ブログなんかめんどくせえよ

低山ウルトラライト登山/トレッキング/ハイキング専門です。なので装備や道具[ギアグッズ]のレビューは偏っています。防災を兼ねたアウトドア系サバイバルグッズやデジタル関係、モバイルバッテリー・ミリタリー系も大好物です。最近はBluetooth中華イヤホンや防水スピーカーもです。PS4とXboxOneはFPS系が多いです。
ブログなんかめんどくせえよ TOP  >  ガーミン/登山GPS関係/アプリ >  ガーミン/garmin FENIX3 腕時計型GPS インプレッション・レビュー 登山につかう

ガーミン/garmin FENIX3 腕時計型GPS インプレッション・レビュー 登山につかう


まとめ
■ほぼスマートウォッチにまで進化
■バッテリー持ちの向上
■登山使用においてはほぼ初代と変わらず


DSC08106-1.jpg


FENIX J をずっと使ってきましたが、そろそろ更新するべきと判断して、最新のFENIX3に買い換えました。

中途のFENIX2は反転液晶になり液晶がとても見づらくなってしまい、登山用としてはたいした進化を遂げていないと考えましたので、飛ばしましたが、FENIXのバッテリーもそろそろ危なくなってきたのが決定打となりました。

いいよネットに修理打診をしたところ約1ヶ月待ちとの返答で、価格と待ち時間を考えると少し足してFENIX3に買い換える方が得策だと判断したのでした。


とりあえずのファーストインプレッション】
FENIX J ユーザーとして初代FENIX J はかなり使い込みましたが、まずそちらの観点からFENIX 3のファーストインプレッションを書いておきます。

まず感じたのは、FENIXや2とはもう既に別物の時計と考えて良いと云うことです。

3に関しては名前のみFENIX という名称を継承していますが、中身やインタフェースは全くの別物です。
なので、機能的には確かに延長線上にあるのですが、その進化はかなり大きいといわざるを得ません。

ただし、「登山」においてのみなら初代FENIXでも十分だとは言えます。

と云うのも、中身の超絶進化の大部分を占めているのが「その他スポーツ系の機能拡張」や「スマホとの連動」が大きく、ランニングや水泳などマルチスポーツを嗜まれる方は堪能出来ると思いますが、登山において使用する機能の多くは既に初代FENIXに実装されているので、特筆すべき機能拡張はほとんどありません。



初代FENIX J と比較した場合のFENIX3のメリットはざっくり書くと以下の通りです。
■バッテリー持ちがかなり良くなった
■マルチスポーツへの適応度の向上
■GPS受信感度が更に良くなった
■スマホとの連動の強化(ほぼスマートウオッチに進化




次に3のデメリットを書いておきます。
■ちょっと薄暗い場所ではディスプレイがほとんど見えない
■機能が複雑になり操作もかなり複雑になった
■GPSトラック取得頻度が選択出来なくなった
■サテライト系の情報や位置精度が見られなくなった
■登山のみならほぼバッテリー持ちのみが進化点


という感じだと思います。



機能面において、特に気になったのがトラックログ取得間隔が選択不能になったことです。
「スマート」および「ウルトラトラック」モード2種のみになりました。
この為、スマート記録という完全全自動記録モードに不満がある場合でも細かく自分でトラックログ取得頻度を選択する事が不可能になりました。

この為、初心者でもこの点において気を遣うことがなくなり、悩む必要から解放されたのはガーミンが目指す方向からして適当なのかも知れません。
トラックログ取得頻度がハンドヘルドタイプと腕時計タイプでだいぶ違っていたり、何度も試してみないと最適な取得間隔が分からなかったりしたのでむしろ選べないことで「割り切る」ことができ初心者に対する敷居が広がったのかも知れません。

なので一概にデメリットとは言えないのですが、選べる可能性もまた残しておいて欲しかったかなとは思います。

内部機能が相当複雑になった分、もはや初代FENIXを使い込んだからと云って購入後すぐに使いこなせる状態ではありません。
先にも書きましたがほぼ別物の時計となってしまっています。

なのでまったく新しい別種の時計を購入するというくらいの気持ちでいた方がカルチャーショックが少ないと思います。

また今回からFENIX にも採用されたカラー液晶に関してですが、相当な「見にくさ」だと思っていた方が間違いありません。
薄暗い場所ではほぼバックライト無しでは画面が認識出来ません。
具体的にいうと直射の太陽光やライトが当たっている状態で無い限りが画面の文字を読むことは困難を極めます。

これに関してはFENIX2の時に反転液晶で「見にくい」とあれほど評判が悪かったのにもかかわらず、ほとんど見にくさの変わらない3でそれほど評判が悪くないのは納得が行きませんが、カラー液晶と云う事で満足感が高くなっているのかも知れません。
スポーツ使用時にライトの下や日中に使用するだけなら問題は少ないので、この時計の性格から考えるとこれで十分なのかも知れませんが・・・


【総評】
数値上のバッテリー持ちはわずかな向上に見えますが、実際の使用上では明らかに大きくバッテリー持ちが改善しているので、この点だけでもFENIX 3を選択する大きな理由としても良いくらいです。
初代FENIX J ではどう考えても「デイハイク専用」といったバッテリー持ちでしたが、1日8時間程度の使用で1泊程度までなら充電無しでもギリギリいけるくらいには改善されたような気がします。

登山での使用ということに限るのなら、機能的な利点は特にありません。
元々登山ではそれほど多くの機能を使いこなすわけではなく、GPS・高度計・気圧計・電子コンパスなどの基本機能に加えてベアリングメモリーやトラックバック程度があれば十分だからです。

ANT+によるハードウェア機能拡張も登山使用においてはほとんどその恩恵を受けることはなく、従来通りせいぜい使っても「温度センサー」程度というのも変わりません。

なので「登山」という用途に限るのなら、例えば初代FENIXを所有している方が慌てて買い換える必要はありません。
僕のようにそろそろバッテリーが危なくなってきたというのなら「買い換えを検討」しても良いと思います。

初代FENIX の時にも書きましたが、こちらのリストタイプウオッチは地図が入らないので現在位置の特定にはどうしても「緯度経度入りの地図」や「スマホ」と連動させないと「道迷い対策」には有効ではなく、単独で使用することはあまり意味がありません。

街中でのトレーニングやランニングなど自己位置を特定することが生死に関わらないようなスポーツならあえてスマホと連動させる必要性も薄くなりますがこの時計をフルに使う事が出来ると思います。

登山というジャンルでは自己位置が単独で特定できない機器はそれだけで価値が落ちてしまうことも確かです。

初代FENIXから使ってきて改めて思うのは、元々このGPSタイプの多機能時計というのは1日程度の街中での使用を前提としている感がとても強いです。
進化の方向性を見ても、スマホとの連動の強化や通知機能の強化、ランニング系の機能拡張など、どう考えても登山などをメインとしているというよりもその他スポーツに向けて作られている感がぬぐえません。

ディスプレイの見にくさひとつ取ってみても、日中や強い光源下での使用を前提としていないとこのようなディスプレイを採用するのは不自然です。
登山中に薄暗い樹林帯や夕暮れ時にはバックライト無しでは何も見えない仕様もそう考えれば納得が行きます。

なので登山に持ち込むと云うのなら別にバッテリーを持ち込むのでもなければ1泊程度が限界です。
また地図が入らないので別途で現在地を緯度経度から判定するものを持たなければ意味がありません。

余談としては更に書いておけば、町中での使用やスマホからの通知を受けたいというのであれば、正直にいって日本語化がほぼ不可能になった英語版FENIX 3を選択するとこの時計の本来持っている力をだいぶスポイルすることになるのも事実です。
ただ、これまでの経験上、日本語版はとても不安定なので機能を使い尽くそうと思えば怖くて買えないというのもまた本当です。

登山においてはスマホの通知機能はほとんど使うことはないので英語版を選択するのは安定性という意味からいっても正しいと思います。

なので登山もするし、サイクリングやトレーニングで走るのにマルチに使いたいという方はとても便利でおもしろいガジェットです。
ANT+機器もハンドへヘルドタイプには基本の機器しか対応していませんが、リストタイプにはほぼ全てのANT+機器が対応しています。

このFENIX 3という機器は「登山のみ」で使用するのならばかなりのオーバースペックなので、機能の大半が使われないまま眠ることになります。
なので登山のみで使うのならば初代FENIXでも十分かなと思うのです。

ちなみにFENIX 3英語版の最新ファームにおいて安定性は極めて高く、使用においての問題は一切ありません。
完全自動でのトラックログ取得も今のところ十分な精度です。

購入して即実戦に投入しても大丈夫だと思われます。


英語版の通知機能に関する注記
英語版での通知は、日本語がすべて空白スペースになります。
電話の着信も氏名は表示されません。
ローマ字表記にすると表示されますが、手間とスマホ側の使いづらさを考えると意味が無いと思います。
なので例えばメールが来てもアドレスはローマ字なので表示されますが、内容やタイトルが分からないと云う事です。

ガーミンコネクトとの接続について
とても便利です。
例えば下山後にBluetoothを手動でオンにすると即座にスマホとつながり、ガーミンコネクトにログが転送されます。
スマホ側で地図と詳細な情報が閲覧出来るので行程をその場で振り返ることが可能です。

専用アプリについて
FENIX 3より専用アプリをダウンロード出来るようになりましたが、ほぼ遊びで実用的とは言いがたいです。
たぶん役に立つのは数個程度で、それも別になくても困らないという程度のアプリばかりです。
なのであまり大きな期待はしない方が良いと思います。


初代FENIX日本語版。通知もしっかり使えます。価格も発売時より大幅に下がりました。バッテリー持ちがとても悪いのですが、デイハイクの登山専用なら不足はまったくありません。
僕はかなり早くに購入してしまったのでバグが多く、ほとんどまともに使えませんでしたが、GPSファームアップデート以降、基本的な使用に際しては問題が少なくなっています。


FENIX3日本語版です。
普段使いも兼ねるのなら通知がしっかりと分かる日本語版しか選択肢はありません。
登山使用なら英語版でも十分です。

【即納 送料無料】Garmin ガーミン fenix3 フェニックス 3 バンドル Silver/Red Bundled

価格:64,000円
(2016/1/2 04:31時点)
感想(0件)



こちらは新型のハートレートモニター付き。ランニング使用でないと意味がありません。
登山の場合は旧型のハートレートモニターでも十分です。
こちらは英語版。




関連記事

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL