AVアンプのセッティング ハード編

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今回はAVアンプでスピーカーをつかう場合の基本事項を少し書いておきます。
あくまでハード的な知見となりますので、DSPのセッテイングはまた別となります。

AVの場合、アンプ側のDSPもかなり重要なのですが、それ以前にハードが整っていないとそもそも必要な音が得られません。

前回も書きましたがAVで「まともな音」、つまりブルーレイのロスレス音源を十全に楽しむくらいのレベルの音を出すには資金力がまずものを言うのも事実です。
残念ながらこれは否定できないことで、真面目に取り組めば幾ら掛かるか分からないほどの青天井になります。

ただし、キチンとシステムを組んでいけばいわゆる「映画館の音」を超えるくらいなら簡単です。

■全チャンネルのスピーカーは同一で揃える必要がある

音色を合わせるためです。それからドライバーの軸の高さを同一にするためでもあります。

唯一手を抜けるとしたらたいした音の出ていないバックスピーカーは予算を削っても良いでしょう。

■スーパーウーファーは高価なものの方が音は良い

問題なのはスーパーウーファーで、本当に質の良いものは気軽に手の届く価格ではそもそも売られていません。
それでもある程度の低音を補完しようとすればスーパーウーファーの筐体はかなりの大きさになります。本来ならスーパーウーファー無しで各スピーカーから必要な低音が得られればそれに越したことはないのですが、そうなるとバカでかいスピーカーにひとつひとつ別途でパワーアンプが必要となりますので現実的ではありません。

特に「映画」を視聴する時に「低音の表現」はかなり重要なので、もっともやっかいな「音の再現」のひとつがスーパーウーファーの選択です。


■下手なセンタースピーカーを導入するくらいならフロントFRでのファントム再生の方が音が良い

センタースピーカーは必ずフロントFRと音色を合わせる必要がありますが、安いスピーカーのセンターはどうにもなりません。

しかもあまりにもセンタースピーカーが小さいとやはり音は良くありません。
画面下に設置するとセリフが下がり、なおかつ音の良いセンタースピーカーは少ないので、普通はセンターを使わずにファントム再生する方が音は格段に良くなります。

ただし、これをすると音の調整がかなりやっかいで、音場の中でセリフのバランスをとるのがかなり面倒です。

またセンタースピーカの置き場所がかなり大問題となるので、大型のセンターを導入できる方は限られてくるでしょう。
一番良いのはモニターではなくスクリーン投影でその背後に大型のセンターを設置することですがコレを出来る部屋の方というだけで既に少数派となると思います。

ですのでモニター使用で良い音を追求するのならセンター無しで調整するのが手っ取り早いです。
スイートスポットが狭くなるのは諦めていただくしかありません。

■音源はブルーレイのロスレスフォーマットを使う

とにかくロスレス音源は圧縮音源と比較しても「音の良さ」が圧倒的に違うため、AVアンプを導入してスピーカを使うのならブルーレイの音源を中心に考えないとまったく意味がありません。

デジタルパワーアンプを使ってはいけない

予算と状況が許すのならデジタルパワーアンプ採用品を選んではいけません。
理由は簡単で「音が悪い」からに他なりません。

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■AVアンプはフラグシップを購入する[スピーカー使用の場合]


わざわざ1番高価なAVアンプをオススメするのはパワーアンプの性能差のためです。

昨今は安く見かけのパワーを確保するためにデジタルパワーアンプ採用品が増えていますが、これが決定的に音がダメなのでアナログパワーアンプ部を奢ったAVアンプを選択する必要があります。

ただし、チャンネル数の多いAVアンプでのアナログは発熱と駆動力にかなり問題が多く、状況を考えながらフロントには別途でパワーアンプを入れたり、振動板の軽いスピーカーを使うなど工夫が必要です。

AVアンプを購入する場合、基本的にフラグシップの中古品を考えるのが一番良いのではないかと僕は思っています。

その場合ですが2007年度以降の製品を狙うべきです。
この年からブルーレイ対応品に切り替わっているからです。

■AVアンプの入門機などの低価格品を買う場合

この場合、ヘッドホンと併せてサラウンド使用を前提としましょう。

PCの場合はサラウンド系のソフトと組み合わせるだけで済んだり、リアル7.1チャンネルなどのサラウンド系ヘッドホンがあるので比較的敷居が低く楽しめるのですが、大画面テレビで安くAVの音を追求しようとすれば、DSPを再現する為に中核に別途でAVアンプを据え、サラウンドヘッドホンを有線でを使う必要が出てきます。

ちなみに僕はSONYのワイヤレスサラウンドヘッドホンの長年のユーザーでしたがブルーレイの時代になってまったく音がついてこられなくなりましたのでAVアンプを核にヘッドホンでサラウンドを追求した方が良いという結論を出しました。

無線系のヘッドホンはそもそも帯域幅が足りないので高音質からはほど遠くなります。

■スピーカーは最低でもトールボーイを使う

ブックシェルフでは必要な低音が出てきません。
この為最低でもトールボーイタイプを設置すべきです。

もともとブックシェルフでも高さを出すためスタンドに設置するのが一般的である為、設置面積自体はトールボーイと変わらず、スタンド込みの価格で考えるとトールボーイの入門機は買えてしまいます。

ですので無理をしてでもトールボーイタイプを選択していきましょう。
この場合、できる限り駆動力の負担の少ない「軽い振動板」を採用したスピーカーを選択するべきです。

手の平サイズの小型スピーカーはそもそも論外です。

■使用するスピーカーの数は多ければ多いほど良い

これらは異論があって当然だと思いますが、例えば僕の自宅では現在8.1チャンネルでシステムを組んでいます。

つまり音に高さを出すための天井設置スピーカ以外はフルでシステムを組んでいますが、これは音源位置を分かりやすくし、更に音場に物理的な広がりを出すためです。

うまく設置するとキチンと「高さ方向の表現力」も出てくるのですが、これはどうもAVアンプのプリ部の性能にも大きく左右されるようで「高さ方向」に関しては表現できないアンプはどうやっても表現できません。

いろいろと試してみた結果、ファントムで仮想的に左右の音を再現するよりも単純に力業でスピーカを複数設置してしまった方が話しが早いのです。

ですのでパワーアンプの余裕と部屋の大きさ、予算を鑑みながらスピーカーはある程度の数を増やしていくことを前提に考えておいた方が良いと思います。





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