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Xiaom/シャオミ Piston2/ピストン2 格安高音質イヤホンを聴いてみる【レビュー】  

まとめ
■ネットでは格安中華イヤホンとしてトップクラスの高評価
■2-4khz付近に妙なピーク
■ベリリウムドライバー搭載


DSC08513-1.jpg


格安中華イヤホン界ではネット上に於いて先に紹介したKZ ATEよりもこちらのシャオミpiston2の方がどうも評価が高いようです。
いろいろな意見を総合すると、おそらく評判でいえばまさにトップクラスの評価を与えられているようです。

既にディスコンとなっていますが、アマゾンではまだ正規品を購入することが可能です。

こちらのpiston2も偽物が溢れている状況ですが、アマゾン取り扱いのものは間違いなく正規品です。
こちらはQRコードとハウジング外径で確認しました。

まずこちらのpiston2の最大の特徴は、ドライバーにベリリウム振動板を使用していることです。
オーディオマニアにはなじみ深い振動板で、有名な物はヤマハのNS-1000Mモニタースピーカーが有名です。
ヤマハのモニタースピーカーはユニットにベリリウムドライバーを採用するという先進的な設計で世界中に普及したのでした。

実は僕も一時期、こちらの1000Mではありませんが、TADドライバーのベリリウムユニットをツィーターに使ったスピーカーを所有していたことがありまして、その高域の息をのむような美しさに驚嘆した覚えがあります。
それはまったく次元の違う高域で、まるで空間にガラスを飛び散らせたような美しい音がした物でした。

いまでもベリリウムドライバーの発する高域を凌ぐあの音を他のドライバーで聴いたことはありません。

ベリリウムという素材はとても特性の優れた素材なのですが、製造時の粉塵が毒を発するため、とても危険でとても製造管理が難しくて高価な素材なのでした。
なので昔は製造にコストがかかり、大量生産には向かない素材で徐々に採用品が減っていってしまったのでした。

そのベリリウムをドライバーに使っていると云えばその音は聞いてみないわけにはいきません。

しかも価格はアマゾンでも3000円程度とまさに激安です。

【音質】
期待を持ってその音を聞きましたが、残念ながらこのpiston2からベリリウムドライバーのあの音は聞くことが出来ませんでした。
ごく普通の高音域で、これを持ってベリリウムドライバーの音だというのはとても納得が行きません。
おそらくブラインドでなにも先入観無くこの音を聞いて、ドライバーがベリリウムだと判断出来る人はほとんど居ないと思われます。

本当にベリリウム振動板は使われているのでしょうが、出てくる音はベリリウムの音ではありません。
特に高音域はベリリウムの特徴はまったくありません。

また、おそらく2-4khz付近に妙なピークがある特有の音がしていますので、このドライバーは残念ながらダメドライバーだと診断して間違いないでしょう。

全体的な音のバランスはとても良いのですが、低音域は若干強めになっています。
これくらいがちょうど良く楽しいチューニングなのですが、2-4khz付近のピーク感は致命的で、これだけ抜き出してもこのpiston2がこんなにも世間で高評価の理由がまったく分かりません。

DSC08514-2.jpg


【総評】
とてもではないですが、そんなに高評価が与えられるようなイヤホンでは無いと思います。
僕個人の感想でいえばKZ ATEの方が数段優れています。

音質だけでいえばKZ ATEのライバルになるようなイヤホンでもありません。

ベリリウムドライバーの特徴は僕が聴く限り特に残っているわけでもなく、妙なピーク感もあり、はっきり言うとこの音は「欠陥品」に近い物です。
このpiston2を試聴した後では、KZ ATEの凄さが逆によく分かります。

少しオーディオの話しをさせて頂きますが、「痛い音のするスピーカ」というのは最終的にはどうすることもできません。
これは設計上の欠陥といってもいい物で、もちろん「音の痛さ」には強弱があるのですが、どらちにしろ痛い音がするドライバーで長く音を聞くというのは難しいことも確かなのです。
特にちょっと音が痛いくらいならスピーカーの個性で我慢もできますが、「激しく痛い音」のする場合、たいていは「長く愛用する」事には耐えられません。

実はスピーカーやヘッドホン、もちろんイヤホンも含めていわゆる高価なハイエンド品でもこう言った「痛い音」のする製品はごく普通に存在します。例えば10万近いハイエンドの有名なイヤホンでも「音が痛い」ものはあります。そういった場合でも、非常に高評価だったりしますが、僕にいわせればそういった製品はどんなに高価でも「ほぼ欠陥品に近い物」です。

僕も昔は試聴で「あっ、ちょっと音が痛いな」と思っても全体的な音質が気に入れば構わず購入していたときもありましたが、結局のところ、そういったスピーカーは程なくして手放すことになりました。

こう言った2-4khz付近にピークのあるスピーカーなりヘッドホンは、経験上、時の流れに耐えられない物がほとんどなのです。
確かに中域に一種独特の個性を持たせることも出来るので、一聴するくらいだと「よく聞こえる」場合もあるのですが、半年一年と音を聞き込んでいくとそういった製品は不満が溜まっていくわけです。

なので今回のpiston2は世界的に高評価なのですが、僕個人はとても評価出来ません。
これを購入するくらいならKZ ATEにしておくべきです。

ただし、「痛い音」といっても少しだけ音が痛いレベルなので我慢出来なくもないことも確かで、全体的な音質レベルは並以上の物はあります。
価格が価格なので正直気軽に買えると云うこともあるので、勉強のために購入すると云う事もありだとは思います。
そこら辺のイヤホンを購入するくらいなら全体的なレベルは高いです。

結果としては、こちらのpiston2は全体的にはよく出来ていますが、前評判の程の性能はなく、特にドライバーはベリリウムの高音が鳴ることはありません。
妙なピーク感も中域に影響を及ぼしていますし、あえて購入をお勧めするようなものではないと判断しました。


Audiosharp /AS1318 高音質 カナル型 イヤホン /KZ ATEの実力は凄かった!!



こちらのpiston2は本物です。
数に限りがありますので、欲しい方は急がれた方が良いと思います。


僕のオススメ、KZ ATEです。
こちらもノーブランドになっていますが本物です。
10日ほどで到着しました。





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