最近のスマホのGPS精度に驚愕した iphoneとgarmin

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まとめ
■都市部でのGPS精度は圧倒的にスマホが有利
■ランナーやサイクリングの方は「スマホのGPS」を推薦

■登山では有意差無し


最近はGPSデータの比較もあまり行っていませんが、登山においては昔のように谷間や北斜面で軌跡が大きく飛ぶなど云う事は少なくなってきているので、精度においてはあまり神経質になる必要はなくなっています。

ハンディタイプのGPSに対して腕時計タイプはアンテナなどの関係からか初期においては精度が若干甘かったのは事実なのですが、それもここ最近の、数年前くらいから劇的に向上していて、ハンディタイプと腕時計タイプでのGPSの精度差も目くじら立てるような事ではなくなってきています。

もちろん山の北斜面や樹林帯では急激にGPSの精度は落ちますが、それでも実測でだいたい最大誤差は70-90メートルくらいで、余裕をみても100メートル以内の誤差を考えておけば万が一の場合のおおよその現在位置は同定可能だと思います。

ちなみにこれは「みちびき対応」でGLONASSとGPSを同時にONにした場合の話しとなります。

みちびき対応ではない場合やアンテナなどが貧弱な格安GPSロガーなどでは未だに厳しい環境では衛星ロストや軌跡が数百メートル飛ぶ場合も十分にありますのでその点には注意が必要です。

そこで最新のスマホのGPSとガーミンのハンディGPS機でどちらが優秀なのかと云うことを測定しましたので結果をお伝えしておきます。

A-GPS(Assisted GPS)は劇的に有利

結論から申し上げれば「登山」において最新のスマホと最新のGPS専用機で「精度の有意差は既にない」と言えます。

比較的精度に誤差が発生しやすい樹林帯でも、今やスマホと専用GPSはほぼ同一の性能であり、山の稜線上などの開けた地形でももちろんほぼ同一の精度です。

また、むしろ「登山以外の用途」を想定するのならスマホの方が圧倒的に精度は上回っている、というのが現状です。

この差がどこから生まれるのかと言えば「A-GPS」です。

A-GPS(Assisted GPS)とは、スマホが位置を測定するのに携帯電波とWi-FiとGPSと三位一体で活用するので、GPSのみで測定する専用機とはかなり有利な差が出てきます。

これは鉄筋コンクリートなどの室内に入ると更に顕著になり、専用機が大きく軌跡を飛ばして狂う場所でスマホは持ちこたえます。

A-GPS(Assisted GPS)はWi-FiがONになっていれば自動的にその電波を捕らえて位置を補正するので、別にそのWi-Fiネットワークに参加していなくても問題ありません。

Wi-FiさえONになっていれば自動的に付近のWi-Fiを感知して位置を見直してくれます。

携帯電波が圏外でなければ携帯電波を使っても位置を補正してくれるので更に有利です。

登山などでは携帯電波も届かなければWi-Fiも当然のことながら捕らえられないのでスマホも専用機と同程度の精度にしかなりませんが、都市部では携帯電波と付近のWi-Fiで圧倒的に有利になります。

【スマホ VS  garmin】

キャプチャ



こちらはみちびき対応・A-GPS対応のiPhoneXと専用ハンディGPSであるETREX touch35のトラックログです。

場所は中堅都市の市街地となります。

青線がiPhone。
赤線がETREX touch35。

一部で大きく赤線のETREX touch35が崩れているのが分かると思いますが、これは鉄筋コンクリートの中に入ったのでA-GPSが効いている場合です。

GPSが極端に厳しくなる都内などでは劇的にA-GPS搭載は有利になりますので、専用機が既にスマホより劣っている事が分かると思います。

この時の比較はクルマで移動したり徒歩で移動したりを繰り返し、地下なども移動しました。

ざっくりのデータは以下になります。

移動距離46.676キロ  point数 5419地点 iPhoneX
移動距離48.80キロ  point数 984地点 ETREX touch35

iPhoneとgarminで既に総移動距離に2キロ近い誤差が出ていますが、実際はiPhoneの距離の方が圧倒的に正確です。

ポイント数にも着目です。
iPhoneがETREX touch35の5倍以上のポイント記録を行っているにもかかわらず距離は短いと云うことは驚くべき事です。

通常、ポイント記録数が多くなければなるほど距離誤差は大きくなる傾向がありますのでスマホのGPS精度がかなり凄い、のが理解していただけるかと思います。

ちなみにETREX touch35の記録数は任意で選択できるので「最も少ない頻度での記録」を選んでいます。

【ランナーと自転車の方はスマホを活用すべき】

もちろんサイクリングコンピューターを搭載してケイデンスやスピードの実測などは専用のモノを使うしかありませんし、ランナーが心拍やピッチ、VO2maxなどの細かいデータを知りたい場合は専用のウオッチをつかうべきなのは変わりません。

ただ、「距離」という一点に限って言えばこれらの専用機のGPS距離の正確さはスマホには適いませんので、距離に関してのデータはスマホ側のGPSを使うのが最も適当である、ということです。

【まとめ】

都市部においてはもはや最新のスマホのGPSの精度に勝る市販の専用GPSは存在しません。

これが何を意味するのかと言えば「例えばランナーや自転車」の方は専用GPSを持つよりも「スマホを活用」したほうが距離誤差が少なくなるので有利だという事です。

それも走る距離が長くなければなるほどその差は圧倒的にスマホが有利になるという事を意味します。

特に東京などのビルが林立する厳しい場所を走るのならその差は歴然となる事でしょう。

登山においても今やスマホと専用GPSの精度差はほぼ無いと言えます。

みちびき非対応のスマホやGLONASS非対応の古いスマホの方は差が出てしまう可能性が高いのですが、そうでなければいわゆる「精度」ということであるのなら、スマホと専用GPSで精度差はほとんど無く、それよりも都市部での精度はスマホの方が圧倒的に高いと言えますので、スマホアプリ(RUN METERなど)からイヤホンなどに距離データを飛ばすなどしてそちらを参照した方が良いでしょう。

僕も久しぶりにGPSのテストをしてみましたが、みちびきが常時真上に滞空する恩恵は大きいと感じていましたが、それと同時にA-GPS(Assisted GPS)の威力は都市部では絶大だなと驚愕しました。

GPSなので最終的には距離誤差と高度誤差は原理的に絶対にゼロにはなりませんが、その差を小さくするという意味ではA-GPS(Assisted GPS)はそれが有効な範囲ではかなり役に立つという事を実感しました。

と云うわけで都市部で距離を知りたい方は専用GPSは必要なく、スマホのGPSを積極的に活用した方がより正確に近いデータを得られる可能性が高いというのか今回のお話しでした。


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むしろ都市部ではこのようなipod touchを使う方がGPS精度は専用機よりも良いという事になります。


安い最新のスマホでもGPS精度は十分です。

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luna-luna

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