ウィンドブレーカです。 おそらく購入者も少ないので、レビューも少ないと思います。

タグは、WTタクティカル。ワイルドシングス社の軍事専用ラインになります。 アメリカ軍特殊部隊向けの衣料を製造しています。

これはADSカタログ掲載品ですが、コントラクトナンバーはありません。 ECWCS/極寒冷地衣料システムでいえば、Level4に相当します。いわゆるウィンドブレーカーと考えて差し支えありません。

購入したのはマルチカム柄のSサイズ。 フィット感は、多少のゆったりフィット。だぼだぼではありませんが、厚手フリースなどの上からでも余裕を持って羽織れます 全体のシルエットしては、いわゆる3/4ジッパーのプルオーバータイプ。ジッパーはYKK。 素材はナイロン100%。メーカーサイトによればナノシリコンを生地に練り込んだ物だということなので、これはいわゆるシルナイロンと同等の素材だと思われます。

しかし、登山用のシルナイロン製ウィンドブレーカとは質感がかなり違う感じです。シルナイロンはすべすべした感触ですが、これは表面生地がざらついています。70デニール生地なので、素材としてはかなり厚めの生地で、引き裂き強度や耐摩耗性はナイロン地としてはかなり強い部類にはいります。

購入したのはヨルダン製なので、縫製があまり良くありませんが、その分、激安ともいうべき価格なので、US製とどちらをとるかということだと思います。 余裕があって、価格が納得できるのならばUS製を手に入れた方が、問題は少ないですが、極めて手に入れにくいのと、縫製以前に細部の詰めが甘いウィンドブレーカに感じますので、ミリタリーマニア以外にはとてもオススメできません。

最新の登山用ウィンドブレーカの方が,いろいろな面で出来が良いと思います。

例えば、裾を絞るドローコードのあまった部分を留めるベルクロなどがなく,裾を絞るとコードがかなりブラブラして,登山などではここに枝などを引っかけると危険なことも考えられます。

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胸の部分はハーフジッパー。当然のことながら、しっかりとジッパーカバーが付いています。これにより、風の侵入を防ぎ、内部の熱を外に逃がしません。アウトドア系では必須の機能です。 ジッパーを一番上まで閉めたときに、顎にジッパーが当たって不快な感触がしないように、チンガードもきちんと付いています。

左胸の唯一の大型ポケットは、匍匐しているときでも右手が自然に入る考えられた位置に取り付けられています。狙撃時などもそのまま最小限の体勢変化で物を取り出すことが可能ですが、普通に生活していたら狙撃することは永久にないので、ただひたすら男の衣服としての評価しかできません。

ジッパーはすべて金属製です。最近の軍用品のジッパーはプラスティック製が多いのですが、なぜかすべて金属製です。ここは耐久性を考えてのことだと思われます。ただし、すべてかなり細めのジッパーが使われています。 胸ポケットの内側は全面メッシュ製。 ぬれた物を乾かしたり、ジッパーを開放して、ベンチレーションにするためでしょう。 ジッパーを全開にすると、かなり開きます。だいたいお臍あたりまで、一気に開けられ、籠もった熱も一気に開放されます。

袖はゴムで伸縮するタイプ。軍用は基本的に汎用性を考えてベルクロタイプが多いのですが、これはゴム。 おそらく汎用性よりも「軽さ」を取ったものと思われます。



ウエストは、ドローコードで風による裾のバタツキを押さえられます。これにより、登山はもちろん自転車用途にもつかえます。しかもスワローテイルになっていて、背面の裾が長いので前傾姿勢を取っても裾がずり上がりにくくなっています。

フードは邪魔にならないように、襟に収納できます。ジッパーで開閉し、フード自体は、かなり小さめでぴったり顔を覆うタイプ。 かなりピッタリサイズなので、ワイヤーなどの細工は不必要です。 収納式全体でいえることですが、あくまで緊急使用だと理解して下さい。多少の雨風を一時的にしのぐ使い方に特化しています。 本格的な寒冷地ではlevel6に別体の専用フードを取り付けて対応します。level7も収納式ですが、この収納式はそもそも凍傷が考えられるシビアな環境下では、顔に凍傷をおう可能性が高く、吹雪などの命に関わる天候時には役に立ちません。

襟周りは、かなりタイトに首を保護します。これにより、首からの放熱が押さえられ、風の吹き込みも少ないです。 実測値で重さは213グラム。 最新の7デニールを使用した登山用ではないので、性能と軍事用としての耐久性をバランスさせたということだと思いますが、耐久性重視の軍用としては200グラム前半というのは、驚異的に軽いといえます。 僕は、個人的にはプルオーバータイプが好きではないのですが、プルオーバータイプは、絶対的に軽いので、ウルトラライト登山などに使用するときには、大きな利点になります。

このWT1.0は、耐久力のある生地を使用して、軍用として200グラム弱という驚異の軽さを実現し、なおかつ汎用性の高いウィンドブレーカであるというのが一番のメリットでしょう。 おそらく、フード付き軍用ブレーカーとしては、世界最軽量クラスではないかと思います。春先から秋口まで使えるうえ、真夏の冷房対策としても使えます。

自宅にて、簡易耐水テストを行ってみました。

生地自体の耐水性は、最新の撥水処理された登山用ウィンドブレーカとほぼ同等に見えますが、しばらく水道水を勢いよく当てていると縫い目からは、じっとりと、しみ出すように漏れます。

これはすべてのウィンドブレーカーがそうなので仕方ありませんが、細かいことをいえば登山用ウィンドブレーカと完全に同等とは言えません。

小雨程度は長時間でなければ十分持ちこたえられますが、最新の登山用ウィンドブレーカーの撥水性と比較すると若干劣っていると思います。 耐風性能は、生地が厚手のためかなり高いのですが、表面生地がざらついているため雪などが付着するとどうなのか、ということも気になる点です。

本家本元のECWCS GEN3 LEVEL4が、フードがないので、正直、何のためのウィンドブレーカなのかよく分からないところがありますが、これは収納式のフードを備えているため、登山にも十分に使えますし、生地が厚いのでどちらかというと寒い時期の行動用という位置づけで活用できると思います。

いろいろと欠点なども書いてきましたが、僕はマニアなので、登山でウィンドブレーカとしてなら、当然のことのように投入しますが、あくまで趣味なので、ミリタリーマニア以外にはとてもオススメはできません。 

僕の場合は、本格的に登山に投入可能なミリタリー服は少ないので、使えるモノは何でも使うというスタンスです。



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こちらは、NWUという珍しいカラーで、しかもMade in USAなので高いです。
ヨルダン製を見つけられれば1万くらいだと思います。





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