ブログなんかめんどくせえよ

低山ウルトラライト登山/トレッキング/ハイキング専門です。なので装備や道具[ギアグッズ]のレビューは偏っています。防災を兼ねたアウトドア系サバイバルグッズやデジタル関係、モバイルバッテリー・ミリタリー系も大好物です。最近はBluetooth中華イヤホンや防水スピーカーもです。PS4とXboxOneはFPS系が多いです。(無断転載不許可です。)
ブログなんかめんどくせえよ TOP  >  雑談 >  【殴り込み】少林寺拳法 対 極真空手【抗争】 その2

【殴り込み】少林寺拳法 対 極真空手【抗争】 その2

87a6508bf1db811c922b1f3ea45c37ff_s.jpg

【殴り込み】少林寺拳法VS極真空手【実話】 その2

前回の記事はこちら。
まだ読んでいない方はその1からご覧ください。

lunaluna302.blog.fc2.com


前回、少林寺拳法の有段者が仲間を引き連れて総勢4人ほどで極真空手の道場に「試合を申し込みに来た」というところまで書きました。
単なる殴り込みや道場破りの類いなのですが、この頃は少林寺拳法といっても名前は有名だが「あまり見たことのない武道」の実力は全くの未知数でした。



僕の当時の印象ではジャッキー・チェン位しか思い浮かばず、今でもそうですが、なんとなく武芸と言うよりも華麗な寸止めによる、ワザと言うよりも型を楽しむ精神的な修養という要素の方が強いイメージがありました。

事実、少林寺拳法は「護身を基本とする」武芸で有り、決して攻撃的な武道ではないと云う理解を持っています。
なので本来なら少林寺拳法の有段者が、ケンカとはいえないまでも極真空手の道場に突然現れて試合を申し込むなどとはつゆほども思いませんでした。

もちろん当時から最強の名をほしいままにしていた極真空手が負ける、等とはまったく思いませんでしたが、それでもさすがに少林寺側も自信がなければ殴り込みになど来ることは考えられないので、突然現れた彼らに一抹の不安はあったことは事実です。

と云うのも、僕が見ている限りでは、少林寺の方は「どう見ても自信満々」なのがありありと見て取れました。
まるで負けることなど考えたこともないような様子で、相当な自信家というか、長い間修練を積み続けた風格のようなものがありました。

極真の道場に訪れたの少林寺は総勢4名でしたが、どうも見ていると指示を出しているのは代表者らしきの黒帯の有段者の方1人で、後の3名は「部下」というか単に連れてこられただけのようで、関係を見ている限り同じ道場の師範とその薫陶を受けている者という感じを受けました。

なので積極的なのは向こうの有段者ひとりと言えばひとりなのですが、全員がある程度の自信に満ちあふれているようにも見えたことも確かです。当然ですが少林寺で白帯を締めている者などひとりもいませんでした。

対する極真側は実際に戦えるのは緑帯の師範代ひとりしかいません。
後は全員が白帯の初心者です。

この日は茶帯の方も来ていませんでしたし、月に一度の黒帯の方の指導を受けられる日でもありません。

ほとんどの日がそうなのですが、白帯と緑帯しかこの道場には居ないわけです。
時々、黄色帯の人が来たり、水色帯の方が稽古に来てはいましたが、とにかく毎回来ることはないのでベテランの緑帯の師範代に僕ら初心者である白帯が主に指導を受けているわけです。

そんなことは見れば一目瞭然なので、少林寺側が「舐めていた」というのもあるのかもしれません。
何しろ黒帯すらひとりも居ないわけですから。

実際のところ、帯の階級差で言えばこちらと少林寺側の差は歴然でした。

緑帯と言えばその上に茶帯と初段の黒帯が有り、少林寺の二段というと初段の上な訳ですから段数だけで言えば少林寺の方が相当上にいるわけです。

少林寺側の帯の色はこちらとは少し違いますが、それでも茶帯の下の階級というのは変わりませんので、もしかすると全員が初心者とそれに毛が生えた程度の者たちと理解したのかもしれません。

師範代以外の僕ら白帯は確かにそうです。
長いものでも1年程度の経験しかないのでとても他流試合など出来る状況ではありません。

ですが、僕らの師範代は緑帯ですが「強い」のは確かでした。
とても練習熱心で、師範代が道場を休んだのを見たことがありません。

しかもこの師範代、極真の県大会で3位入賞まで食い込んだほどの実力者で、毎回練習組み手で相対している僕からすれば蹴りも突きも相当に危ないのは体で分かっていました。

何もかも全部のワザが危ないのですが、特に危険なのは「上段回し蹴り」でした。
初心者相手に本気になることはありませんでしたが、相当手加減しても一撃で床に沈みます。

喰らった方は分かると思いますが、極真のこのクラスの回し蹴りは「鉄パイプ」とか「棍棒」で殴られるのとさしたる違いはなく、手加減してくれるので気絶するようなことはありませんでしたが、ガツンと喰らって床に倒れて初めて「回し蹴りを喰らった」というのが分かる程度です。

当然ですが蹴りは見えませんし、ガードする暇もありません。


874983b8ccd4d8af1ce4543a5c0f0abc_s.jpg

【試合が始まる】

向こうとこちらの代表者同士の話し合いで、ルールは極真のルールに則って行われる事となりました。
少林寺側が殴り込んできたので当然と言えば当然なのですが、それでも少林寺側には不利だったところがあるかもしれません。

要するに「顔面への攻撃なし」のフルコンタクトの試合となります。
なので蹴りと突きは相手の体に本気でたたき込むことになります。

少林寺拳法といえば普段は「寸止め」の筈なので、相手の体に研鑽を積んだワザを叩き込んだはずはないはずなのですが、相手を見ている限りではまったく自信が揺らぐことはないようで、もともと向こうも極真のルールという土俵の上で戦うことは想定内であったというのが僕の印象です。

その他の細かなルールがあったのかどうかは僕には分かりません。
上位の者同士の話し合いで決まったことで有り、なにしろこの師範代と世間話などとても出来るような間柄ではないので細かなことは分からないのです。
しかも、この師範代は普段から無口な方でした。

試合開始の前に、僕ら極真側は壁側に、少林寺側は窓側に一列に相対するように正座しました。

お互いの代表者である極真の師範代と少林寺の黒帯が前に進みでて、試合開始の合図を冷静に待っていました。
極真側からひとり審判役がでましたが、この人も素人と云えば素人なのであまり意味があったとは思えません。

忘れられないのが、このとき少林寺の黒帯の方が連れてきた仲間の方に振り返ると、突然、こういいました。
「おい、おまえら、もしオレが負けるようなことがあっても絶対に手出しするな」と。

当然のことながら僕らはそんなことをするつもりはまったくありません。
イレギュラーな他流試合とはいえ、そんなマネをするはずがないのです。
この発言には正直驚きました。

ちなみに場に仁王立ちしたうちの師範代は20代後半の若者でした。
少林寺側はもう少し上の30代前半に見えました。

体格はうちの師範代は170センチ前半でガッチリとした体格ですが、それと比較しても少し背が低いくらいで、体格は似たような物でした。

さて、一礼を済ませた後、審判役の「始め!」の合図と共に試合が始まりました。

すぐに構えを取りながら極真が少しずつ間合いを詰め頃合いを見て強烈な下段蹴りを少林寺の相手の腿に放つと、間髪入れずに詰め寄り、そのまま下段突きを相手のボディに何発か叩き込みました。

この瞬間で、実際の試合は終わってしまいました。

この後はもうほぼ無抵抗になった少林寺側はなすすべもなくただ痛めつけられているだけでした。

後で試合を見ていた「同僚」の言葉を借りれば「人間サンドバッグ」だったことは確かです。

試合はあまりにもあっけなく一方的に終わってしまいました。


【少林寺拳法VS極真空手まとめ】

一言で言うのなら、この他流試合の結果はもう勝負というほどのことではなく、ただ単に極真側の一方的な攻撃で試合は終わりました。
この原因なのですが、最初の一撃で「少林寺側が戦意を喪失した」というのが正しいと思います。

圧倒的な力の違いを最初の一撃で見て取って諦めたのだと思います。

やはり普段は寸止めの拳法でフルコンタクトに挑むことに無理があると僕は思います。
そこには「越えられない壁」がやはりあると思うのです。

少林寺拳法の有段者による反撃というか、攻撃の手数は僕が見ている限りでは一発も打ち返せませんでした。
この点ではいつもうちの師範代に練習組み手でボコボコにされ、最後は回し蹴りを側頭部に喰らって床にへたり込む僕らと何ら変わりがありません。

僕らの場合は、練習のために何発か打ち返させてもらえますが、この試合の場合はそうさせてもらえなかったと言うだけのことで、あの試合を見た限りでは、実戦的とはとても言えないのではないかと思います。

強烈な一撃を喰らうとどうなるか、と云うことはやはり殴られないと分からないと思うのです。

例えば腿の急所に下段蹴りをまともに食らうともう足は動きません。
極真である程度研鑽を積んだ者の上段回し蹴りをノーガードで喰らうとそのまま病院送りになります。

特に初心者がこのクラスを相手にするとちょっとガードを下げると瞬間的に打ち込まれます。
この為、腕を下げるなと何度も教わるのですが、みぞおちにガツンとやられると痛みのため本能的に腕を下げてしまいます。
こういったことはすべてやられてみないと分からないと思うのです。

最後に言っておきますが、極真の師範代は後半は明らかに手加減していました。
これは間違いありません。
たぶん実力差を感じて本気で打ち込むと危険、だと判断したのだと思います。
ただし、ボディへの攻撃は手加減したかどうかは分かりません。

それが証拠に少林寺の方はちゃんと歩いて帰りました。
少なくともうちの師範代が本気になって回し蹴りを頭部に打ち込んでいたのならその時点で立ち上がることはありません。
ガードはがら空きだったのでクリーンヒットを決めるのなど造作もないことでした。

彼が試合の間、おそらく2分ほどだったと思いますが、ボコボコにされながらもとりあえず「立っていた」のは手加減があったからです。

この人生の中でこんなこともあるのか?と云うほどの珍しい試合を見させていただきましたが、いったいなぜ、彼らが突然殴り込んできたのかはよくわかりません。
ですが、相手が悪すぎたことだけは確かです。

関連記事

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL