ブログなんかめんどくせえよ

低山ウルトラライト登山/トレッキング/ハイキング専門です。なので装備や道具[ギアグッズ]のレビューは偏っています。防災を兼ねたアウトドア系サバイバルグッズやデジタル関係、モバイルバッテリー・ミリタリー系も大好物です。最近はBluetooth中華イヤホンや防水スピーカーもです。PS4とXboxOneはFPS系が多いです。(無断転載不許可です。)
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【レビュー】GARMIN eTrex touch 25/35 小型タッチパネルGPS機 登山用GPS

待ちに待っていたモノが遂に開発完了し、2015/7月に販売開始されました。
まだ日本にはほとんど入ってきてはいませんが、ようやく手に入れましたので、ファーストインプレッションしておきます。

ガーミンのETREX touch 35です。
簡単に説明すると大人気の普及機であるetrex 20/30のタッチパネル搭載機です。
新メニューが採用され、タッチパネルで使いやすさが大幅にアップしています。


DSC05671.jpg

まだこちらもわずか数回のテスト状況だけなので、勘違いやその他があるかも知れません。
その点をご了承の上お読みください。

ETREX touch 35のfirmwareは初期出荷でver2.4です。
2015/8/11日にver2.5がリリースされましたが、現状ではまだバグだらけでお話になりません。

確認しただけでベースキャンプに接続不可、端末の再起動など複数の致命的なバグがあります。
再起動後に一部設定が元に戻ってしまう不具合がありますが、再現性がなかったりします。
10キロ程度のログ取りは問題ありませんでしたが、長時間のログ記録ではどうなるかまだ分かりません。

ただし、これはいつものことで半年も経てば安定してくれるので特に問題はありませんが、数ヶ月以内にキチンとしたログを確実に取りたいと云う事であればまだ「待ち」ということになります。

経験上、腕時計型のGPSに対してこういったハンドヘルドタイプ【英語版】は比較的早めにファームウェアが安定してきますので気長に待ちましょう。

TKAプラネット 日本高精密地形図について
地図は問題なく動いています。特に不具合はありませんが、日本語メニューは怖いので試していません。
従来機と比較してメニュー画面やインタフェースが大幅に変更されているため、こちらの方は素直にTKAの対応やアナウンスを待ちましょう。

2015/9月に日本高精密地形図の日本語メニューインストールが正式対応しました。
これ以前の地図をお持ちの方は「更新」が必要になります。

処理速度について
速いです。驚きました。画面解像度が大幅に下がっているのも影響していると思いますが、oregon600よりも速いです。
従来機のETREX20/30xなど問題にならないスピードがでています。
ほとんどノンストレスでTKAのあの重い地図を動かすことが可能です。地図表示設定を高以上に上げても実用になります。
処理速度は高速とノーマルが選択可能です。

画面について
ほぼ本体はetrex20/30と同じ大きさで、タッチパネル採用です。
画面が大きくなった分ピクセルで云えばetrexよりも大きく落ちていますが、見た目としてetrex 20/30の最新版であるXなし機とほぼ同等の見た目であるかと思います。なのでOREGON600やetrex20/30xに対しては解像度がだいぶ落ちますが、まったく問題ありません。
むしろもうこのくらいの解像度でも良いので処理スピードとバッテリー持ちを改善する方向に進んでもらいたいと思います。

新メニューについて
インタフェースがタッチパネルのOREGON600系から一新されています。
クラシックメニューとして従来のメニューに戻すことも可能です。
新インタフェースではより速く簡単にプロファイルの切り替えが出来るようになっています。自転車や徒歩なとで細かくプロファイルを切り替えて使用していた人にとっては非常に有用な変更だと思います。

操作感について
OREGON600と変わってしまったので最初は戸惑いましたが、慣れてくると非常に良く練り込まれたインタフェースだと思います。

最初に表示される地図画面では限られたタッチ操作しかできないような「簡易ロック」がかけられています。
この画面で可能なのは自己位置を中心とした拡大縮小・フリーモード画面への遷移、メニューの呼出などです。
画面をピンチしても何も起こりません。
通常、ログ取りの基本はこの画面になりますが、よく考えてみればたいていは画面を見ても自己位置を中心に拡大縮小するのが基本ですから、これ以外の操作にロックがかかっているのもうなずけます。

より遠くなど違う場所を参照したい場合は、フリーモードボタンをタッチして地図画面のフリーモードに移行します。
この画面では指の操作で拡大縮小やピンを打つなどの各種作業などが可能になります。

最初の画面でタッチ操作がほとんどできないのに戸惑いましたが、誤作動防止の簡易ロックとして考えれば正統進化で歓迎すべき仕様です。

なお地図画面で横スワイプすると高度やトリップメーターに遷移出来ますが、この横スワイプが非常にストレスです。
何度やってもスワイプ出来たり出来なかったりするので、登山中などはこの横スワイプによる画面遷移はほぼ使い物にならないでしょう。

試せば分かりますが、地図画面におけるETREX touch 35での横スワイプ動作は非常にいらつきます。

追記
ver2.6において横スワイプによる画面切り替えが問題なく出来るようになりました。
こちらも初期ファームのバグだった可能性が濃厚です。
これなら使い物になると思います。

ロック機構の充実
OREGON600などではロック機構がありませんでしたが、ほぼ誤作動などはありませんでした。
なので必要性は薄いのですが、ロック機構が充実しました。
初期地図画面における自動簡易ロックおよびシステムメニューから完全ロックがかけられるようになりました。
絶対に誤作動が許されない環境下で使用する方は便利だと思います。

ANT+やBluetoothについて
ANT+はETREX touch 35なら実装されていますが、25は接続出来ません。
最近のガーミンに搭載されてるBluetoothは搭載されています。
こちらでiPhoneの通知を受けることが出来ます。ただし、必要かどうかと云うと微妙な機能であれば便利かなと云うくらいです。
特に登山ですとそもそも電波が来ないので通知も来ません。電波圏内に入った途端にメールなどの通知がまとまってくるので、スマホなどを取り出しにくいところに入れている方には便利かも知れません。
ただし、スマホと本体共に消費電力は大幅に増加するのでこの機能をオンにするのはよく考えるべきです。

ANT+は、OREGON600などに比べると機器のつかみがだいぶ弱くなっています。
感覚的に半分くらいの接続距離になっている感じなので障害物無しで5メートル、室内では2.5メートルくらいだと思います。
実際的にはこの接続距離は長ければ長いほど接続が安定するので、これは改悪だと思います。

追記
ガーミンよりANT+/Bluetoothのアップデートファームが公開されました。
やはり問題があったと思われます。
ただし、現状このファームを適用してもOREGON600のように素早くキチンと適切にコネクトすると云うことはありませんので、もう少し様子を見る必要があります。

追記
Bluetoothによる通知機能は「日本語化」されていないと役に立ちません。
また、iPhoneにおいてupcammingカレンダー機能などをオンにしていると繰り返して「予定」が通知されてしまいます。
ウザいと云えばウザいので、通知機能をオンにする方は「通知情報」の選択をしっかりやっておいた方が良いと思います。


バッテリー持続時間について
まだ完全な実測値を計っていませんが、OREGON600でエネループプロで約12時間が目安でした。
OREGON600の公称バッテリー持続時間が16時間でしたが、ETREX touch 35は公称16時間以上と、最低でも16時間の使用は出来るようなので若干バッテリー使用時間が延びていると考えても差し支えないかも知れません。

画面の大きなタッチパネル機ではこのあたりが限界の時間かも知れません。
ETREX 20/30のバッテリー時間には適いません。


GPS精度ついて
これは同じ場所にて精度測定を行いました。比較した機種はOREGON600とETREX touch35、及びFENIXJです。
圧倒的な差でETREX touch 35の勝利でした。
まさかとは思いましたが、非常に安定して位置誤差が少ないのは間違いありません。
測定した場所がGPS電波の入りが悪い場所なのですが、いったん電波を捕らえてしまえばOREGON600を寄せ付けないほどの精度だったので正直驚きました。

追記
いったん衛星を捕らえるとetrex touchの精度は非常に良好なのですが、衛星を捕らえるまでの初期動作が非常に遅いです。このあたりはOREGON600など度比較しても話にならない遅さです。

マンションの一室などの部屋の中においてもetrex touchはほとんど電波を補足できません。
このあたりもOREGON600は余裕だったので、衛星補足が非常に厳しい場所では依然としてOREGON600系は優れていると思います。


DSC05603-2.jpg
衝撃のGPS精度写真
OREGON 600 位置誤差14メートル
ETREX touch 35 位置誤差 9メートル
両機種共に193番みちびきを捕らえています。
この時fenixjは30メートルでした。


ファーストインプレッション総評
まだ購入してはいけません。ファームのバグが酷すぎて、いつもの事ながらあと数ヶ月程度は使い物になりません。
ファームが安定してくる頃になると英語版が日本でも手に入りやすくなるので、その頃に買うのが正解だと思います。

価格の予想ですが、etrex 30xよりも1万くらい高めで売られるかも知れませんが、それくらいの差ならETREX touch 35を一択です。

おそらくガーミン社も今後はタッチパネル機を主流に据えてくることは間違いないかと思われますので、時代の流れを読むのならタッチパネル機への移行を真剣に考えるときが来ました。
今までOREGON600を推奨してきましたが、ほぼetrex 20/30と同じ重さ、同じ大きさでタッチパネル機がでて、しかも処理速度も圧倒的に速く、しかも精度も断然上と云うことであればETREX touch25/35を購入するのが当然の流れとなると思います。

OREGON 600系とetrex 20/30系を共に葬り去ってしまうほどのインパクトがあります。

今後ガーミンのGPS購入を検討している方は、タッチパネル搭載機を真剣にオススメします。
もはやどう考えてもタッチパネル機への移行が必然的な流れであると判断します。


2015/11/12追記
firmware ver2.8でだいぶ安定してきたようです。
購入しても問題ないレベルになったと思いますが、まだキチンとテスト出来ていません。

basecampが接続出来ない問題については、どうもgarminがモバイルアプリのbasecampの開発を終了してしまったようです。
PC版のbasecampについては従来通りつかえます。
なので、ベースキャンプアプリに接続出来ないのは不具合ではなくどうも仕様のようです。


参考記事 ガーミンGPS etrex touch 35 その2に続きます。
Garmin/ガーミンGPS etrex touch 35 使い込んでのインプレッション

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大変役に立つレビューです、ありがとうございます。
[ 2015/11/19 19:54 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
そう言って頂けると、励みになります。
これを書いた時点ではまだ日本にほとんど入ってきていない状態だったので、誰も読んでくれない状態だったのですが、やっと報われました。


[ 2015/11/20 03:22 ] [ 編集 ]
皆さん読んでいると思いますよ。これほど適切な解説はありませんね。参考になります。
[ 2016/11/27 17:50 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
感謝です。
ありがたいことです。

良いものは良いと、ダメなものはダメとハッキリ書くようにしていますが、誰かの参考になれば嬉しい限りです。
[ 2016/11/28 23:54 ] [ 編集 ]
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