ブログなんかめんどくせえよ

低山ウルトラライト登山/トレッキング/ハイキング専門です。なので装備や道具[ギアグッズ]のレビューは偏っています。防災を兼ねたアウトドア系サバイバルグッズやデジタル関係、モバイルバッテリー・ミリタリー系も大好物です。最近はBluetooth中華イヤホンや防水スピーカーもです。PS4とXboxOneはFPS系が多いです。
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wild things/ワイルドシングス TACTICAL WT1.0 軍用ウィンドブレーカ/登山や自転車に

まとめ
★軍用ウィンドブレーカーとしては最軽量クラス
★頑丈な生地
★プルオーバータイプ
★無理矢理なら登山にも使える


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wild things TACTICAL WT1.0軍用ウィンドブレーカです。 おそらく購入者も少ないので、レビューも少ないと思います。

タグは、WTタクティカル。ワイルドシングス社の軍事専用ラインになります。 アメリカ軍特殊部隊向けの衣料を製造しています。

これはADSカタログ掲載品ですが、コントラクトナンバーはありません。 ECWCS/極寒冷地衣料システムでいえば、Level4に相当します。いわゆるウィンドブレーカーと考えて差し支えありません。

購入したのはマルチカム柄のSサイズ。 フィット感は、多少のゆったりフィット。だぼだぼではありませんが、厚手フリースなどの上からでも余裕を持って羽織れます 全体のシルエットしては、いわゆる3/4ジッパーのプルオーバータイプ。ジッパーはYKK。 素材はナイロン100%。メーカーサイトによればナノシリコンを生地に練り込んだ物だということなので、これはいわゆるシルナイロンと同等の素材だと思われます。

しかし、登山用のシルナイロン製ウィンドブレーカとは質感がかなり違う感じです。シルナイロンはすべすべした感触ですが、これは表面生地がざらついています。70デニール生地なので、素材としてはかなり厚めの生地で、引き裂き強度や耐摩耗性はナイロン地としてはかなり強い部類にはいります。

購入したのはヨルダン製なので、縫製があまり良くありませんが、その分、激安ともいうべき価格なので、US製とどちらをとるかということだと思います。 余裕があって、価格が納得できるのならばUS製を手に入れた方が、問題は少ないですが、極めて手に入れにくいのと、縫製以前に細部の詰めが甘いウィンドブレーカに感じますので、ミリタリーマニア以外にはとてもオススメできません。

最新の登山用ウィンドブレーカの方が,いろいろな面で出来が良いと思います。

例えば、裾を絞るドローコードのあまった部分を留めるベルクロなどがなく,裾を絞るとコードがかなりブラブラして,登山などではここに枝などを引っかけると危険なことも考えられます。

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胸の部分はハーフジッパー。当然のことながら、しっかりとジッパーカバーが付いています。これにより、風の侵入を防ぎ、内部の熱を外に逃がしません。アウトドア系では必須の機能です。 ジッパーを一番上まで閉めたときに、顎にジッパーが当たって不快な感触がしないように、チンガードもきちんと付いています。

左胸の唯一の大型ポケットは、匍匐しているときでも右手が自然に入る考えられた位置に取り付けられています。狙撃時などもそのまま最小限の体勢変化で物を取り出すことが可能ですが、普通に生活していたら狙撃することは永久にないので、ただひたすら男の衣服としての評価しかできません。

ジッパーはすべて金属製です。最近の軍用品のジッパーはプラスティック製が多いのですが、なぜかすべて金属製です。ここは耐久性を考えてのことだと思われます。ただし、すべてかなり細めのジッパーが使われています。 胸ポケットの内側は全面メッシュ製。 ぬれた物を乾かしたり、ジッパーを開放して、ベンチレーションにするためでしょう。 ジッパーを全開にすると、かなり開きます。だいたいお臍あたりまで、一気に開けられ、籠もった熱も一気に開放されます。

袖はゴムで伸縮するタイプ。軍用は基本的に汎用性を考えてベルクロタイプが多いのですが、これはゴム。 おそらく汎用性よりも「軽さ」を取ったものと思われます。



ウエストは、ドローコードで風による裾のバタツキを押さえられます。これにより、登山はもちろん自転車用途にもつかえます。しかもスワローテイルになっていて、背面の裾が長いので前傾姿勢を取っても裾がずり上がりにくくなっています。

フードは邪魔にならないように、襟に収納できます。ジッパーで開閉し、フード自体は、かなり小さめでぴったり顔を覆うタイプ。 かなりピッタリサイズなので、ワイヤーなどの細工は不必要です。 収納式全体でいえることですが、あくまで緊急使用だと理解して下さい。多少の雨風を一時的にしのぐ使い方に特化しています。 本格的な寒冷地ではlevel6に別体の専用フードを取り付けて対応します。level7も収納式ですが、この収納式はそもそも凍傷が考えられるシビアな環境下では、顔に凍傷をおう可能性が高く、吹雪などの命に関わる天候時には役に立ちません。

襟周りは、かなりタイトに首を保護します。これにより、首からの放熱が押さえられ、風の吹き込みも少ないです。 実測値で重さは213グラム。 最新の7デニールを使用した登山用ではないので、性能と軍事用としての耐久性をバランスさせたということだと思いますが、耐久性重視の軍用としては200グラム前半というのは、驚異的に軽いといえます。 僕は、個人的にはプルオーバータイプが好きではないのですが、プルオーバータイプは、絶対的に軽いので、ウルトラライト登山などに使用するときには、大きな利点になります。

このWT1.0は、耐久力のある生地を使用して、軍用として200グラム弱という驚異の軽さを実現し、なおかつ汎用性の高いウィンドブレーカであるというのが一番のメリットでしょう。 おそらく、フード付き軍用ブレーカーとしては、世界最軽量クラスではないかと思います。春先から秋口まで使えるうえ、真夏の冷房対策としても使えます。

自宅にて、簡易耐水テストを行ってみました。

生地自体の耐水性は、最新の撥水処理された登山用ウィンドブレーカとほぼ同等に見えますが、しばらく水道水を勢いよく当てていると縫い目からは、じっとりと、しみ出すように漏れます。

これはすべてのウィンドブレーカーがそうなので仕方ありませんが、細かいことをいえば登山用ウィンドブレーカと完全に同等とは言えません。

小雨程度は長時間でなければ十分持ちこたえられますが、最新の登山用ウィンドブレーカーの撥水性と比較すると若干劣っていると思います。 耐風性能は、生地が厚手のためかなり高いのですが、表面生地がざらついているため雪などが付着するとどうなのか、ということも気になる点です。

本家本元のECWCS GEN3 LEVEL4が、フードがないので、正直、何のためのウィンドブレーカなのかよく分からないところがありますが、これは収納式のフードを備えているため、登山にも十分に使えますし、生地が厚いのでどちらかというと寒い時期の行動用という位置づけで活用できると思います。

いろいろと欠点なども書いてきましたが、僕はマニアなので、登山でウィンドブレーカとしてなら、当然のことのように投入しますが、あくまで趣味なので、ミリタリーマニア以外にはとてもオススメはできません。 

僕の場合は、本格的に登山に投入可能なミリタリー服は少ないので、使えるモノは何でも使うというスタンスです。



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こちらは、NWUという珍しいカラーで、しかもMade in USAなので高いです。
ヨルダン製を見つけられれば1万くらいだと思います。






登山で使う単眼鏡 サイトロンTAC-M728 ミリタリー系軍用モノキュラー


まとめ
■最短焦点距離は2.2メートル
■全防水
■自衛隊納入品
■ミルスケール入り
■夜でも明るいレンズ


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迷彩柄のケース入りです。

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すみません。ミルスケールを撮るのが難しくて傾いてしまいました。

実は、こちらの記事で購入したマルチモノキュラーを返品して、TAC-M728軍用モノキュラーに買い換えました。
マルチモノキュラーが別に悪いわけではないのですが、家で何回か試して、やはり重いとはいえミリタリーマニアとしての納得できる買い物はM728だろうということで、約2倍重くなるのを覚悟して、M728にしてしまいました。
マルチモノキュラーと比べれば劇的に重くなりますが、以前の双眼鏡からすれば約半分の重さな訳で、自分をなんとか納得させることに成功しました。

大手電気店で交換はこころよく引き受けてくれましたので、差額を払って購入しました。

TAC-M728自衛隊納入モデルです。
これを聞くだけでやはり購入意欲はそそられます。

東日本大震災のあと、1年後になりますが被災地に行きました。
もともとどれくらいの復興状況なのか見たかったのと、現地で少しでもお金を使ってこようとひとり旅に出たのでした。

ホテルは一階が津波でやられ、1年後のいまだにエレベーターが故障したままでした。

明くる日のお昼に気仙沼の仮設食堂に入ったときのことです。
おいしく食事を頂いて、会計を待っているときのことでした。

その食堂のオヤジさんが、前で会計をしているおばちゃん連中と会話していたのが聞こえてきました。
「自衛隊は本当に凄い。どれだけ私らが感謝しているか分からない」と声を大きくして熱く語っていました。
被災地に全力で自衛隊が出動しているのは知っていましたが、現地の方からこれほど感謝されているとは知りませんでした。

もともと僕はミリタリーマニアですが、自衛隊のモノを集めないのは、「本物」が手に入らないからです。
特に自衛隊の被服などは「桜マーク」入りの本物は市場には絶対に出回りません。

なので、今回のM728には自衛隊が使っているというだけで欲しくなるのはやはりどうしようもなかったみたいです。



【TAC-M728のスペック】

倍率:7倍
対物レンズ:28mm
プリズム:ダハ
レンズコーティング:フルマルチコート
1000m先の視界:128m
実視界:7.3°
ひとみ径:4.0mm
明るさ:16
レティクル:100/100
重量:145g
サイズ:120×39×39mm



実測値の重量は148グラムなので、誤差等を考えるとほぼ正確な重量です。

実際に試したところ、他のブログやカタログなどでは最短焦点距離が5メートルになっていますが、約2.2メートルで焦点が合います。
きっちりメジャーを使ってはかりましたので間違いないかと思いますが、多少の誤差を見ても約2.3メートルで焦点が合います。
他のブログとは計り方が違うのかと心配になりますが、とりあえずこの数値で間違いないかと思います。

なので、この焦点距離の長さで躊躇していた方には、朗報だと思いますが、これを美術館等で使うことはちょっとオススメできません。2.3メートルとはいえ、やはり最低1メートル以内まで寄れる方が室内では便利だと思います。
なにしろ、カモフラージュ柄ですし、少し大きいので、こういった用途にはビクセンのマルチモノキュラーやケンコーのリアルスコープの方がよろしいかと思いますし、少なくとも周りの方が引くことはないでしょう。

M728のレンズは、すこぶる明るいレンズです。明るさ値16というと相当ですが、それに見合うだけの能力があります。
僕はめがねはしていませんが、覗いたときの見やすさも抜群でした。
見口を折り返せばめがねの方も問題なく使用できると思いますが、マニアではないのでそこの所はよく分かりません。

こちらのM728は夜でも視界がかなり明るいです。
安い物ですと薄暮時や夜間にはレンズが暗くてほとんど使い物にならなくなりますが、まったく問題なくつかえます。
もちろん灯りが全くないところでは無理ですが、それでも相当よく見えます。
感覚的には肉眼で見るよりも明るく見えるのではないかと思います。

このM728の手ぶれですが、しっかりと握ると手ぶれはかなり軽減されます。
いろいろ試しましたが、グッと鷲掴みにして、見口を瞼に押しつけると、しっかり握れている為か手ぶれがかなり少なくなります。
どうも中途半端に握ると手ぶれするようです。
やはりマルチモノキュラーなどよりも、重くて大きい分、確実に手ぶれが抑えられるようです。

またマルチモノキュラーとの見え味の違いですが、やはり大きくて重い分、きっちり性能は上です。
これも正直にかきますが、登山に持ち込むというのならば、マルチモノキュラーやリアルスコープの4-6倍タイプはベストな選択だと、いまでも思っています。

何しろ65グラム以下ですから、恐るべき軽さとコンパクトさだと思います。
特にこだわりが無く、とりあえずキチンと見えればいいというのなら良い選択のひとつです。

僕のようにミリタリー物に特別な思い入れがあるのでもなければ、登山や室内でも両方使えるマルチモノキュラーやケンコーのリアルスコープをオススメしておきます。

このM728の最大の特徴であるミルスケールは、距離を測る為のモノですが、米軍のM24双眼鏡などと同じくスコープのようにクロスヘアの十字タイプなので、邪魔といえば邪魔ですが、それほど気にならないというか、僕はほとんど気になりません。
ちなみにM24は左筒にミルスケールが入っています。

M728は単眼鏡を覗いているというよりも、スコープを覗いている感覚が強くなりますので、このあたりは好き嫌いが分かれるところだと思います。
ただし、これは軍納入品なので、むしろこれが嫌なら買うべきではないので、致し方のないところかも知れません。

おそらくですが、偵察などで素早く目標物までの距離を測る必要がある為では無いかと思います。
十字タイプですと、目標にあわせた瞬間にミルスケールと合いますから。

ちなみにミルスケールは50ミルまで5刻みでメモリがついています。
ミルスケールの使い方に関しては、たいていどこでも載せているので、わざわざ公式は載せておきません。
簡単に言えば、距離が分かれば対象の大きさがわかり、対象の大きさが分かっていれば逆にそこまでの距離が分かるというモノです。
他のブログでM728を使用して「月までの距離」を計っている方がいましたが、その方によれば誤差1%以内で距離を特定できるそうです。
このように使い方さえ分かれば結構正確に対象までの距離を測距できますが、手ぶれがあるので、正確にメモリを読み取ることの方がむしろ困難で、だいたいアバウトな感覚でもだいたいの距離は分かります。

これで瞬時に距離などが分かるようになれば、もうベテランだと思います。

付属の迷彩柄のケースは、そのままバックパックなどに取りつけられるので、大変便利です。
僕のようにとりあえずマルチカムで統一してあっても、米軍のM81ウッドランドパターンと似た柄なので、特に浮くこともないようです。

注意点というほどのことではないですが、カモフラ柄の単眼鏡なので、フィールドで誤って落とすと、発見できない可能性があります。
迷彩パターンをなめてかかると、フィールドでは2度と発見できませんので、注意してください。

M728は、窒素ガス封入済みの完全防水です。ただし、どんな双眼鏡でも2000メートル以上の高所ではわずかずつガスが抜けていきますが、気にするほどのことではないと思います。
アウトドアでは防水は必須ともいうべき機能のひとつなので、やはり自在に気にせず持ち運べるというのは大きいです。

また、M24双眼鏡などに入っている対レーザーコーティングなどはなされていないようですので、M728を通して景色を見たりしても変な色味がかかることもありません。

対レーザーコーティングは男心はくすぐられますが、通常使う上では、見にくくなるだけなのでこちらの方が良いと思います。

【追記】

実際に登山に何度も持ち込みましたが、やはり少し重いです。
150グラム近い重量は結構ズッシリときます。

ただし、見え味の素晴らしさは価格以上の物があります。
こういった光学系の製品は価格=性能のようなところがあるのですが、加えて単眼鏡の場合は本体の大きさも見やすさや性能に大きく関わってくるので同価格帯のものと比べても性能は相当に高いです。
クリアな視界は一度見てしまうと他のものが選べなくなってしまいます。

実際のところ僕も登山用にマルチモノキュラーかリアルスコープの6倍を買い直そうかと考えたのですが、どう考えても光学性能が数段落ちてしまうので思案しています。



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karrimor SF のマルチカム スモール ユーティリティ ポーチ バックパックに取りつける

まとめ
★MOLLシステム対応
★クレイ社のライセンス済み生地なので、違和感なし
★かっこいい



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ショルダーパッドに取りつけています。少し斜めに取りつけるとモノが取り出しやすくなります。

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MOLLシステムでウェビングテープにがっちりと固定することができる。単純なシステムながら、そう簡単にはとれるようなモノではない。

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内部は1気室で、予想以上にモノが入ります。

カリマーSFのスモールユーティリティポーチです。
これを購入したのは、市販の軍用ポーチの実物で適当なものがなかったからです。
米軍実物のポーチ系はろいろいと販売されていますが、マルチカムのポーチは流通が少ないのか、見つけても売り切れというのが多くて、適度な大きさの使えるポーチはなかなか販売されていません。

もともとカリマーSFのハイドロ30バックパックを使用しているので、実物生地を使用したポーチなら、どれを取りつけても違和感はないのですが、上記の理由でなかなか手に入らないので、同じカリマーSFのスモールユーティリティポーチを購入したのでした。

登山中は、この中にソニーのas30vなどのウェアラブルカメラ、携帯電話・単眼鏡などのすぐに取り出せるモノを中心に入れています。
中で気室が分かれていないので、尖ったモノをいれると当たって傷つくのですが、何よりそのかっこよさと、容量の大きさを気に入っています。



素材はカリマーSFお得意のPUエラストマー加工を施したKs100eなので、1000デニールの屈強な生地となります。
Puエラストマーとは、簡単に言うとポリウレタン加工を施したナイロン生地と云う事になり、特徴として、摩擦に強く、低温特性があり、耐油性・屈曲と摩擦に強く・布地との複合化が可能になっています。

このPUエラストマー加工を施した生地自体は「耐水性」があるということになります。
ここで注意しなければならないことは「防水」ではなく、耐水ということです。

この素材を自宅でテストしてみましたが、やはり相当持ちこたえますが、長時間あてると水はうっすらと通してしまうようです。
ただし、生地の吸う水分はとても少なく、表面素材が水で濡れてしまっても重量増加は最低限ですむと思います。
表面生地には撥水加工が施されていませんので、ここは使用前に撥水スプレーをかけておくと効果的だと思います。

もともとジッパー部分は止水ジッパーを使用しているわけではないので、完全防水を期待するのは無理なのですが・・・

ちなみにスモールユーティリティポーチの下側には「穴」が空いていて、内部に水が入ってしまった場合、ここから抜けるように設計されています。
これはベトナム戦争時代のジャングルブーツが、こういう感じで靴に穴があいていたのと同じ考え方で、水が入るのは防ぎようがないので、入ったしまって水分をいかに早く抜くかという発想だと思います。

これは米軍実物とはちょっと違うのでなんともオススメしづらいのですが、バックパックに取りつけるポーチを探している方には選択肢の一つとして、オススメできると思います。

バックパック記事はこちら
カリマーSF hydro[ハイドロ]30 ミリタリーバックパックを登山に使いまくる

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ECWCS 極寒冷地用被服システムGen3 Level5 ACU ミリタリー登山用パンツ

ECWCS 極寒冷地用被服システムGen3 Level5 ACU ミリタリー登山用パンツ

まとめ
★春から秋まで使用可能
★贅沢な作りと素材




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米軍ECWCS極寒冷地被服システムのLEVEL5のズボンを購入して、登山に投入しています。
ECWCSというのは米軍最新のレイヤードシステムで、各LEVELの被服を組み合わせてあらゆる地域と天候に柔軟に対応するためのシステマティックな衣服の重層システムです。

購入したLEVEL5は、簡単に言うと登山で云う所の「ソフトジャケット」にあたるのですが、少なくとも低山登山では使い道がまったくありません。
ですが、なんとかズボンなら無理矢理投入することができます。
100%化学繊維なので、危険が少ないですし、基本はオーバーパンツですがそのまま履くことも可能です。

購入した製品のラベルのコントラクトナンバーは W911ネティック試作予算。07年製。メーカーはBARRIER WEAR。黒いG3オフィシャルタグも当然付いています。イレギュラーでもないので、コントラクトナンバーも消されていません。

伝統的なカモ柄も好きですが、なんと言っても今はACUです。理由はマルチカムに取って代わられたため、価格が安く、物も豊富に供給されているからです。
といってもいつものお約束で「溢れているときに買わないと、永久に手に入らない可能性もある」のがミリタリーですが。

ADSのカタログによれば、このL5は、明示されていませんが素材はおそらくEPICではなく、milkenでしょう。

ただし、このL5はとんでもなく高性能な複合マテリアルで作られています。耐火レーヨン・耐火ケブラー・耐火ナイロンの混紡素材。これだけ豪華な複合素材は他に見たことがないです。

milkenなので撥水性はせいぜい5分というところでしょうか。
たぶんテストトライアル品やごく一部の初期型だけがEPICを使用しています。もし、これがEPICなら、とんでもなく高性能品な事は間違いなく、登山用なら5-6万ではとても買えないのではないかと思います。

できればEPICが欲しかったのですが、どう探しても出てこなかったため、やむなくADS取り扱いの量産品を購入しました。

このL5は、一見してまず薄い生地で驚きます。初めてL5に触れる人は、その薄さに不安さえ抱くと思います。
僕も驚きました。こんな薄手のジャケットやズボンで何を守ろうとしているのだろう?と。

これでcoldweather?

登山で言うなら今流行りのソフトシェルという分類になります。

ただ、日本ではこの手の撥水性のあるシェルの出番は少ないです。高温多雨の日本の環境では用途が限られてくるからです。雨が多く、湿雪が降る環境ではそもそも防水性のないシェルという設定に無理があり、ソフトシェルを持ち歩くならレインウェアをもつし、透湿性が必要で風を防ぐのなら、ウィンドブレーカのほうが遥かに軽くて役に立ちます。

ecwcsとしても、そもそもlevel4のウィンドブレーカにフードが付いただけで別分類になったようなものですし、これだけ高性能素材で作られたL5があるのに、L4はそもそもどんな時に着用するのかさっぱりわからない。

このL5は、着用想定期間として、むしろ春先から秋口までの使用に適するように思えます。基本はオーバーパンツなんでしょうけど、素材がEPICでなければあまり意味がないような・・・・・。

僕はオーバーパンツではなく、普通のズボンのように履いています。ポケットが貫通式ではないので当然ズボンのようにはけるのです。ポケットの内側は通気性を確保するためのメッシュ構造。

裾はスナップボタンで留めるタイプ。ボタンの調整は2段階。更に裾にゴムが入っています。
膝下までの縦型ファスナーで靴を履いたままでも履けるようになっていて、ウエスト部分もファスナーとベルクロで大きく開閉します。

僕の使い方は、街用と登山用。素材にスパンデックスも混紡されていて、横方向に伸縮性があるので大変に履きやすく、生地もペラペラの薄さなので熱がよく逃げてくれて予想以上に涼しい。裾のファスナーを開け気味にしておくと更に風が通ります。

脚部のカーゴポケットは、ドローコード付きで、開閉はベルクロ。このベルクロが小さめなので、開閉は非常に楽。
ただし、現役の兵士たちにはこのベルクロがかなり不評で、将来的にはベルクロは廃止されるでしょう。
理由は開閉時の音の問題と、メンテナンス性の悪さです。

ウエストベルトループはかなり大きめ。ピストルベルトが通るか試してみたが、ギリギリ苦しい。何とか無理矢理やれば入るレベル。普通のベルトなら、まずたいてい入ると思ってもらっていいです。

これから購入しようとしている方にアドバイス。

かなりどころか相当に複雑な作りなので裾上げ等は不可能。裾の長さははよくよく検討すること。ウエストはベルクロでかなり柔軟に調整できます。

手に入れてみればわかりますが、相当に高性能な見たことのない生地が使われているので、ミリタリーマニアなら、このL5はとにかく手に入れておいて欲しいと思います。


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こちらはマルチカム。米軍実物です。ACUは楽天でも見つからないので最新のOCP迷彩の方を紹介しておきます。

MechanixWear/メカニクスウェア Original Vent Glove 登山で使うミリタリー系グローブ

MechanixWear/メカニクスウェア Original Vent Gloveです。

まとめ
★春と秋に使える
★ミリタリー系でグローブとしてはオススメできる
★なんだか、凄くかっこいい


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グローブというアイテムは、気に入った物を見つけるのが難しいと思います。
登山用でこれほど迷走しているアイテムは、レイングローブと靴かなと個人的には思います。

このグローブも、特に何かが優れている訳ではなく、春と秋の比較的寒いときに限定的に使用している物です。

おそらくミリタリー系を愛する方には、説明の必要もないほど有名なメーカー、メカニクスウェアという会社のプロダクトです。
元々はメカニック用のグローブメーカーなんですが、何故か軍人に愛され、特殊部隊などでもよく使われています。ビンラディンを暗殺したアメリカ特殊部隊のネービーシールズも、突入時にメカニクスウェアのグローブを着用していました。

今紹介しているのは、このとき使われていたモノとは別種のグローブなのですが、メカニクスウェアのベントタイプで、通気性に優れたグローブです。

このオリジナルベントグローブは、夏は暑くてとても使えません。グローブ表面に無数の通気穴があいているのですが、それでも夏に使用するのは無理があります。
ですので、このグローブは真夏と真冬を除いた比較的に気温が低いときに使っています。

説明文をメーカーサイトから引用します。

このモデルは指先から掌、甲の部分までメッシュを採用している為、通気性に優れています。夏場の使用、特に自転車用のグローブとしても人気があります。人間工学を用い、立体裁断を採用している為、フィット感にも優れ、手の甲部分には双方向に伸縮性のあるSPANDEX素材を採用、各指の付け根の部分には細かい指の動きに対応する為に伸縮性の高いシンサレート素材を採用しています。掌部分には耐久性の高いクラリーノ人工皮革を採用しています。洗濯も可能です。

引用終わり

具体的な使用感ですが、まずグリップ力がほとんどありません。
クライミングで使用するわけではないのでこれはほとんど問題にならないかと思いますが、注意するべき所だと思います。
僕はせいぜいが木の枝をつかんだり、ストックを持つ程度なのでグリップ力は必要ないので特に不満はありませんが、何かをつかんでぐっと滑らないようにする用途では不向きだと思います。

耐久性は5-10回程度の使用ではまったくもって劣化した感じはありません。
洗濯は毎回していますが、毛羽立ちもよれた感じもありません。
耐久性はそこそこ強いと思っています。

このベントグローブの優れているところは、通気性が強いので、行動中の使用に適しているのと、柔らかで手を動かしてもしっかりフィットしてくるところだと個人的には思っています。
濡れても素材が非常に薄い為、乾きは速いですが、人工皮革部分の乾きはどうしても遅くなります。

最近はやりのスマホの操作も着用したままできます。導電性の糸が縫い込まれているわけではないのですが、細かな穴があいているために可能になっていると思われます。

僕の持っているタイプは、手首のベルクロ部分が内側で留めるため、時計のボタンに干渉しません。
そのため、時計の誤作動が皆無です。

このグローブをサバイバルゲームに使っている方も多いと思いますが、登山で使うのも十分に有りです。

理屈抜きにかっこいいというデザイン性の高さが感じられる製品でもあり、ミリタリー系のバックグラウンドを持っているのでその背景を含めて着用をかんがえるのもおもしろいと思います。

入手性はあまり良くないのですが、ミリタリー系登山の装備のひとつとして春秋用には考えてみても良いかと思うのです。低山なら行動中は真冬でもいけるかも知れません。その場合は保温を考慮したバックアップグローブを持つ必要がありますが、なかなかフィット感の優れたプロダクトのひとつでもあるので、ミリタリー系登山の入り口としてひとつ考えてみるのもおもしろいと思います。


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ミリタリー低山登山から考える軍用品

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僕は、登山によくミリタリーウェアを着用しています。

最近では、真冬以外はECWCS G3 LEVEL5のマルチカム柄のズボンを気に入って履いていることが多いです。

本当は、登山で目立たない服装というのは褒められた物ではないのですが、僕の20歳位の頃から最も長い趣味のひとつですので、これは辞められないですね。

近年は「ミリタリー登山」というジャンルも確立されつつあるので、僕の場合は「ウルトラライト+ミリタリー低山登山」というのが、正確な表現かも知れません。

山でも時々、その筋の人たちとすれ違います。

チラリと相手の装備に目をやりながら、おっ、ブッシュハットに、あのバックパックはCorpsman Assault Packか、などと思いながら仲間意識に浸っています。おそらく相手も、似たようなことを考えていると思いますが・・・

そこで、ミリタリーウェアマニアの人でも、誤解している方が多いようなので、書いておくことにしました。

タイトルにもあるとおりですが、ミリタリーウェアは決して高性能ではありません。

例えば、雑誌などによく宣伝されるミルスペック規格。こんな物は既に有名無実の規格ですし、実際のところたいした規格ではありません。
現代のまともに作られた物ならほとんどが通ってしまうくらい緩い規格でもあります。

戦闘という生命のかかった場所で着用され、装備され、運用される軍用品は本来的には最も高性能な物でなければならないことも確かなことですが、実際はそういうことにはなりません。

最大の問題は、コストです。

このため軍用品というのは、「単なる安価な大量生産品」にしか過ぎないのです。

よく軍用品はイコール高性能という認識を持つ方がいますが、僕は20年以上のミリタリーウェアマニアとして云っておきます。

とても命のかかったようなシビアな環境に持ち込むような代物ではないい、と。

唯一これだけ云えるのは「とにかく頑丈」な事だけは確かだといえますが、これも物によるとしか言い様がありません。

例えばバックパックの生地で云えば軍用品はたいていが1000デニールのコーデュラナイロン製ですが、登山用でこんな分厚く重い生地はほとんど使われません。普通は420デニールという半分以下の強度の生地が標準です。1000デニールを使った軍用バックパックの頑丈さが分かると思います。その分どうしてもパック自体の重量が増してしまいますが、日常使用ならおそらく一生使える強度を持っています。
注記
さすがに近年では、480デニールほどに強度を落としつつあるようです。

だが、ブーツはどうでしょう?

おそらく民間の物と耐久性は大して変わりがありません。
むしろ安価に大量生産された分、民間の物より物が悪い可能性の方が高いと思います。

軍用品で「超高性能」を持っているのは、極一部の試作品[テストトライアル品]しかないと思った方が間違いありません。

それも制式化され、部隊に支給される頃には、高性能な生地はコスト削減でより劣った生地に変更され、それは民間の登山用品と比べても著しく性能が劣ります。

具体的に挙げるなら、ウェアの撥水性能です。

軍用の撥水性能はとんでもなく低性能です。

対して民間の登山ウェアメーカーの撥水性能はすばらしく、高性能な物は洗濯を100回行っても8割の能力を維持しています。

どしゃ降りの一歩手前くらいの雨でも、強撥水性のある民間の登山ウェアなら10-15分くらいは持ちこたえられますが、軍用最新のGEN3のEPICではない生地のウェアの撥水性は5分がいいところです。

このミリタリーウェアの撥水性に関して、某大手掲示板などでは一部の者が「強力な撥水性」を喧伝していますが、それは間違いです。

テストトライアルで一部使用実績のあるEPIC生地を使った衣服なら、強烈な撥水性を持ちます。現状では最高の性能を有し、登山ウェアの撥水性でもとても太刀打ちできるような物ではありません。

しかしADS取り扱いの軍用量産品は本当に低レベルな撥水性しか持ちません。

それに、致命的な欠陥設計を持つミリタリーウェアも多いのです。

これも具体例を挙げればGENERATION 1のゴアテックス製レインウェア。
表面生地に雪が付着しやすく、透湿性にも問題があり、とてもシビアな環境に持ち込めるようなウェアではありません。雪山になど着ていくと下手すると死にます。
ですが、このことを知っている方はほとんどいないと思います。
一時期、このGEN1はスノボーの人たちから絶大な支持を受け、よく着用している人を見ましたが、軍用ゴアテックスの最初期の設計品で有り、ほぼ欠陥品です。

このように量産された軍用品はいろいろな意味で「高性能」とはちょっと違うのです。
一部民間に先駆けて先進的な生地が使われる事例もありますが、そういった事例は少ないですし、その場合も致命的な欠陥を抱えたまま制式採用されたりしています。

これが世界で最も潤沢な予算を使い、実戦経験豊富な米軍の装備の現状です。米軍ですらこれなのですから、その他各国軍の装備のレベルがうかがい知れると思います。

こう言ったことを頭の中に入れた上で、あくまで街着、低山登山専用として趣味の範囲で楽しみながら「ミリタリー系ウェア」を取り入れていって欲しいと思います。

カリマーSF hydro[ハイドロ]30 ミリタリーバックパックを登山に使いまくる

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いままで登山用リュックはグレゴリーの永遠の定番、デイ&ハーフ33リットルを使用してきました。

はっきり言って不満がなく、強いて上げるとすれば「小物入れがリュック単体では全くゼロ」と言うことだけでした。
一枚の袋に肩ショルダーベルトが付いているとだけ、といってもいいくらいのシンプルを極めたシリーズです。

しかし、今回カリマーSFのリュックを購入したのは、単に「飽きたから」としか言いようがないです。

というわけでいろいろと物色はしたのですが、もともとミリタリー好きなので、マルチカムかACUの軍採用品をと思っていたのですが、なにしろ在庫ありません。

更に軍用は基本的に容量が大きくて、おまけに重いのです。

パトロールパックでも2-3泊を想定しているためそれなりの大きさのパックしか手に入りません。
しかも人気のあるパックはほとんど売り切れです。

当然ですが、軍正規品の場合、まず耐久性を重視で重くなり、容量重視で、とにかく大きいのです。小型のものでも最低40リットルくらいは普通にあります。

いまのグレゴリーが33リットル、これでも少し大きいので次は25-28リットルくらいの容量のものが欲しいなと考えていた身としては適当なものがありません。

そこで登山専用品としてこれまた定評のあるカリマーが軍用ラインを出しているので、一度背負いに言ってみようと考えました。

軍採用品好きとしては断腸の思いでしたが、ないものはないので致し方ないかなとも思います。

カリマーSFはそのラインの一つがイギリス軍に採用されたという実績しかありません。

今回カタログで目星をつけたデルタ25とハイドロ30は採用実績がないので、なんとも購入動機としては弱いのです。

ですが、僕が選ぶとしたらマルチカム柄一択なので、クレイ社の本物の生地を使っていますし、用途が登山用なので、カリマーが作ったのなら、さすがに機能は全く問題がないはずなので、どちらか気に入った方を購入する予定でした。

在庫を調べて背負いにいった結果。

デルタ25の方がオーソドックスで気に入りました。

ハイドロ30はロープロファイルな形が独特すぎて、何か違和感がありました。それに、ハイドロ30は実際のところ容量30リットルもありません。

ショップの人もいっていましたが、とても30リットルもなくもっと少ないと・・。実測は分からないのですが、がおそらく25-28リットルくらいだと思われます。冬山のデイハイクではぴったりくらいの容量なのでこの点はオーケイですが。

正直に申し上げて、オーソドックスで失敗のない買い物という意味ではおそらくデルタ25の方がいいと思います。
ウエストベルトにポケットはありませんが、ベルトがメッシュなので暑さは全く違うと思います。

背面はデルタがメッシュ&垂直にエアが抜けていく構造なのに対して、ハイドロはメッシュのみでウエストベルトで背負うと、背中上部に空間が空いて背中と背面パッドが接触しないタイプです。

このあたりの構造に関しては、ショップでちょいと背負った程度ではよく分かりませんでした。

購入して実戦に投入して初めて評価が定まってくると思います。

結果、なぜかハイドロ30を購入しました。

おそらくいろんな意味で間違いないのはデルタ25の方だと思うのです。
形が正統派でオーソドックスなのです。
重さという意味でもデルタの方が軽いですし・・

しかし、今回はオーソドックスならグレゴリーがあるわけですし、せっかく買うならカリマーが何故この独特なロープロファィルのリュックを設計したのか購入して試してみたかったという思いが強くなりました。防水性もハイドロの方が上のようです。

ウエストベルトに付いているかなり大きめのウエストポーチにも惹かれたというのもあります。


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現状のグレゴリー・デイ&ハーフでカラビナやらポーチやらジュースホルダーを装着するとリュックの全重量は1080グラム。少し重くなるのですが、何しろ背負い心地が良いので重さがかなり軽減されるように感じます。

ハイドロはカタログ値で1200グラムと書いてあり、普通に考えるとこれはかなり重いのですが、嬉しいことに実測値では950グラム程度です。

うれしい誤算です。

ハイドロには、かなりしっかりとしたウエストベルトパッドが付いているので、背負い心地は独特です。

荷物は予想通りあまり入りません。感覚的に25リットル+アルファ程度に考えていた方が良いと思います。

大まかには2気室なのですが、背中側の1気室は主にハイドレーションパック用途です。もちろん薄い荷物も入れられるますが、濡れて困る物はこちらには入れない方が良いでしょう。

全体を見ると、大型のポケットがあちこちに付いているのでたいていのものはサイドやウエストポケット/マップポケットなどに入ってしまうと思われます。

いままでのグレゴリーがポケットがひとつもなかったので、これは単純に便利です。

ただし、背負い心地はグレゴリーデイ&ハーフの方が上だと思います。グレゴリーは背中に吸い付くようにフィットしますので。

数日後に、箱根の明星が岳に実戦投入しました。

荷物の総重量はリュックと食料と水込みで5.2キロ。
双眼鏡とかの余計な装備を減らせば4.0キロ付近まで減らせるますが、まぁ、遊びも大事なので・・・

食料と水、ガス一式、ノースフェースのライトヒートダウン、スクープジャケット、ストック、その他非常用装備など、これだけ入れるとすでにパンパンであと少ししか容量に余裕はありません。冬のデイハイクでちょうど良い容量だとも言えます。

冬とは言え、登りは汗をかきました。

しかし、背中は涼しいままです。

やはりこの点はグレゴリーよりも遙かに優れていると感じました。。真夏を含めて汗をかく季節にはハイドロ30の背面構造は絶大な効果を発揮すると思われます。

個人的には春から夏の季節はハイドロ30がいいと思います。汗をかく事による余計な消耗を抑えられます。

ハイドロは背負ったときにちょうど「く」の字のようになり、背中にメッシュパッドが最小限にしか接触しません。
これが効果覿面にききます。

さすがにザック専業メーカーのカリマーが制作しただけあって、基本的な機能には不満はありません。

後は、気に入るかどうか?背負い心地が体に合うかどうかだと思います。

ハイドロ30は、リュックとしては高額品です。

マルチカム柄で25000円くらい。その他の柄でも21000円。何故マルチカムが高いのかといいますと、クレイプレシジョン社の本物の布地を使用しているからです。これにはライセンス料が発生しています。その分高価になってしまいます。

結論として、ハイドロ30を登山用として考えると非常に満足しました。

軍制式採用品のみを好むマニアには見向きもされないかもしれませんが、これは致し方ないところだろうと思います。
先にも書きましたが、制式採用品は重いし、大型だし、入手が困難だったりと現実的には少し難しいのです。

登山に、ミリタリーテイストを取り込んだ現実的なデイハイク用リュックとしては、このハイドロ30は、機能、形、設計思想ともに優れた物があります。

購入して大きな不満はないと思いますが、出来ればどこかで一度背負うという作業はして欲しいものだと感じます。

もし背負えなくて、絶対に失敗したくないというのなら、おそらくデルタ25の方が問題が少ない、と思います。
こちらも背負いましたが、きわめてオーソドックスな背負い心地で、リュックとしてはごく普通の設計思想なので、ハイドロのように少し尖っていないのです。




追記
実戦投入を二回行いました。

まず、想像通りですが、ウエストでがっちり背負うタイプです。
肩にはあまり力がかかりません。

軍用ラインにしてはウエビングテープがとても少ないです。

背後の中央に一箇所のみ、テープ1つ分なのであまり大きなパックは付けられません。

考えるにすぐに取り出す必要があるが、それほど頻繁に取り出さないものを入れるべきだと思います。
具体的にはファーストエイドパウチがいいかもしれません。

防水性はメインの1気室のみ。

ショルダーパッドの立体的なS字構造は、賛否両論があると思います。
体に合う合わないがあるのです。
少なくとも僕にはあいませんでした。

なので、ショルダーパッドは多少改造してあります。

ザック自体は、独特なロープロファイル構造と頑丈な1000デニールの生地のため、困難な藪こぎ等も楽にこなせると思います。

少なくとも登山用リュックとは一線を画す安心があるのは間違いありません。

通常の低山ハイキングくらいでは完全なオーバースペックかも知れません。

ところどころ取り付けるポーチは、やはりクレイプレシジョン社の実物生地を使ったマルチカムが最も合います。

他社製の似非マルチカムだとかなり色柄が浮くので注意してください。
一番簡単なのは同じカリマーSFラインのポーチだと思います。

あまり大きなものはとりつかないのでよくサイズを確認した方がいいと思います。





追記

冬の使用は、やはりちょっと苦しいです。

容量が足りません。デイハイキングでギリギリくらいですね。
それもかなりウルトラライトな装備でも、容量的には厳しいと感じます。
ハードシェルを脱ぐと、もう入れるスペースがなかったりするので。

やはり立体S字ショルダーを採用しなかった方が良かったのではないかと思います。
合う合わないの個人差がありすぎるのです。
僕の場合は肩が擦れてかなり痛くなります。

ショルダーパッドに米軍のショルダーパッドを充てたら、かなり良くなったので不満がなくなりました。

このバックパックは、単純に「かっこいい」です。


バックパックに取りつけたカリマーSFのポーチに関する記事はこちら
karrimor SF のマルチカム スモール ユーティリティ ポーチ バックパックに取りつける


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追記
記事の厚さを落としたバックパックが発売されたようです。
軽くてお得になっていますので、こちらもオススメです。


600デニールのバックパックです。