【実話】 肝試しに行った廃トンネルの先で・・・・

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この話も完全な実話です。

これは学生時代の話しなのですが、すっかり忘れていました。

先日、知り合いと話しをしていて「最近伊豆によくドライブに行く」といったら「そういえばあのトンネルどこだっけ?」と聞かれて記憶が蘇って来た話しです。

なんとも理解しがたい話しなのですが、僕が自ら経験した話しではないので「適当に楽しんでもらえれば」幸いかと思います。

ちなみに僕も知り合いも「だいぶ前の話なので記憶が不確かな部分がある」のですが、大筋では間違いない話しとなります。


事の発端は学生時代で、同クラスの悪ガキ4人組が伊豆に「肝試しに行く」と盛り上がっていたことから始まります。

仲間のひとりがクルマの免許を取ったというので4人で伊豆にある「お化けが出るという廃トンネル」に真夜中に肝試しに行くと盛り上がっていました。

僕はそのメンバーとはクラスの知り合い程度だったので一緒に行くとか言う話しではないのですが、ずいぶんと楽しそうに「肝試し」の話しをしていたので「伊豆に行く」という事は知っていました。

その廃トンネルの名前とか場所を言っていたはずなのですが、それがもう思い出せません。

ただ、僕と友人での記憶では間違いなく「伊豆半島」のどこかの廃トンネルだったと思います。

そのトンネルで憶えている特徴は「埋められたか、崩落したか」で確か途中で「行き止まり」になっているトンネルです。

当時、けっこう「出る」という事で有名だったはずなのですが、今ネットを当たってみても該当する有名なトンネルが出てこないので、知り合いとも記憶を寄せ合いましたがやはりどこかは分かりません。

悪ガキ4人組は話しでは「その日の真夜中に行く」ということで翌日には結果が分かるわけですが、そんなところにいってまさか何かが「出る」というのも考えていませんでしたので特に興味はありませんでしたが、彼らは「肝試し」を楽しみにしていたのは十分に伝わってきました。

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【肝試しの顛末】

さて、翌日学校に行くと悪ガキ四人組は至って「普通」でした。

だいたい彼らのことなのでもし「何かを見た」のなら「得意満面で言いふらす」でしょうからスグに分かるのですが、特に何を話すわけでもなく、あくまで「いつも通り」だったのを憶えています。

あまりにも普通で「肝試し」に行った話しすら何もないので、僕は「行かなかったのか?」と思ってそのことを彼らに聞きました。

「昨日、みんなで肝試しにいった?」

すると彼らは答えました。

「うん、いったよ。スゲー楽しかった」

「まさかお化けなんか出なかったよな?」と僕が聞くと

「そんなもん出るわけねーよ」と勢いよく答えたので「まぁそんなもんだよな」と思いましたが、次の言葉に僕とその周りで話を聞いていた連中が一気にざわつき出しました。

「お化けは出なかったが、トンネルの中におばあさんがいた」

「?」

「えっ。なんだそれ。おばあさんてなんだ?」

「いや、たいした話しじゃねーんだ。お化けは見なかったけど、トンネルの行き止まりの所におばあさんがひとりいただけだよ」

わかるでしょうか?
騒然となるクラス一同。

要するに彼らの話を総合するとこういうことでした。

真夜中に伊豆の廃トンネルの近くまで男四人で車でのりつけ、そこから先はトンネルの中にわいわい騒ぎながら懐中電灯を頼りに入っていったのです。

彼らは途中でワザと懐中電灯を消したりしてとても楽しかったそうです。

さすがにトンネルの中は「凄い暗闇」でライトを消すと「自分の手すら見えなかった」といっていたので正にトンネルの中は漆黒の闇だったのでしょう。

「あんな暗闇は生まれて始めて体験した」といっていました。

しばらく進むと数十メートル先にトンネルの行き止まりが見えて、懐中電灯で照らすと・・・・

「おばあさんがひとり居て、何かをしていた」

というのです。

彼らの話では「何をしているのかはさっぱり分からないが何かをずっとしていた」というわけです。

あの暗闇の中、真夜中の廃トンネルの奥でおばあさんがひとり一心不乱に何かをしていたというのです。

もちろんそのおばあさんは暗闇の中「ライト」などまったく持っていなかったと言っていました。

クラス中から口々に「それ人間じゃねぇ」と言う言葉がかけられましたが、それを制止したのが彼ら悪ガキ四人組です。

「イヤイヤ違うんだ。あれはお化けじゃねぇ。単なるおばあさんだ。俺らは実際に見たから分かる。あれはただのおばあさん」

「いやちょっとまってくれ。真夜中の行き止まりのトンネルの中にライトも持たずにばあさんなんか居る訳ねぇ」

と皆が口を揃えて反論しましたが、悪ガキ連中は聞く耳を持たずこう言い放ちました。

「確かにライトも持っていなかったのはさすがにおかしいと思ったけどさ、目が暗闇になれてなんか見えるんじゃねーの?見れば分かるけど確かに普通のおばあさんなんだよ。何もおかしくない」

この後、クラス中でやっぱり「それは人間じゃねぇ」という事になったのですが、当の本人達が「ただのおばあさん」と言い張って聞かないのでそれきり終わりになった話しです。

ちなみに彼らはひとしきりおばあさんをライトで照らして見ていたそうですが、何をしているのか分からなかったので飽きてそのまま来た道を引き返して普通に帰ってきたそうです。

もちろんライトを消したら「自分の手すら見えない暗闇」におばあさんをひとり残して・・・

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【エピローグ】

その時のクラスの結論は・・・

「バカは最強」というものでした。

それが人間だったのかお化けだったのかは分かりません。

ただ、真夜中の廃トンネルの先にライトも持たずにおばあさんがひとり一心不乱に何かをしていた、というのはどうやら本当です。

なお、場所なんですが「伊豆半島のどこか」で間違いないと思うのです。
天城トンネルがその手の話しでは有名なのですが、おそらく天城ではありません。

たぶん廃道にあるトンネルで途中で行き止まりになっているトンネルだと思うのですが・・・確か「お化けが出る」と有名なトンネルに行くと云っていたのは僕の知り合いもハッキリと言っていたので・・・。

うーん、思いだしてしまった以上、場所も知りたいところです。

ちなみに伊豆は地元ではないので「わざわざ出かけていく」という事から考えても「それなりに有名な場所」だと思うのですが・・・それとも僕と友人の記憶違いで伊豆と言うよりも静岡県のどこか」かもしれませんが。



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