まとめ
■エネループ用のモバイル電源
■5V/0.5A確認
■いざというときの備えに最適
■実測値24グラムの軽量
■マンガン・アルカリ・リチウムは使用できない
■スマホなら単三2本で、約40-50%の充電が可能 旧三洋のモバイルスティックブースターと言われていたものですが、今のはパナソニックブランドで同じものが売られています。
これは、エネループなどの単三充電池を使用して、スマホやモバイル機器に充電する為のスティックタイプの超軽量充電器です。
重さは実測値でわずか24グラムなので、いざというときに、単三充電池さえあればスマホやその他モバイル系機器の充電に使用することが出来ます。
簡易電圧計で測定したところ、公称値通り5V/0.5Aがしっかりとエネループ/ニッケル水素電池から供給されていることを確認できました。
何故、モバイルバッテリーではなく、このようなスティックタイプの単三充電器を紹介するのかというと、こういった機器をひとつ所有しておくと、震災などの時に威力を発揮する可能性があるからです。
特に僕は、自宅に30本以上のエネループを所有しているため、こういった機器を用意しておくと、生命線であるスマホなどの通信機器の電力を確実に確保しておくことが可能だからです。
例えばこのUSBモバイル電源を使用すれば、だいたい単三4本でスマホを満充電にすることが可能です。
なので30本ですと、全部使用したとして、約7.5回分スマホを充電することが可能です。
ただ欠点は、市販のニッケル水素系充電池以外は使用できないと云う事です。
アルカリやマンガン、リチウム電池などは使用できず、エネループとエボルタなどのニッケル水素充電池専用品となります。
なので、震災時に慌ててコンビニに走ってもこれでスマホの電力を一時的に確保することは出来ません。
[充電済みのエボルタなどが打っていれば話は別ですが・・・]
自宅などで手元に保管しているエネループが余っていれば、簡単にスマホやその他機器に充電することが出来ます。
なので、モバイルバッテリーがなかったりした場合の最後の砦として機能する可能性もあります。
しかもこのモバイルブースターは、5V0.5Aの電流供給なので、ipadなどの大電流を必要とするタブレットでなければ、基本的にスマホやデジカメ、イヤホンなどのあらゆるモバイル系機器に充電可能です。
これは0.5Aと云う最小の電流を供給するタイプなので、機器との相性が殆どないからです。
なので、エネループを自宅の機器に使用している人は、こういったUSB充電器を1本持っておくと応用範囲が広く、様々なな事に使えます。
しかも、以前に紹介したソーラーパネル充電器などと組み合わせると、更に応用範囲が広がります。
僕としては、このようなUSBモバイル電源が「必須」だとは言えませんし、出先で活用するために持ち歩くというのも市販のアルカリ電池が対応していない以上、絶対有用だともいえませんが、自宅においていざというときに備えるという意味では、なかなか有用な製品ではないかと思っています。
特に電池でスマホに充電するとなると「安定した製品」でないとなかなか難しいので、日本製のこういった製品は大きな信頼性を感じることが出来ます。
僕も何度もテスト使用していますが、全く不安定なこともなく、しっかりとしたスイッチで確実に作動してくれるので、防災用を兼ねてこのようなUSB電源を確保しておくとよいかも知れません。
注記
先の東日本大震災時には、単三・単二・単一は関東圏でも全く手に入りませんでした。
あちこちコンビニや文房具を置いてある本屋を回ると、かろうじて単4電池は入手可能でした。
なので、単3と単1のエネループはある程度の数を揃えておくと、いざというときにいろいろと役に立ちます。
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