ブログなんかめんどくせえよ

低山ウルトラライト登山/トレッキング/ハイキング専門です。なので装備や道具[ギアグッズ]のレビューは偏っています。防災を兼ねたアウトドア系サバイバルグッズやデジタル関係、モバイルバッテリー・ミリタリー系も大好物です。最近はBluetooth中華イヤホンや防水スピーカーもです。PS4とXboxOneはFPS系が多いです。(無断転載不許可です。)
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超高性能ランタンライト アウトドア・登山Senyoo SY-CL01 VS エンバーパワーライト


まとめ Senyoo CL01
■IPX8の完全防水
■実測値130グラム
■2600mahのモバイルバッテリー機能
■完全なランタンタイプ
■ライトとバッテリーの2in1
■実測で100ルーメン8時間まで点灯を確認



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まとめ ブラックダイヤモンド エンバーパワーライト
■無段階での明暗調整
■MAX150ルーメン
■超軽量97グラム
■タッチスイッチ
■防水はほぼなし
■こちらも2600mahのバッテリーつき
■完全なライトタイプ
■形状的に立てて使うことは出来ない
■最大照度固定で9時間ちょうどを確認


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昔からアウトドア業界の疑問のひとつにランタンやヘッドランプが「完全防水」ではない、と云うことにずっと疑問を持っていました。
ランタンはまだ理解できなくもないのですが、ヘッドランプの説明ページに「防水等級が明記されていない」製品があまりにも多いのは何故なのかと、疑問を抱いていました。

ランタンでもいざというときにはこれをライト代わりに山の中を歩く可能性も濃厚なわけですが、防水の物は数少ないのです。
例えば有名なペツルやその他メーカーのランタンとヘッドライトです。

MOJI 防水等級未記入
オービット IPX4
ボイジャー IPX4
ほおずき IPX4

ヘッドライト
モンベル コンパクトヘッドランプ IPX4
モンベル パワーヘッドランプ IPX6
ペツル ティカ IPX4
ペツル タクティカ IPX4
ブラックダイヤモンド スポット  IPX4
ブラックダイヤモンド ストーム IPX7
ブラックダイヤモンド アイオン IPX8
 
ざっくり見ても分かると思いますが、ランタン系の防水はほぼ壊滅状態です。
ヘッドライトはいくらかマシですが、それでもIPX7以上を達成してるのはごく最近の一部モデルしかありません。

IPX防水等級については、IPX4以下は「日常生活防水」という位置づけで長時間のシャワーですら危ないレベルです。
防水と定義できるのはIPX5以上で、普通は7か8で完全防水だという理解で良いと思います。

つまりこういうことです。

アウトドアで命を預ける製品にもかかわらずほとんどのライト系製品が貧弱な防水保護等級しか取得しておらず、例えば一日中どしゃ降りの状態で使用して壊れても「当たり前」なので文句のひとつも言えないと云う事です。

そこで紹介するのがランタンとモバイルバッテリーの2in1機能を実現しながらIPX8の完全防水を達成したランタンライトです。

実はブラックダイアモンドでもほぼ同じ機能のエンバーパワーライトという製品があるのですが、こちらは防水が未記入でした。
そこでロストアローの方に電話して聞いたところ、等級は取得しておらず短時間の小雨程度程度ならたぶん大丈夫ですと答えられましたが、ライト点灯中はUSB充電口のカバーが開いてしまうため破損の可能性が濃厚との返答でした。

つまりエンバーパワーライトは雨の中でライト機能は「使えない」と云うことです。

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このように充電口がライト点灯時は開いてしまいます。


回答から推測するとライト未使用状態ならIPX4程度という認識でほぼ間違いないかと思われます。
そこでアマゾンを漁りつつ、エンバーパワーライトを購入しました。

その後にアマゾンを回遊している最中に発見したのがSenyooという訳の分からない中華メーカーの完全防水ランタン&モバイルバッテリーです。

ですが、コレを手に入れるのは相当な躊躇がありました。

理由は、中華製のLEDランタンとしてはあり得ない高額商品だからです。
僕はダメならすぐにうっぱらってしまいますが、2000円程度の商品ならかなりの額を回収できたりするのです。
元々が安いので・・・
ところが中華で5000円近いとほぼ回収は絶望的です。
人気のあるBluetoothヘッドセット系ならまだしも、アウトドアの無名LEDランタンなどほぼ誰も買いません。
1980円でも売るのは難しいのです。

と云うわけで買ってみて失敗だったら代金の回収は不可能に近いので、だいぶ迷ってしまいました。

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CL01が到着して箱を開けた瞬間に思いました。

これは当たりだなと。

例えて言うなら全く期待していなかった代打の選手がマウンドでいきなりホームランをかっ飛ばしてくれた感覚に近いです。

僕は相当数の中華な製品を手に入れていますが、最近では見た瞬間に製品の「格」が分かるようになってきました。
ヤバい製品は見たときに「負のオーラ」をまとっていますが、このsenyooのランタンライトはかなりの出来の良さが製品の質感から伝わってきます。


【Senyoo CL-01スペック 】
•防水等級はIP68/IPX8
•電力:1W
•充電ポート:ミニUSB
•入力:5V/1.2mA
•出力:5V/0.8mA
・ローモード10Lum 公称60時間
•ハイモード100Lum 実測8時間
・赤色モードと赤色SOSモード完備
•バッテリー: Li-on バッテリー3.7V/2600mAH
•LED寿命:>36000時間
・重量実測値 130グラム

まず、同型の製品であるエンバーパワーライトとの比較でCL01の方が優れているところです。

■完全防水
■赤色モード搭載
■価格がいくらか安い

こちらのCL01のテストですが最大照度で実測8時間を確認しました。
ほぼギリギリまで初期照度近くを保ち続けます。
ゆっくり暗くなるのではなく、最後の最後まで明るさを保ちながら突然死します。

突然死してから更に5分ほどは点灯しますがまたすぐに消えます。
他のライトなどの予備があるのなら消えてからも切り替え可能なので、いきなり暗闇に放り出されると云うこともありません。

考え方の問題かもしれませんが、これは相当に優秀です。
FENIXのハンドライトなどもこういった感じで初期照度を最後の最後まで保とうとする気合いのような物を感じますが、Senyooのライトにも同じ気概を感じます。

次にブラックダイヤモンドのエンバーパワーライトの優秀な点です。

■軽い(実測値で97グラム)
■無段階の明暗調整
■ロックモード完備
■最大点灯で150ルーメン

ここで少し書いておきますが、最大点灯時間ですがエンバーの方は9時間となっていますがまだ未テストのため鵜呑みに出来ません。
ヘッドライトのスペックを見ても感じるのですが、最大照射時の点灯時間がバッテリーの容量に対して「長すぎる」のです。
おそらく最大照度から相当程度まで落ち込んだところまで測っている数値だと思います。

というのも同じ2600mahのsenyooが100ルーメンで実測8時間なのに更に高い150ルーメンで9時間というのは考えづらいと思います

【追記】
エンバーの実測テストを終了しました。
初期照度150ルーメンを約4時間半ほどまでは確認しましたが、その後ユックリと照度は下がっていきます。
5時間半の時点で初期照度の7割程度を維持しています。
その後8時間ほどで5割ほどをになります。
9時間ちょうどで消灯しましたので、こちらもかなり優秀です。
CL01と違い、徐々に初期照度を落としながら長時間点灯するタイプです。
このエンバーを使用してみると、点灯中に誤って触ってしまい消灯してしまう事が続出します。
いきなり真っ暗闇になるのでタッチスイッチも考え物だと思います。

またエンバーの方は一流ブランドが販売している製品にもかかわらず詳細なスペックが不明です。
モバイルバッテリーの入力も出力アンペアもどこにも記述されていません。

そこでエンバーの方を計測してみると出力値は0.5Aなので、これはスマホなどへの充電は数時間がかりになると思います。
あまりにも低いスペックにのけぞりました。

もうひとつエンバーで注意しておきたいのは、バッテリーインジケーターが他の物とは違い

グリーン点灯 電池残量 40%以上
オレンジ点灯 電池残量 20-40%
レッド点灯 電池残量 20%以下

と云うことなので、オレンジ点灯した時点で残量は半分以下になっているということです。



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ライト部分に関してですがおそらくエンバーは形状的に「光源がスポット状のハンドライト」です。
対してCL01の方は完全な「ランタン」です。
なので半円状を全体的に照らし出しますので、遠方を見るという用途には向きません。

と云うわけで双方のメリットとデメリットを考慮した上で、この記事を書いています。

とりあえずCL01のメリットである防水性能が極限まで高いことはやはり素晴らしく、ロック機構がないテールスイッチのデメリットはパッキングで克服可能と判断しました。

おそらくCL01にロック機構と30ルーメン当たりのモードがつけば「最強のランタン&モバイルバッテリー」になるのではないかと確信していますが、今のところ登山で使うには多少の欠点には目を瞑る必要があります。

元々が釣りやキャンプといった軽めのアクティビティを考慮して設計されたのでこのあたりは致し方ないかと考えます。

エンバーパワーライトの方のメリットは質感がさすがにブランドのため相当高いことと、とにかく97グラムの軽量、また明暗が無段階で調整可能なことだと思います。

タッチスイッチは非常に敏感で点灯モードでは触れただけで反応します。

タッチスイッチは水で濡れると反応が鈍くなる物がありますが、指を濡らしてテストした限りは問題ありませんでした。

こちらのデメリットのひとつとして、ライトを点灯しながらの給電は可能ですが、USBで他器機への給電を行いながらのライト点灯は不可能です。

ちなみにCL01は問題なくこなします。
この為CL01はスマホに一時的に充電しながらライトを点灯して歩き続けるという芸当も可能です。


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【総評】
CL01でもエンバーライトでも両方のメリットとデメリットを秤にかけながら用途に適合した方を選択すれば良いと思っています。
この手の2in1ガジェットは用途次第では劇的な軽量化が可能なので、ご自分の装備と相談しながら選択していくべきです。

特に低山登山では重いヘッドライトとモバイルバッテリーをひとつにすることも可能なため、数十グラム単位での軽量化も視野にはいってきます。
例えば以前紹介した超軽量モバイルバッテリーが60グラム。超軽量の非常用ヘッドライトのペツルEライトが27グラムなので、この時点でエンバーパワーライトとほぼ同じ重量近くになります。

ですが、ランプ性能が遙かにエンバーの方が高いため同じ重量ならペツルを辞めてエンバーにするのも手です。
ただし、これは最軽量クラスの物で比較しているのでこれ以外の装備の方はかなりの確率で軽くなります。

こういった感じで現有の装備と比較検討しながら最適な解を見つけ出していく必要がありますが、組み合わせ次第ではこれらのマルチなライトは十分に選択肢に入ると思います。

僕は今のところCL01が少し重いので組み合わせを考え中ですが、テント泊などで別途ランタンを持ち歩いているような方なら間違いなくこちらのCL01をオススメしておきます。
基本的な性能が相当に高いのでスペックを検討して用途に合うのならこの製品は「買い」だと思います。

テント泊などをしない僕のような方はブラックダイアモンドのエンバーパワーライトはおもしろい選択になると思います。
防水性が弱いことに関してなら、いざというときにダクトテープを本体の開口部やスイッチに貼ってしまえば多少は持つと思いますので非常時には考えることもありです。

もちろんスマホのバッテリーをつかいきってしまってこちらのライトからスマホに充電する場合は2つ共にライトが使えなくなりますが、少しだけ充電して残りの分をライトに振り分けるなど自由自在なため一考の価値はあるかと思います。

2600mahというと熱損失を30%と仮定すると実容量で1820mah位は使えるのでスマホはフル充電可能です。
例えば半分だけ充電して後はライトにつかうというのも状況に合わせれば良いだけです。

スマホの方は使うときだけ電源オンと云うことならバッテリーは相当期間持ちます。

と云うわけでこれらの2in1ライト&モバイルバッテリーギアは、防災用途はもちろんですがウルトラライト登山にも「使える」と思います。


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ブラックダイアモンドの製品は元々内外価格差の少ない良心的な価格設定のためどこでも値引きはほとんど行われていません。
輸入代理店がかなり頑張っているのだと思います。


聞いたこともないメーカーですが、こちらの製品の性能は素晴らしいと感じます。
同じメーカーでより小型のライトも売られていますがスペック的に不満が大きいのであまりオススメできません。
少なくともアウトドアで使用を推奨できるものではないと判断しました。

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