ブログなんかめんどくせえよ

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【レビュー】ヤマハ YST-SW010スーパーウーファー/小型サブウーファーを購入する


まとめ
■日本の住宅事情では十分に使える
■コンパクト
■重低音の質は、価格なりだが、音楽の様相は一変する
■超低音は出ない
■音楽用では無い



映画用のスーパーウーファーを買い換えました。
実は、映画用のシステムに関してはヤマハの歴代のスーパーウーファーを使用してきていますので、もうかれこれ15年くらい使い続けているかと思います。

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たぶんこれでスーパーウーファーは4台目くらいになると思いますが、おそらく使用歴の中では、今回、最もコンパクトなスーパーウーファーに買い換えました。

なにしろYST-SW800という総重量24キロのウーファーから、エントリークラスに買い換えると云う事なので、かなり迷いが生じましたが、ここ最近はスーパーウーファーの使用頻度が少なくなっていましたので、思い切って一番小さなエントリークラスのものにしてしまうことにしたのでした。

ただ、普通はあまりそう行ったことはせず、小型の物から大型のシステムに順次買い換えていくのが順当な道筋だとも思うのですが、SW800はリビングに設置して置くにしてもあまりにも筐体が大きく、その抜群の存在感がかなり邪魔になってきたことと、自宅の事情を考えると適正音量以下でしか使用できなかったので、それならば音量に見合ったよりコンパクトな物で十分だろうと考えたのでした。

今回の買い換えを検討し始めてから、映画を見る時もスーパーウーファーを切って試聴することで、ウーファーのありなしを十分に見極めた上で、自宅のシステム上であるならば、どんなに小さくても重低音の補強はやはり必要だろうと云う事を確認して購入しました。

もともと重低音というのは、「鳴っているか、鳴っていないのか」がほぼ判別できないくらいのレベルに調整して使用する物なので、ドンドンと鳴り渡っているのは単なる調整ミスと云う事になります。
ウーファーありとなしでは音楽を聴くとよく分かりますが、中域から高域まですべての音が全域にわたって改善するので、縁の下の力持ち的な要素が極めて強く、音楽全体の輪郭はしっかりとしてきます。

よく云われますが、重低音は家の土台のような物なので、土台がしっかりしたところに家を建てると基礎のしっかりとした家が建ちます。

なのでどんなシステムでも無いよりはあった方が良いというわけです。

特に、小型スピーカーを使用している方は元々それだけのパワーが無いのでスーパーウーファーを入れるしか音楽の土台をしっかりとさせる方法はありません。
ただし音が綺麗につながるかどうかはまた別の問題で、これは非常に難しくそこまで凝り出すと数十万クラスの出費を強いられることになりますが、そこまでするくらいなら大型スピーカを買ってしまうべきです。

重低音はこだわり出すといくらでもお金が飛んで行ってしまう世界なので、妥協が大事です。

特に質にこだわると大変なことになり、ハイエンドクラスのスピーカーを一度聞きに行くと分かりますが、次元の違う弾むような低音がかなり下の方まで響くので、聞けば逆にあきらめがつくかも知れません。

今回は上位機種からエントリークラスの物に買い換えたので、部屋はすっきりしました。これが一番満足したことかも知れませんが、いくつかの便利な機能は無くなりました。

■ハイカットフィルターがなくなった
■ボリュームなども背面に回ったので、操作がしづらくなった
■位相切り替えスイッチもなくなった
■オートスタンバイもなくなった【これが一番不便】


音的には、当たり前ですが質も量もおちました。
これはもう比較にならないくらい落ちました。

結論ですが、これは音楽用では無いです。

音楽に使用するつもりなら最低でもハイカットフィルターが無いと調整で追い込めません。
ちなみに、このSW010のハイカットフィルターは、130Hz固定ですので、アンプ側で指定しないと、結構上の周波数から音が出てしまい、メインスピーカーと自然につながらなくなります。

ハイカットは、どううまく調整しても多少はクロスオーバーしてしまいますが、被る周波数帯は最小限にとどめるべきで、AVアンプなら基本的にはメインスピーカから低域成分をどういう風に出力するのか選択したり、どこでカットするかも自由に選択できますが、音楽用のアンプの場合は普通は出来ません。
チャンネルディバイダーなどで明示的に切り出す必要がありますが、普通の人はそんな物を持っていないでしょう。

もしSW010を音楽用途に使用して、キチンと調整しようとするつもりならば、チャンネルディバイダーは必須になってきます。

ですが、セットで購入する手間を考えると素直に上位機種を選んだ方が早いし、楽です。

ちなみに、ヤマハのサブウーファーでハイカットフィルターがついているのは。SWシリーズでは、このワンクラス上の製品であるSW200から上のプロダクトと云うことになります。
ですので、音楽をメインに考えているのなら、SW200以上のシリーズから選んだ方が、後々活用範囲は広がると思います。

ただ、映画用ならAVアンプ側でハイカット周波数を調整できるので全く問題ありません。

ボリュームが背面に回った件については、正直に言えばどうでもいいことです。
普通、スーパーウーファーのボリュームは一度調整してしまえば、ほとんどいじくることはありません。
もし、ソースによって頻繁にボリュームをいじることがあれば、それは根本的にスーパーウーファーの音量調整が間違っています。

SW010の低音の質に関してですが、低域成分が出ているなと言う感じで、とても質がいいと言えるような音質ではありません。
更に問題なのは、人間の可聴帯域の限界と言われる20hz付近の音は出すことが出来ません。

SW010の帯域は、130hz-30hzなので、楽器の低音は全てカバーできますが、いわゆる「超低音」といわれる領域はカバーできませんので、音と言うよりも「体に感じる」系統の音が出せないと考えてください。
なので、いわゆる「超低音が出せるサブウーファー」ではありません。

少なくとも低音の質と量はウーファーの場合、単純にスピーカーの大きさに比例してきます。
ウーファーは逆起電流を受け止めることの出来るよいアンプと直径の大きなウーファーが必要で、このあたりはある程度までは価格イコールのところがあるので、あまり大きな期待をしない方が良いと思います。

ざっくりですが、20hz付近をめざすのなら最低でも20センチ-25センチの直径をもつスピーカーでなければ困難でしょう。
欲を言えば30センチ以上は欲しいところですが、こうなると以前のウーファーであるSW800と同じように「巨大な」箱になってきます。

なので小さくて安くて素晴らしい物など存在しません。

しかしながら、小さいスピーカーであれば反応がよいので、いわゆる「スピードの速い」低音になります。対して大きなスピーカーは往々にして「音のスピード感」が落ちます。

こういった価格の安いウーファーは、映画を見る用途で、とにかくメインスピーカから出ない低域成分を改善もしくは補完するという目的で購入するべき物です。

このSW010はそういった目的なら、十分に使えます。

むしろ、今回はSW800という上位機種から落としても映画を見るという目的なら十分によい選択だったと思います。
コストパフォーマンスは最高に近く、なによりも家の中がコンパクトな筐体ですっきりしたのが嬉しいです。
[といっても四畳半や六畳間ではそれでも邪魔なくらい大きいと思いますが]

低音の質と量は落ちましたが、もともとほとんど使えない環境でしたので、これでちょうどいいくらいかと思います。
ただ、オートスタンバイが無いのはかなり痛手ですが、この価格なので致し方の無いことでしょう。

音楽を聴くという目的なら正直なくてもいいかなと思いますが、映画などの5.1CH環境ならとりあえず買っておいても後悔することは少ないです。中型のトールボーイクラスでもはっきりと下が強化されていることは分かります。

映画用でコンパクトな物を探している方はずばり買いです。
と云うよりも、ここまでコンパクトで安価なスーパーウーファーは他に選択肢がほとんどありません。

この製品は、日本の住宅事情にあっている製品だと思います。
僕の環境もそうですが、実際はよほど恵まれた場所でなければ、20-30hzの「ズーン」という体に響く重低音は出せませんので、そういう音が気兼ねせずに出せる環境にお住まいの方は、もっとよいスーパーウーファーを選択するべきだと思います。

僕のような割り切った使用用途なら、満足度はかなり高いですね。







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