ブログなんかめんどくせえよ ホーム » 中華イヤホン・中華DAP »【雑談】ハイレゾ詐欺に引っかかるな!! 魑魅魍魎のオーディオの世界

【雑談】ハイレゾ詐欺に引っかかるな!! 魑魅魍魎のオーディオの世界  

DSC08159-1.jpg
僕が使っている真空管ヘッドホンアンプです。ソフィア・プリンセスの整流管274B互換球を使っています。



僕はかなりいろいろなことに興味を持つタイプなので、広く浅く楽しんでいますが、その趣味の中でもオーディオというのはもう既に何十年も休み休み楽しんでいる趣味の1つです。

ですが、僕の趣味の中でもオーディオという趣味は飛び抜けて「詐欺の多い」趣味の1つで、はっきりと言うと「まともな世界」ではありません。
というよりも、詐欺と騙りがほとんど言っても良いかも知れません。

なぜオーディオという「音の世界」に限ってこれほどデタラメなのかは分かりませんが、おそらく「目に見えない世界」というのを利用して数々の悪行が行われているのだと推察しています。

最近で有名な詐欺は「ハイレゾ詐欺」です。
この手の詐欺も名前が変わっているだけで昔からある古典的な詐欺の1つです。
昔ですとSACDといわれていた物とほとんど一緒です。

ハードウェアではスピーカー本体に「超高域再生ユニット」を別付けするというのが流行ったりしたこともありました。

普通に考えればすぐに分かりますが、CDの再生限界である20000khzの音ですら20才以下の人でないとほとんどの人がまったく聞こえません。
16000khzですら既に20代後半では聞き分けるのが怪しくなってきます。

そこで考え出された理屈が「耳に聞こえなくても体で感じる」とか「ニュアンスが増える」と云うような意味の分からない説明です。
ですが、これだけで終わるのなら良いのですが、ここに輪をかけて状況を悪化させるのが、これを支持する一定のユーザーの存在です。

彼らは利害の関係のあるステマ気味の評論家や雑誌などと一緒になって「音が違う」「音が良くなった」と騒ぎ立てます。

こういったことが延々と繰り返されているのがオーディオという趣味の恐ろしいところなのです。

電源ケーブルで音が変わる、ただのRCAケーブルで低音がグッと増えたとか、エージングと称して丸1日ピンクノイズを流したら劇的に音がまろやかになったなどといろいろです。
エージングを1日くらいで騒ぐのならまだ可愛いです。メーカーに問い合わせても下手をすると「300時間のエージング完了まで様子を見てください」などと言われたりすることもあります。

機器がどうこう言う前に、耳が慣れてしまいます。

それは確かに購入してからしばらく鳴らしてユニットが馴染んでくる位のことはあるかも知れませんが、エージングなどという言葉があちこちで聞かれるようになってくるとこれはもう怪しさ満点です。

エージングで劇的に音が変わる何てことは絶対にありません。

真空管の機器ですとスイッチを入れてからしばらくは音が眠いのですが、これはもう致し方ありません。
そういう物だからです。
これは多少の経験のある人なら誰が聞いても分かるくらいに違います。
でもこれはエージングではありません。

例えば「エージング」などどいう言葉はオーディオ業界、というよりもオーディオマニアの間で使われている魔法の言葉ですが、よく考えてみて下さい。
テレビに例えるのなら、新しく買ったテレビを家で初めて見たときに「映像の輪郭がどうも甘い」ということで24時間テレビに映像を流しっぱなしにして、翌日あらためてテレビを試聴するとエージングが完了していて「劇的に輪郭がはっきりした」などと云う事を聴いたことのある人は居ますか?
そんなことはあり得ません。

ですが、オーディオに関してはこの手の摩訶不思議な話しがあちこちで行われているのです。

基本的に人には2種類の人が居ます。
催眠術にかかりやすい人とそうでない人です。

問題なのは催眠術にかかりやすい人がオーディオを聞くといとも簡単に「音が変わった」と思い込んでしまうことです。
この手の人に「高価な機器の価格」を伝えて試聴させると「いとも簡単に騙されて」しまいます。

価格が高い物のの方が優れているに違いないという「思い込み」が脳にバイアスをかけて、音が良くなったと信じ込んでしまうのです。
本人は騙されているという感覚が全くないので、まるで伝染病のようにその思い込みをネットに書き込んだり人に伝えたりします。

そこでまたその書き込みを見た「催眠術にかかりやすい人」は、はなからバイアスのかかった耳で試聴して「全然音が違う」と騒ぎ出します。
そうやって一大勢力が築き上げられます。
もちろんそこにはメーカーの思惑と一部雑誌や評論家の飯の種があちこちに仕込まれています。

例えばケーブルで音が変わるという一大勢力がありますが、彼らが公的なブラインドテストでそのことを証明した例はありません。
ブラインドテストではすべて「有意差はない」という結論がでています。

ところが彼らは絶対にその結論を認めません。
それはそうです。
彼らの思い込みによれば「音は違う」のですから。

こういった思い込みやほとんど詐欺同然の事が日常的に行われているのがオーディオという業界です。

先ほど、ハイレゾ詐欺の話しをしましたが、ここ最近でもある有名なアニメの曲で話題になっていたことがありました。
その曲のCD版とハイレゾ版で音が全く違い、ハイレゾ版の方がかなり良いと云うことでした。
結果は、なんのことはないCD版の方の音をコンプをかけて悪くしていたのでした。
ハイレゾ版の方はマスタリングから違い、コンプのかかっていない普通の音にしていたのでした。

これではハイレゾ版の方の音が良くて当たり前です。

一昔前にも、あるオーディオ機器の視聴ディスクで自社の製品のみ+0.5デシベル音量を上げていたというのもありました。
心理学的に音が大きい方が音が良く聞こえるというのがあり、それを利用して他社製品と自社製品で音量を変えていたのでした。

またゴールドムンドという有名な超高額機器メーカーがパイオニアの2万円のDVDプレイヤーの中身を取りだして自社の高級な筐体に入れて140万円で販売していたこともありました。

確か有名なケーブルメーカーの中身を取りだしたらベルデンの安物ケーブルだったという笑えない話もあります。

僕個人ではここ最近では真空管詐欺に何度かあっています。
要するにヴィンテージの有名な真空管メーカの物を手に入れようとして、リプリントされた現代管を手に入れてしまうと云う事です。
真空管も詐欺の温床になっていますので気をつけてください。
ぱっとネットを当たるだけでもプリ管をマッチドと称してバカ高い価格で売っている有名な業者にすぐに行き着きますが、アレはとても問題です。
プリ管をマッチドさせる根拠がありません。

オーディオとはこういう世界です。

なので次から次に詐欺が考え出され、実行される世界なので最近の若者がまた似たような手口で騙されないようにと書いておきます。

特にいまですと高額なヘッドホン、イヤホン、それからケーブルとハイレゾ関係がやたらと怪しいのです。
もちろんハイエンドの機器はそれだけの価値がありますが、そうでないものも多いのです。

人が群がるところには詐欺師もまた群がってきます。
なので、経験の少ない方はオーディオという音の世界では、とにかく注意して進むべきなのです。

でも、僕たちもそうですが、騙されて騙されてそれでも前に進んでここまで来たのですが・・・

それでもここ最近のハイレゾというものにいっておきます。
ハイレゾなどに進む前にCDレベルの音質を味わい尽くせと。

CDクラスの音ですら限界を知っている人は数が少ないのです。

経験を積めばいつの日かあなたは思うでしょう。
CDの中にこんなに豊かな情報が入っていたのかと、それを引き出すだけでこれほど苦労する物なのかと。

【追記】
更にいっておきますが、ハイレゾの中でもDSD音源は特に質が悪い規格です。
DSD音源の問題のひとつが「細かな音が消える」と云う事になります。
このようにビットレートだけが高くて、質の悪い音源を喜んで聞いている人も多いのですが、根本から考え直す必要があると思っています。

参考サイト
ゴールドムンドGOLDMUNDの真実

アコースティックリバイブ事件まとめ

心理効果(プラシーボ)とブラインドテスト

ラブライブ!のハイレゾ音源を買ったら残念なことに気づいてしまった。 


これで耳年齢もチェックした方が良いです。
個体差があります。

catwalk1101earphone.hatenadiary.jp






関連記事

category: 中華イヤホン・中華DAP

tb: 0   cm: 6

コメント

追記について

本文の方はその通りだと思うのですが、追記のDSDの「細かい音が消える」というのがよく分かりません。
確かにそのままパルス符号変調(PCM)で再生したら、6dbしかダイナミックレンジが存在しないため「細かい音が消える」というのは理解できます。
しかし、DSDはパルス密度変調で再生するので「細かい音が消える」現象は起きないと私は思います。
それとも何か理由があるのでしょうか?
もしそうでしたら御教授して下さると勉強になります。
なお私はDSD信者ではありません。

烏と兎 #6VRl3JAs | URL
2017/01/24 23:07 | edit

Re: 追記について

鳥と兎様

コメントありがとうございます。
DSDで細かい音が消えるという点については、以下の記事をお読み下さい。

http://ascii.jp/elem/000/001/130/1130242/

chord社と云えばDACチップを使用しない独自のDACを昔から作り続けているメーカーで有り、オーディオマニアでは知らぬものがいないほどの著名なメーカーです。
最近ではmojoDACがイヤホンマニアの間では有名です。

昔から最先端を走り続けているメーカーのCEOがそのように断言しているのでおそらくそうなのだろうと思います。

なので僕のような素人が語るよりも上記の記事を一読して頂くことをオススメしておきます。

luna-luna #- | URL
2017/01/25 00:15 | edit

返信有難うございます

返信ありがとうございます。
諸事情により返信が遅れてしまいました。

なるほど。読ませて頂きました。
私はデジタルどうしで情報量も同じとすると、再現する際の波形の違いなんて無いんじゃないかと思ってたんですが、そうではないみたいですね。
勉強して解明したいと思います。
態々と、返信ありがとうございました。

兎と烏 #6VRl3JAs | URL
2017/02/21 00:46 | edit

Re: 返信有難うございます

兎と鳥様

いえいえ、こちらこそです。
基本的にあなたの云っていることは正しいと思います。
DAC設計者が言っているのはあくまで「測定器でしか測れない領域」の話しで、聴覚で知覚できる世界の話しだとはとても思えません。
そういう意味では「波形はひとつ」というのはまったく正しいのですが、ようするにメーカーに踊らされて次から次に出てくるハイビットレート規格は変換が間にはいるのでその点が問題なのではないでしょうか。

あなたが何を目指しているのかは分かりませんが、そんな微細な世界の話しにこだわるよりも、美しい音色に耳を傾けた方が満足感が高いと思います・・・

luna-luna #- | URL
2017/02/21 23:49 | edit

素晴らしいです

自分のお金をドブに捨てるのは勝手ですけど、それが正しいと思ってるのが滑稽。
今まで何人も耳自慢の人居たけど、自分のやるブラインドテストクリアした人1人も居ませんね〜。

takashi #- | URL
2017/06/07 19:54 | edit

Re: 素晴らしいです

takashi さま

過分なお褒めの言葉ありがとうございます。

お金をドブに捨てている方はたくさん居ますよ。
僕はオーディオは20歳くらいの頃から始めましたが、いま思い返すとだいぶ回り道をしてしまいました。
その経験から少しでも「騙される人を減らしたい」という思いでオーディオ系の記事は書いていますが、やはり「思い込みの強い人」にはなかなか届かないようです・・・

しかも昨今では「オーディオ系ブロガー」がデタラメなあおり記事を大量生産するので輪をかけて状況が悪化しています。
実はその中のひとりに「素人を装って質問」をぶつけたのですが、答えの方もいい加減なものでしたよ。

テスト対象にもよりますが・・・ブラインドテストをクリアした人なんか居るわけないです。

少なくともケーブル等に関しては結論は出ていますし、アンプ系もパワーアンプは低音に違いが出てきますが、軽いスピーカーを同じ程度の駆動力で鳴らしたものならほぼ分かりませんね。プリアンプあたりのよく出来たもの同士の判別もそうなります。

思い込みって恐ろしいですよね・・・

違いが分からないのは、耳が悪いのではなく、そんなものは最初からないんですよ(笑)

luna-luna #- | URL
2017/06/08 02:46 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://lunaluna302.blog.fc2.com/tb.php/339-bd2a122a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最新記事一覧(サムネイル画像付き)

SPONSORED LINK

検索フォーム

amazon link

Category Bar Graph

SPONSORED LINK

プロフィール

amazon link

全記事表示リンク

月別アーカイブ

リンク

最新コメント

タグ一覧

▲ Pagetop