ブログなんかめんどくせえよ

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カリマーSF hydro[ハイドロ]30 ミリタリーバックパックを登山に使いまくる

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いままで登山用リュックはグレゴリーの永遠の定番、デイ&ハーフ33リットルを使用してきました。

はっきり言って不満がなく、強いて上げるとすれば「小物入れがリュック単体では全くゼロ」と言うことだけでした。
一枚の袋に肩ショルダーベルトが付いているとだけ、といってもいいくらいのシンプルを極めたシリーズです。

しかし、今回カリマーSFのリュックを購入したのは、単に「飽きたから」としか言いようがないです。

というわけでいろいろと物色はしたのですが、もともとミリタリー好きなので、マルチカムかACUの軍採用品をと思っていたのですが、なにしろ在庫ありません。

更に軍用は基本的に容量が大きくて、おまけに重いのです。

パトロールパックでも2-3泊を想定しているためそれなりの大きさのパックしか手に入りません。
しかも人気のあるパックはほとんど売り切れです。

当然ですが、軍正規品の場合、まず耐久性を重視で重くなり、容量重視で、とにかく大きいのです。小型のものでも最低40リットルくらいは普通にあります。

いまのグレゴリーが33リットル、これでも少し大きいので次は25-28リットルくらいの容量のものが欲しいなと考えていた身としては適当なものがありません。

そこで登山専用品としてこれまた定評のあるカリマーが軍用ラインを出しているので、一度背負いに言ってみようと考えました。

軍採用品好きとしては断腸の思いでしたが、ないものはないので致し方ないかなとも思います。

カリマーSFはそのラインの一つがイギリス軍に採用されたという実績しかありません。

今回カタログで目星をつけたデルタ25とハイドロ30は採用実績がないので、なんとも購入動機としては弱いのです。

ですが、僕が選ぶとしたらマルチカム柄一択なので、クレイ社の本物の生地を使っていますし、用途が登山用なので、カリマーが作ったのなら、さすがに機能は全く問題がないはずなので、どちらか気に入った方を購入する予定でした。

在庫を調べて背負いにいった結果。

デルタ25の方がオーソドックスで気に入りました。

ハイドロ30はロープロファイルな形が独特すぎて、何か違和感がありました。それに、ハイドロ30は実際のところ容量30リットルもありません。

ショップの人もいっていましたが、とても30リットルもなくもっと少ないと・・。実測は分からないのですが、がおそらく25-28リットルくらいだと思われます。冬山のデイハイクではぴったりくらいの容量なのでこの点はオーケイですが。

正直に申し上げて、オーソドックスで失敗のない買い物という意味ではおそらくデルタ25の方がいいと思います。
ウエストベルトにポケットはありませんが、ベルトがメッシュなので暑さは全く違うと思います。

背面はデルタがメッシュ&垂直にエアが抜けていく構造なのに対して、ハイドロはメッシュのみでウエストベルトで背負うと、背中上部に空間が空いて背中と背面パッドが接触しないタイプです。

このあたりの構造に関しては、ショップでちょいと背負った程度ではよく分かりませんでした。

購入して実戦に投入して初めて評価が定まってくると思います。

結果、なぜかハイドロ30を購入しました。

おそらくいろんな意味で間違いないのはデルタ25の方だと思うのです。
形が正統派でオーソドックスなのです。
重さという意味でもデルタの方が軽いですし・・

しかし、今回はオーソドックスならグレゴリーがあるわけですし、せっかく買うならカリマーが何故この独特なロープロファィルのリュックを設計したのか購入して試してみたかったという思いが強くなりました。防水性もハイドロの方が上のようです。

ウエストベルトに付いているかなり大きめのウエストポーチにも惹かれたというのもあります。


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現状のグレゴリー・デイ&ハーフでカラビナやらポーチやらジュースホルダーを装着するとリュックの全重量は1080グラム。少し重くなるのですが、何しろ背負い心地が良いので重さがかなり軽減されるように感じます。

ハイドロはカタログ値で1200グラムと書いてあり、普通に考えるとこれはかなり重いのですが、嬉しいことに実測値では950グラム程度です。

うれしい誤算です。

ハイドロには、かなりしっかりとしたウエストベルトパッドが付いているので、背負い心地は独特です。

荷物は予想通りあまり入りません。感覚的に25リットル+アルファ程度に考えていた方が良いと思います。

大まかには2気室なのですが、背中側の1気室は主にハイドレーションパック用途です。もちろん薄い荷物も入れられるますが、濡れて困る物はこちらには入れない方が良いでしょう。

全体を見ると、大型のポケットがあちこちに付いているのでたいていのものはサイドやウエストポケット/マップポケットなどに入ってしまうと思われます。

いままでのグレゴリーがポケットがひとつもなかったので、これは単純に便利です。

ただし、背負い心地はグレゴリーデイ&ハーフの方が上だと思います。グレゴリーは背中に吸い付くようにフィットしますので。

数日後に、箱根の明星が岳に実戦投入しました。

荷物の総重量はリュックと食料と水込みで5.2キロ。
双眼鏡とかの余計な装備を減らせば4.0キロ付近まで減らせるますが、まぁ、遊びも大事なので・・・

食料と水、ガス一式、ノースフェースのライトヒートダウン、スクープジャケット、ストック、その他非常用装備など、これだけ入れるとすでにパンパンであと少ししか容量に余裕はありません。冬のデイハイクでちょうど良い容量だとも言えます。

冬とは言え、登りは汗をかきました。

しかし、背中は涼しいままです。

やはりこの点はグレゴリーよりも遙かに優れていると感じました。。真夏を含めて汗をかく季節にはハイドロ30の背面構造は絶大な効果を発揮すると思われます。

個人的には春から夏の季節はハイドロ30がいいと思います。汗をかく事による余計な消耗を抑えられます。

ハイドロは背負ったときにちょうど「く」の字のようになり、背中にメッシュパッドが最小限にしか接触しません。
これが効果覿面にききます。

さすがにザック専業メーカーのカリマーが制作しただけあって、基本的な機能には不満はありません。

後は、気に入るかどうか?背負い心地が体に合うかどうかだと思います。

ハイドロ30は、リュックとしては高額品です。

マルチカム柄で25000円くらい。その他の柄でも21000円。何故マルチカムが高いのかといいますと、クレイプレシジョン社の本物の布地を使用しているからです。これにはライセンス料が発生しています。その分高価になってしまいます。

結論として、ハイドロ30を登山用として考えると非常に満足しました。

軍制式採用品のみを好むマニアには見向きもされないかもしれませんが、これは致し方ないところだろうと思います。
先にも書きましたが、制式採用品は重いし、大型だし、入手が困難だったりと現実的には少し難しいのです。

登山に、ミリタリーテイストを取り込んだ現実的なデイハイク用リュックとしては、このハイドロ30は、機能、形、設計思想ともに優れた物があります。

購入して大きな不満はないと思いますが、出来ればどこかで一度背負うという作業はして欲しいものだと感じます。

もし背負えなくて、絶対に失敗したくないというのなら、おそらくデルタ25の方が問題が少ない、と思います。
こちらも背負いましたが、きわめてオーソドックスな背負い心地で、リュックとしてはごく普通の設計思想なので、ハイドロのように少し尖っていないのです。




追記
実戦投入を二回行いました。

まず、想像通りですが、ウエストでがっちり背負うタイプです。
肩にはあまり力がかかりません。

軍用ラインにしてはウエビングテープがとても少ないです。

背後の中央に一箇所のみ、テープ1つ分なのであまり大きなパックは付けられません。

考えるにすぐに取り出す必要があるが、それほど頻繁に取り出さないものを入れるべきだと思います。
具体的にはファーストエイドパウチがいいかもしれません。

防水性はメインの1気室のみ。

ショルダーパッドの立体的なS字構造は、賛否両論があると思います。
体に合う合わないがあるのです。
少なくとも僕にはあいませんでした。

なので、ショルダーパッドは多少改造してあります。

ザック自体は、独特なロープロファイル構造と頑丈な1000デニールの生地のため、困難な藪こぎ等も楽にこなせると思います。

少なくとも登山用リュックとは一線を画す安心があるのは間違いありません。

通常の低山ハイキングくらいでは完全なオーバースペックかも知れません。

ところどころ取り付けるポーチは、やはりクレイプレシジョン社の実物生地を使ったマルチカムが最も合います。

他社製の似非マルチカムだとかなり色柄が浮くので注意してください。
一番簡単なのは同じカリマーSFラインのポーチだと思います。

あまり大きなものはとりつかないのでよくサイズを確認した方がいいと思います。





追記

冬の使用は、やはりちょっと苦しいです。

容量が足りません。デイハイキングでギリギリくらいですね。
それもかなりウルトラライトな装備でも、容量的には厳しいと感じます。
ハードシェルを脱ぐと、もう入れるスペースがなかったりするので。

やはり立体S字ショルダーを採用しなかった方が良かったのではないかと思います。
合う合わないの個人差がありすぎるのです。
僕の場合は肩が擦れてかなり痛くなります。

ショルダーパッドに米軍のショルダーパッドを充てたら、かなり良くなったので不満がなくなりました。

このバックパックは、単純に「かっこいい」です。


バックパックに取りつけたカリマーSFのポーチに関する記事はこちら
karrimor SF のマルチカム スモール ユーティリティ ポーチ バックパックに取りつける


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追記
記事の厚さを落としたバックパックが発売されたようです。
軽くてお得になっていますので、こちらもオススメです。


600デニールのバックパックです。




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