ブログなんかめんどくせえよ

低山ウルトラライト登山/トレッキング/ハイキング専門です。なので装備や道具[ギアグッズ]のレビューは偏っています。防災を兼ねたアウトドア系サバイバルグッズやデジタル関係、モバイルバッテリー・ミリタリー系も大好物です。最近はBluetooth中華イヤホンや防水スピーカーもです。PS4とXboxOneはFPS系が多いです。(無断転載不許可です。)
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山用のカメラを考えてみる スマホを超えるデジカメはあるか?

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五月頃にちょうど登山用カメラが欲しいと云うようなことを近況に書きましたが、先日、Twitterで似たような方が居たので少し話しているうちに登山用カメラについてまとめておくことにしました。

【登山とデジカメ】

ご存じの通りコンデジも一眼レフも厳しい状況に追い込まれつつ有り、特にコンデジは既に死に体と化しつつあります。
一眼レフ市場も長期的に見れば危険な水準に達する可能性も否定できず、消滅はしないでしょうが厳しい状況が垣間見えています。

原因はもちろんスマホで、僕が確認している限りでは数年前から1-3万の程度のそこら辺のコンデジでは既にスマホの画質に太刀打ちできなくなっています。

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僕は元々サイバーショットのDSC-TX100Vを購入して登山用に使っていましたが、今から考えれば登山用コンデジでは「使い勝手は一番良かった」と思います。

登山用としてよかった点を上げればいくつかありましたが、
  • ■画質が当時のスマホと同レベル程度はあった
  • ■比較的起動が速かった(0.9秒)
  • ■大型のスライド式レンズカバーが秀逸だった

特にサイバーショットが登山用に推薦できた理由が大型のスライド式のレンズカバーです。
前面を覆うタイプのためグローブをしていても使いやすく、スライドを下げれば自動的に電源がオンになりそのまま撮影態勢に入ることができました。

しかも収納時もレンズを物理的にスライドカバーが覆い隠すため安心感があり、このタイプはレンズが繰り出し式ではないので起動が速めだったこととサッと収納できるスピード感もありました。

これは大変気に入って山カメラとして活用していたのですが、不満が出てきたのが「画質」です。
毎年新発売するiPhoneのカメラ画質が年々向上し、僕のように才能はないがとりあえず写真を拡大して修正するような人間ですと、コンデジ高画素機は「油絵」のように補正してしまうのでそれが特に酷かったSONY機に満足がいかなくなってきたのです。

この頃既にiPhoneの方がいくらか画質が上回ってきたと感じ始めていたこともありました。

そこで確実にスマホ以上の画質を得たいと検討するとコンデジでは同じくSONYの名機中の名機であるRX100ならiPhoneの画質を完全に凌駕することが可能だと判断した次第です。

そこからRX100に買い換えましたが、狙い通り「画質」という一点ならスマホはまったく太刀打ちできません。
ちなみに2017年の今でもRX100は手元にありますが、iPhone7でもRX100にはまったく勝つことはできません。

ところがRX100は画質は最高なのですが、これまた登山に何度も持ち込んでいると不満が出てきました。
  • ■重い
  • ■起動が遅い
  • ■傷だらけになる
  • ■繰り出し式のレンズが邪魔

何度でも言いますがRX100の画質は本当に素晴らしいです。

ところが山ではやはり使い勝手の面でちょっとした不満が蓄積していきました。
ポロッと落としたりして傷だらけになり、起動も電源オフもちょっと遅いのでイラッときたり、242グラムという重さに耐えられなくなってきたりしていたところに、登山中の湿気でやられて撮影不能になったのが決定打となりました。

1300メートルほどの低山でしたがその日は猛烈な風が吹いていて、あたりは霧で視界がかなり狭められていたのですが、時々視界がフッと開けた時を狙ってRX100で撮影したり、動画を残したりしていたのですが、気がつくと雨も降っていないのに全身びしょ濡れでカメラも内部から曇って撮影した写真は白くボケてしまっていました。

何のことはない強烈な湿気を含んだ強風に打ち付けられて雨が降ったのと何ら変わらなかったというわけです。

この頃にはハードに出し入れしてガツンガツンと落としていたりしたので既に外装は傷だらけになっていましたので、RX100を山カメラとしては引退させて自宅にて余生を送らせようと決意した瞬間でした。

結局この日はそれ以上撮影することができず、当時の非防水のiPhoneではそんな時にカメラの代用として使う事もできず、なすすべなく下山したものです。

【防水カメラを購入する】

やっぱり山では耐衝撃性と防水は必須だと思い至ったわけですが、RICOHのゴテゴテした防水カメラとオリンパスのTGシリーズと迷いに迷ったあげく、評判の良く軽かったオリンパスのTGシリーズの防水カメラを購入したわけですが、これが一言で言えば単なるゴミでした。

もう画質が悪くて話しにならないのです。

購入前に価格コムのユーザーが撮影したサンプル画像を何度も確認したわけですが、いざ低山で撮影してみると防水カメラから吐き出される絵はスマホの数段落ちの画像でした。
晴天で光のある場所ではなんとか見られるレベルですが、ちょっと薄暗くなると途端に画質が大幅に低下してしまうわけです。
薄暗いと言っても晴天の樹林帯で気になるほど暗いわけではなく、光が直接来ていないだけです。

その前に使っていたRX100の画質が良すぎたので余計にそう思うところもあるわけですが、それにしても限度を超えた絵で、かえってPCで確認してみると オート撮影でまともにピントすら合っていない訳です。
正直これは故障だと思ったわけですが、オリンパスのカスタマーセンターに問い合わせて色々と聞いてみると防水カメラはそんなものと言う結論を出しました。

何しろカスタマーセンターの方が「防水カメラはそんなものです」と言うのでやはり「そんなもの」でしかないのでしょう。
水中で使うのでもなければとても納得できるレベルの性能ではありません。

てっきり故障か初期不良だと思っていましたが、詳しく症状を話して話を聞けば聞くほど「これが正常」だと思った次第です。

例えばピントが合わないにしても毎回ではないのでそういう性能としか云いようがないのです。

防水カメラはそのまま処分してしまいましたので、登山では一度しか使うことはありませんでした。
ちなみに防水デジカメの画質レベルですが、最高の条件でもなければ「ガラケー」レベルでした。

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【パナソニック超軽量薄型カメラXS3を買ってみる】

そこで次に目を付けたのがパナソニックの軽量薄型のコンデジXS3です。
こちらはなんと起動1秒、重さは100グラムで薄型というウルトラライト登山向きなデジカメでした。

実はもっと小型のデジカメが確かニコンから発売していたはずなのですが、こちらは画質が更に酷く許容範囲を超えていたので論外でした。

ところがXS3は登山用としてのカメラスペックは満たしていたのですが、何回か使ううちにやはりスマホ以下の画質に満足がいかずこちらも処分することになりました。
このクラスのデジカメは樹林帯でもちょっと薄暗いとピントがジージーいって迷ったりもするのでストレスも大きいです。

結局、散々回り道を通ってスマホに帰って行っただけのことでした。

【スマホを超えるデジカメとは】

年々スマホの画質が向上しているので、1番軽くスマホを超えて価格も安いというのはやはりSONYのRX100しかありません。
実売4万円以下であの画質はカメラ界隈でも「名機」と呼ばれるだけのことはあります。

RX100を持ち出されたら入門レベルのミラーレス機では下手しなくても画質は劣ります。
なのでレンズ交換式のカメラでもそれなりの機器を買わないとRX100以下になったりするわけです。

もしくはRX100レベルの各社の高級コンデジもあるわけですが、価格は5万を超えていきます。

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【フルサイズ一眼を超えるコンデジ】

実は晴天の時にだけ撮れれば良いというのならフルサイズの一眼を超えるコンデジがあります。

シグマのフォベオンセンサーを使ったDPシリーズです。

こちらは僕も使っていますが、画質はそこら辺の安い一眼ではまったく太刀打ちできません。
ただし、じゃじゃ馬のようなピーキーな性能のカメラなので誰にでもオススメできるというわけではありません。

夕方以降は撮影不可ですし、単焦点なので寄ることもできず、キチンと撮影しないと失敗写真の山を築くことになります。

それでもほぼコンデジと同じような大きさでフルサイズ一眼を超える絵を吐き出せるという魅力は何ににも変えがたいものがあり、もともと人物を撮影するのが極めて不得手なカメラなので「風景写真専用」にはなってしまいますが、興味のある方は検討してみると良いでしょう。

ちなみに最新のQuattroシリーズは筐体の大きさがミラーレス機並に大きくなってしまったので登山には向きません。

中古しかありませんがDP Merrillシリーズがオススメです。

ちなみに僕はDP2xというMerrillの1世代前のカメラを使っています。
これは初代DPと2代目を共に使っていたのでその延長で3代目に当たる改良版のDP2xを購入した次第です。

【アクションカメラの写真撮影】

基本的にはダメです。
こう言ってしまうと身も蓋もありませんが、初期の頃よりはだいぶ改善されているのは事実なのですが、それでも画質はスマホにすら遠く及ばないレベルで、だいたい感覚的には防水デジカメレベルです。

やはり基本はビデオ機能を中心に作られているのであくまで写真は「おまけ」のようです。

つい何ヶ月か前にもSJCAMのM20を山に持ち込んでタイムラプス機能を5秒に設定して下山まで自動で写真撮影し続けてみましたが、家に帰って確認してすべて写真を消去しました。

そもそもカメラが得意なSONYのアクションカメラでも写真はダメなので、他社では無理というものです。

しかも、写真とビデオの切替を登山中に行うと今どっちのモードかよく分からなくなることも多く、ビデオのつもりが写真になっていたりするので自宅に帰って涙を拭くことになったりします。

そういう訳で「記録写真」のつもりで何でも良いので写っていればいいのならアクションカメラで代用する事も有りですがオススメはできません。

【登山用のデジカメまとめ】

基本的にはデジカメなど必要ありません。
スマホで十分です。
特に防水スマホになってから隙がなくなり、いざという時には雨の中でも撮影する事も可能になりました。
このため、防水デジカメの立ち位置すら脅かすようになっています。

それでもどうしてもと云うのならまず検討するのがSONYのRX100です。
こちらを購入して画質に満足がいかない場合は、入門機のミラーレスや一眼でも満足いかないと思いますのでそれ以上のレンズとカメラを必要とします。

昼間限定で、小ささと軽さを追求しながら超絶画質が見たいというのならシグマのDP2xかDP2 Merrillシリーズで決まりです。
ただし、既に「中古」でしか手に入りません。

その代わりに幾らか手ごろな価格で入手可能です。

そうでなければある程度の投資をしてミラーレス機かフルサイズ一眼の出番です。
あくまで趣味なので一眼に三脚も楽しいと思います。

よく登山中にバックパックと背中の間になぜか子どもを背負いながら、前には一眼の大きなカメラバッグをぶら下げて頑張っているインドの苦行僧のような人を見掛けますが、そういった方々に「漢の登山」というものを教わったような気も致します。


名機中の名機です。
発売からだいぶ立ちますがいまだに第一線で通用する性能があり、iPhone7でも画質ではまったく太刀打ちできません。
僕が買ったときは6万近くしましたが、これが4万以内で新品が手に入るとは驚きです。
マクロの撮影が苦手なところが玉に瑕です。


一眼を軽く超えるコンデジ。その画質を見れば納得の超高性能機ですが、昼間しか役に立たず、扱いはピーキーです。
ですが、これにしか撮れない絵が有り、使いこなせば奇跡の1枚が撮影できます。
最新のQuattroは大きいので登山向きではなく、DPシリーズかMerrillを中古で狙いましょう。
DP2xは事実上の初代DPのアップデート3台目なのでだいぶいろいろと改善されているので中古なら2万円前半で程度のいい物が手に入ります。

登山でつかう場合はサードパーティー製のオートキャップレンズカバーを一緒に買っておくと即座に撮影できるので便利です。

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