ブログなんかめんどくせえよ

低山ウルトラライト登山/トレッキング/ハイキング専門です。なので装備や道具[ギアグッズ]のレビューは偏っています。防災を兼ねたアウトドア系サバイバルグッズやデジタル関係、モバイルバッテリー・ミリタリー系も大好物です。最近はBluetooth中華イヤホンや防水スピーカーもです。PS4とXboxOneはFPS系が多いです。
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オススメ・ノンフィクション 珍夜特急&シャドウダイバー

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【シャドウダイバー】 早川NF

レックダイビングと言われる深度60-70メートル以下の深海探索を行うダイバー達の物語です。
僕はこの世で最も危険なスポーツはクライミングかと思っていましたが、この本を読む限り深度限界近くに挑むレックダイバーの危険度も相当なものです。

アメリカ全土で1000万人はいると言われるダイバー達の中ですらレックダイバーといわれるのは200-300人ほどしか存在しない過酷な挑戦者達の実話です。

幻覚幻聴など当たり前。
パニックに陥って急浮上してしまい減圧症で体中の血が泡立ち苦しみ抜きながら絶命していく。
そんな凄惨極まる深海ダイバー達がある日ニュージャージー沖に沈む一隻のUボートを発見する。
そのUボートはアメリカにもドイツにも記録が見つからず、なぜそんな場所にUボートが沈んでいるのか誰も分からず、その謎を解き明かすために若きレックダイバー達の挑戦が始まります。

アメリカ沖の海底に鎮座するUボートという上質なミステリーと限界に挑むダイバー達の意志が絡み合い、ひとつひとつパズルを組み合わせるように命をかけて深海の謎に挑む男達の凄惨な物語。

僕が読んで印象的だったのは「高価なものや思い出の品をなるべく持たない」というレックダイバー達の哲学です。
この理由は「道具に執着する」と死を呼び寄せることになるからと言えます。

例えば「友人にもらった思い出のナイフ」を持って深海に挑むとします。
そのナイフを、あっという間にパニックに陥る海底で落としたとします。
そうするとナイフに執着して探そうとしてしまう。

一瞬の判断ミスが死を招く海底ではそれが生死を分けてしまうのです。
この為レックダイバーは落としたりしても探す価値もない安物の大量生産品を好んで使うなど、死と隣り合わせの環境に身を置くからこその知識などとてもおもしろいノンフィクションとなっています。



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【珍夜特急】 AmazonKindle

沢木耕太郎の不朽の名著である深夜特急のバイク版です。
沢木の深夜特急は旅好きなバックパッカー必読の書ですが、その後に雨後の竹の子のように出てきた類似の書籍は沢木の筆力の後ではどれを読んでも物足りなさが残り、さすがに日本で名をはせるノンフィクション作家の実力を思い知るわけですが、久々に出てきた才能ある若手が世界をバイクで旅するノンフィクションです。

この本の面白さは保証しておきます。
バイク好きはもちろん旅好きもぜひ一読しておくと良いでしょう。

こちらのシリーズはファーストシーズンとセカンドシーズンで構成され、ファーストはインドからポルトガルのロカ岬をめざし、セカンドではカナダから始まり旅の終点はアルゼンチンまで至ります。

ファーストが全六巻、セカンドが全九巻で構成されているので全部合わせると15巻の大著ですが、軽いので一気に読み進められるでしょう。
この本を著した時点で著者は物書きではありませんが、細かいことを抜きにしてもストーリーテラーとしての才能を感じます。

こちらの本はAmazonKindleの定額課金で全巻読めますので、もしまだAmazonアンリミテッドに加入していないのなら一ヶ月間は無料でよめますのでその間に全巻読破してしまいましょう。
最後に書いておきますが、アンリミテッドの自動更新は「無効」にしておけばより安心です。







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